人間にとって「こだわり」や「思い入れ」といったもの大切なもののように聞こえる。
でも、ビジネスにおいては全く不必要であり、邪魔なものではないだろうか。
「職人のこだわり」「職人の思い入れ」等々を賞賛している番組などをよく見るが
あれは間違っているような気がする。
ビジネスにおいて「こだわり」や「思い入れ」は冷静な判断を誤らせる危険があると感じる。
老舗の会社が赤字事業部門から撤退が遅れ倒産してしまうのも
その伝統の事業部門に対する「こだわり」や「思い入れ」があるから
判断が遅れどんどん赤字を膨らませてしまうのではないだろうか。
それだけではない「こだわり」や「思い入れ」などというものは
ビジネスコミュニケーションにおいても大きな弊害になることが多いのではないか。
僕は障害者となってから、生きることそのものが苦しいために、何かと「こだわり」や「思い入れ」
といったような熱い思いを無理にでも持ち続けようとしてしまっているような気がする。
志とか希望とかいう聞こえのよい言葉で・・
そういったものが自分の生き方において自分の心の中だけでに持つべきものであって
外に出してはいけないのではないだろうか。
そんなことに今悩んでいる。
ときに執念が知恵を生むことがあるけれど、
執念などというものは判断を誤らせる非常に危険な両刃の刃になると思う。
気を付けなければいけない。
しかし難しい。本当に難しい。
客観的で冷静な判断をしつつ、執念とかこだわりとか思い入れというものを持たずに
知恵の創出や意欲を維持し続けることが本当にできるのだろうか。
投稿者プロフィール
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京都の某経営コンサルタントに従事
神戸の中堅IT企業にてWEBシステム構築や各種企業向けシステム構築のプロジェクト・マネージャーとして従事
神戸にてIT起業を起業し、代表取締役に就任
その後リーマンショックの影響で業績が急激に低下しに起因し、
血圧上昇と同時に基礎疾患のモヤモヤ病により脳出血発症し、
左半身不随の障害者となり会社は廃業、自己破産して、一時絶望
2020年まで障害者枠で非正規雇用の契約社員にて様々な企業に従事
2021年に再起をかけ、半身不随の身体でも出来るビジネスと踏んで
プロコーチを目指しコーチングノウハウを修行
2022年に、いつの日か個人事業主や企業経営者のコーチや個人のライフコーチとしてコーチングビジネスをするスタートする為、コーチング認定試験に合格し、認定コーチとなり、左半身不随障害者でも可能なあらゆる事業展開予定。
座右の銘は平凡ですが「ネバーギブアップ」です。