僕はさっそく僕ののような脳卒中後の片麻痺でもスキューバダイビングが可能か
僕はエントリー(入水)とエキジット(出水)が最も不安だと伝えた。
特にエキジット(出水)でタンクを背負って
この身体で船に着いた梯子で上がるのは到底不可能だと思う
と連絡をとってみた。
そうしたら
「(入水)とエキジット(出水)は何とでもなります。
それより脳出血の原因特に脳血管障害の状態を診断書等から知りたい」
という回答が来たので、すごく嬉しかった!
(入水)とエキジット(出水)が何とでもなるというなら、
ダイビングが実現できそうだと想ったからだ
僕はもやもや病に起因する脳出血だが、
もやもや血管は小児の頃から小さい頃は虚血発作を起こした事はあるが、思春期頃から
虚血発作もなsくなり45歳に出血するまでは何の問題もなかった事。
出血はストレスによる高血圧が直接の原因だということを伝えた。
たぶんOKという返事が来ると期待した。
でも・・
もやもや病は細い血管があるから、
タンクを背負ってのダイビングの場合、
浮上時に血管に塞栓ができる可能性があるから危険だから
残念ながら「NO」の返事が返ってきた
ショックだった・・
そうか、塞栓の問題があったか!
気付かなかった・・と思った
塞栓とは血液中の窒素が気化して気泡になり血管の血流を止めてしまうことだ。
ダイビングの場合、水中という高圧下に身を置く事になる
そうすると(化学を少しでもかじったことのある人ならわかると思うけど)
高圧になるほど液体に溶ける気体(例えば酸素、窒素、二酸化炭素)の絶対量は増える
ところがj浮上するときは気圧の低い方に(移動)することになる
そうすると、血液に溶け込んでいた気体(特に窒素)は飽和状態に近づいていく
そして飽和状態を超えると気化(気体になる)する
そうすると血液中に気泡ができる
これが血流を止めてしまい、その先の細胞への血液を止め、
酸素供給を止めるからその先の細胞は壊死する
これが減圧症という潜水病だ。もし壊死」する細胞が、もし脳細胞だったら
深刻な機能障害がおこる・・
脳卒中と同じだ
これがいわゆる潜水病の一つの減圧症というやつだ
だから浮上時は必ず減圧停止という定期的に一定時間の浮上停止をする
そのことによって飽和状態を緩和し、
血液中に溶け込んだ窒素が血液中で気化しないように
肺から呼吸で排出させてしまう
これをしないと血液中に窒素の気泡ができて血流を止めてしまうのだ
その辺のことはよく知っている
そのことを忘れていた、、
うかつだった・・と思った。
でも、何だか諦め切れなかった・・
せっかく「(入水)とエキジット(出水)が何とでもなる」と言われたのに
断念しなければならないなんて・・
そこで諦めの悪い僕はもう一度よーく考えてみた
何か「ひっかかるもの」があったから・・
それはもやもや病は「細い血管があるから塞栓の危険がある」という言葉だった
待てよ・・
おかしい・・
細い血管があるから塞栓の危険がある・・?
もしそうなのであれば、健常者でも脳には毛細血管があるではないか
そこで調べてみると、
毛細血管の直径5~10μmで体中に張り巡らされている・・
とあった
だとしたら、
健常者でも「危険」ではないのか
と思った
そうだQ!
問題は血管が細いことではなく、血液中の窒素が気化することではないか
窒素が気化すると健常者でも潜水病(減圧症)になるではないか
「血管が細いことが問題ではない」ではないか!
つまり減圧停止さえキチン実行すればもやもや病かどうかは関係ないはずだ!
僕はその事に気付き、さっそくその考えをメールで連絡した。
そうしたら、
一度事務所に来てくださいという回答だった
反論はなかった・・
たぶん僕の考えが正しいはずだ
納得させる自信がある
「道が開けた」
という感じがした
でも、たとえOKになっても僕はもう50歳
これまで世界中のたくさんの海に潜ってきた
もう充分と思うほどに・・
だから、OKと言われても、
大変な準備作業(たぶん僕がエキジットとエントリーをするためには
きっとそれなりの大がかりな準備とHELPが必要だろう)
そんな大変な作業をしてまで潜ろうとは思わないかもしれない。
でも
「この先一生絶対に不可能」
と言われるのと
「少しでも可能性あり」
と思えるのとでは全然心の持ち方が違うのだ
僕は自分で探り、「不可能」を「可能性あり」に変えた気分だった
これがいわゆる「希望」だと思った
1%でも可能性がある限り、希望はある
そして捨てない、それだけで気持ちが大きく変わる
気持が変わり、前向きになれば、きっと行動も変わる
だから希望は捨てちゃいけないと思う
投稿者プロフィール
-
京都の某経営コンサルタントに従事
神戸の中堅IT企業にてWEBシステム構築や各種企業向けシステム構築のプロジェクト・マネージャーとして従事
神戸にてIT起業を起業し、代表取締役に就任
その後リーマンショックの影響で業績が急激に低下しに起因し、
血圧上昇と同時に基礎疾患のモヤモヤ病により脳出血発症し、
左半身不随の障害者となり会社は廃業、自己破産して、一時絶望
2020年まで障害者枠で非正規雇用の契約社員にて様々な企業に従事
2021年に再起をかけ、半身不随の身体でも出来るビジネスと踏んで
プロコーチを目指しコーチングノウハウを修行
2022年に、いつの日か個人事業主や企業経営者のコーチや個人のライフコーチとしてコーチングビジネスをするスタートする為、コーチング認定試験に合格し、認定コーチとなり、左半身不随障害者でも可能なあらゆる事業展開予定。
座右の銘は平凡ですが「ネバーギブアップ」です。