脳卒中で倒れてから「初めて」本格的な「実務」だ
実際、実務をやり始めると、いろいろトラブル事も起こりはじめている
当初は仕事だから多少のトラブルや行き違いがあって当然
日々発生するトラブルやお客様やクライアントからのクレームを解決することこそが仕事であり
それができてこそ仕事も事業も発展するのだ
だから仕事上のトラブルやクレームは恐れてはいけない
と思っていたが、
ここにきてトラブルやクレームが発生すると
やっぱり自分はまだおかしいのではないか
という不安に駆られる事ある・・
実は脳が損傷しているせいで
まだ何か会話などの認識力におかしいところがあって、
「周りは気付いているが実は自分だけは気付いていない」
そんなおかしな行動や反応を自分はしているのではないか
と不安に思うことがあるのだ
実際、脳卒中になった人に出る(特に右脳損傷で左麻痺の人に多いらしい)高次脳機能障害
という「本人は気が付かないがその症状は多岐にわたり、記憶障害、注意障害、遂行機能障害、社会的
行動障害などの認知障害等で脳の損傷部位によって特徴が出る障害」が自分にもあり、
第三者からみると行動や言動におかしなところがあるのではないか
だからトラブルやクレームが起こっているのではないか・・
などというという不安に駆られることがある。
やっぱり脳以外の他の病気と違って、
脳が損傷しているという事に対する不安がまだぬぐい切れない
正直言ってこんなことを考えだすと自分が怖くなる
こんなとき・・
もっと自分に自信を持て!
と自分で自分に言い聞かせるのである
でも不安は残る・・
厄介だな・・脳が損傷するって
心までも病気になりそうな気がする、、(:_;)
高次脳障害なんて知らない人が多いと思うので
高次脳障害のことについて書かれた文章を見つけたので、
少しでも理解者が増えるよう以下に記述したいと思います
高次脳機能障害の難しさ
実際に、高次脳機能障害の人々がどんなことで苦労しているか、どのように複雑なのかを実例を挙げながら紹介する。
●高次脳機能障害と分かるまでの苦労
高次脳機能障害の大きな問題点に、発見までの遅れがある。受傷時の病院ですぐに「高次脳障害機能」という病名が出ず、「後遺症なし」と診断されて退院を余儀なくされるケースは未だに存在する。本調査でもCさん、Dさん、そして体験記の鈴木郷さんは自らが高次脳機能障害と分かるまでにそれぞれ時間がかかっている。高次脳機能障害についての知識を持っている病院がまだ少ないこと、社会的認知度が低いことが原因として挙げられるが、これは解決すべき重要な課題である。
●障害の認識
高次脳機能障害の人の大きな特徴として、彼らは自分の障害を認識するのに時間がかかる、という点がある。つまり、自分で自分が「高次脳機能障害者」であるということをなかなか理解できないということだ。身体障害、例えば足が不自由な人であれば「歩けない」という自分の障害に現実の不便から気づかざるをえない。しかし高次脳の場合は当初「自分が事故以前と何か違う」という漠然とした違和感から始まる。そして、多くの人が「死んでもおかしくなかったのに、奇跡的に助かった」という段階を経ているため、多少の違和感を最初ごまかしてしまうのである。「高次脳機能障害である」とはっきりと分かった後でも、イライラする、記憶が続かないなど内面的な症状が多い障害であるため、「これは障害のせいだ」と理解することが難しく本人は非常に苦悩してしまう。
●人によって例外もある
Dさんは割とすぐに自分の障害を理解できたと言う。というのも、病院での検査を通してのことだった。ランダムに並んだ数字を順番に線で結んでいくようなテストを病院でやるうちに、健常者よりも何倍も時間がかかることが分かったのだ。日常生活に不便を感じていなかったDさんはその結果にショックを受けたそうだが、次第に「数字ではっきり表れている」ことに納得し、障害を理解するようになった。
●感情をコントロールできない
コミュニケーション上の大きな問題として、感情のコントロールができないという点がある。これも全員がそうというわけではないが、多くの高次脳機能障害者が抱える問題である。Dさんもいきなり機嫌が悪くなったり、怒鳴ったり、物を投げるようなことがたまにあるという。
Aさんは「一段と子供っぽくなってすぐ親や周囲を頼る、些細なことで大声を出して暴れる、5歳の幼児と15歳の反抗期の子供と21歳の年齢相応のいっぱしの理屈を言う若者が同居している状態でした。」と受傷当時の息子さんを振り返る。以前の健康な状態や、症状が安定している時の本人とのギャップが、さらに周囲にショックを与えるのである。
高次脳機能障害は理解が非常に難しい病気である。外見では障害者と分からないこと、できることとできないことのギャップなどが原因である。例えばDさんはパソコンを扱うのが得意で、自分でブログを作ったり、一通りの操作をすることができるが、コンビニのオニギリを開けることができない。このような例を見ると、例えば職場でも「これができるならこれもできるだろう」という常識が通じなかったり、お互いにその相互理解が難しくなる。
障害の内容も人それぞれに違うため、高次脳機能障害の知識を持っている人でも、もちろん本人自身でさえも「全部はまだ理解できない」(Cさん)と語る。
●何が理解を遅らせるか
それは障害の複雑さにある。高次脳は脳のどこがダメージを受けたかによって症状が全く異なる。Cさんは高次脳と診断を受ける前に自分で図書館で調べて「自分は高次脳だ」と気づいていた。しかし、理解となると「全部は分かりません」と語る。自分でも自分の障害を全て理解するのが難しく、そして人によって症状が違いすぎて高次脳という病気を「こういう病気だ」と定義することは難しいのである。
●受け入れも難しい
自分はそれほどひどくない、と当初たいていの人は思うようである。Bさんも当初家族会に誘 われたときに、「自分はこの人たちとは違う、こんなにひどくない」と言ってなかなか会に参 加しようとしなかったそうだ。
投稿者プロフィール
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京都の某経営コンサルタントに従事
神戸の中堅IT企業にてWEBシステム構築や各種企業向けシステム構築のプロジェクト・マネージャーとして従事
神戸にてIT起業を起業し、代表取締役に就任
その後リーマンショックの影響で業績が急激に低下しに起因し、
血圧上昇と同時に基礎疾患のモヤモヤ病により脳出血発症し、
左半身不随の障害者となり会社は廃業、自己破産して、一時絶望
2020年まで障害者枠で非正規雇用の契約社員にて様々な企業に従事
2021年に再起をかけ、半身不随の身体でも出来るビジネスと踏んで
プロコーチを目指しコーチングノウハウを修行
2022年に、いつの日か個人事業主や企業経営者のコーチや個人のライフコーチとしてコーチングビジネスをするスタートする為、コーチング認定試験に合格し、認定コーチとなり、左半身不随障害者でも可能なあらゆる事業展開予定。
座右の銘は平凡ですが「ネバーギブアップ」です。