この言葉はいつだったか僕が勤めていた会社で教わった言葉
(自分で起業するまでいろんな会社を転々としていたのでどこ会社だったか忘れたけど・・)
意味は、その英語の通り「事前考察」
つまり仕事上で、どんな行動をするにも、
行動する前にあらかじめ起こり得る事態を想定して(できるだけ想定外も含めて)
準備しろということだ
悲観的に想定(最悪の事態を想定して)して準備して、行動は楽観的に・・
とも言われた記憶がある
そして今僕は、
行動する前に必ずこれから行動すること(場所や状況やかかる時間)をあらかじめ
シミュレーションすることを余儀なくされている。
なぜなら、この身体では咄嗟のときにすぐに対応不能だからだ。。
・これから行動する場所に階段はあるか、
・この足でどの程度の時間がかかるか
・その場所に手摺りはあるかないか
・交通機関を利用する場合、時刻表をキチンと頭に入れておく
そこまでしないと
何かミスやトラブル(遅れやこの身体で移動できない場所「例えば手摺のない階段など」)が起こった場合
今までの健常者の頃のように対処できないし、やり直し(引き返してもう一度来る等)が会った場合
とてつもな時間がかかるからだ。
例えば駅でホームを間違えただけで、別のホームに行くだけで、2、30分は平気でかかってしまう上に
その行動は麻痺した足を極度に疲労させるからだ・・
一日に何回も「次の行動に対して」一挙一動を頭の中で事前シミュレーションしなければならない
そして最短で最も疲労の少ない方法を選択していかなければならない
健常者の頃は多少体力に自信があたものだから、「思いつきの行動」で、何か起こってもすぐに対応できるから
そこまで綿密に次の行動とその行動上で起こり得る事態の想定と対処なんてしていなかった。
皮肉なものである
こんな障害者になって初めてプレシンキング(Prethinking)を実践している。(実践せざる得ない)
健常者の頃に今のようにこれほどのプレシンキング(Prethinking)をして行動していたら
もっと違った人生になっていたかもしれない
会社経営も、もっと事前想定(シミュレーション)がしっかりしていたら
たとえ、リーマンショックがあっても、あそこまで苦境に陥らなかっただろうに・・
などと思う今日この頃だ・・
投稿者プロフィール
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京都の某経営コンサルタントに従事
神戸の中堅IT企業にてWEBシステム構築や各種企業向けシステム構築のプロジェクト・マネージャーとして従事
神戸にてIT起業を起業し、代表取締役に就任
その後リーマンショックの影響で業績が急激に低下しに起因し、
血圧上昇と同時に基礎疾患のモヤモヤ病により脳出血発症し、
左半身不随の障害者となり会社は廃業、自己破産して、一時絶望
2020年まで障害者枠で非正規雇用の契約社員にて様々な企業に従事
2021年に再起をかけ、半身不随の身体でも出来るビジネスと踏んで
プロコーチを目指しコーチングノウハウを修行
2022年に、いつの日か個人事業主や企業経営者のコーチや個人のライフコーチとしてコーチングビジネスをするスタートする為、コーチング認定試験に合格し、認定コーチとなり、左半身不随障害者でも可能なあらゆる事業展開予定。
座右の銘は平凡ですが「ネバーギブアップ」です。