脳出血で左半身麻痺の障害者となって、
もう8年になるけれど
未だにイラッとくることがある。
昨日もあったことだけど、自動車に乗ろうとしたときに
どうしても体が車の中に入らない! 。
いったいどうしたんだろう、と思った瞬間、
左側を見た。そうすると、なんと左側の方が
車のドアに半分引っかかっているではないか!
未だに左半身は「感じる」ことができていないんだ。
ということを思い知らされた瞬間だった。
僕は、左半身麻痺といっても
一般の人が考えているような
左半身がいわゆる「動かない」といった
「運動麻痺」だけではなく
重度の「感覚障害」といった障害もあるのだ。
この障害の症状は誰に言ってもわかるものでは無い。
たとえ毎日過ごしている家族さえも
この何とも言えない辛さはわからないであろう。
なんというか、左半分の世界が「存在しない」
というか、左半分もし世界を感じることができない」
といったような感覚でもある。
つまり、実際には存在しているのに、
その世界が存在していないに等しいのだ。
この何とも言えない辛さだけは未だにイラッときてしまう
でも、それを誰に当たり散らすこともできない
なぜなら、
この感覚は全く同じような感覚障害を負った人でない限り
誰に分かるものでもないからだ。
だから、 一人イラっときて、少し悲しくなって、
一人黙って気持ちが収まるのを待つしかない。
こんな感覚障害などという障害があることは
ほとんどの人は知らないであろう。
いわゆる「見えない障害」と言っても良いのではないかと思う
投稿者プロフィール
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京都の某経営コンサルタントに従事
神戸の中堅IT企業にてWEBシステム構築や各種企業向けシステム構築のプロジェクト・マネージャーとして従事
神戸にてIT起業を起業し、代表取締役に就任
その後リーマンショックの影響で業績が急激に低下しに起因し、
血圧上昇と同時に基礎疾患のモヤモヤ病により脳出血発症し、
左半身不随の障害者となり会社は廃業、自己破産して、一時絶望
2020年まで障害者枠で非正規雇用の契約社員にて様々な企業に従事
2021年に再起をかけ、半身不随の身体でも出来るビジネスと踏んで
プロコーチを目指しコーチングノウハウを修行
2022年に、いつの日か個人事業主や企業経営者のコーチや個人のライフコーチとしてコーチングビジネスをするスタートする為、コーチング認定試験に合格し、認定コーチとなり、左半身不随障害者でも可能なあらゆる事業展開予定。
座右の銘は平凡ですが「ネバーギブアップ」です。