今日は日曜日、朝から各放送局で報道番組をやっていた
どうみても不安を煽る報道が非常に多かった。
私自身、最近のこの手の政治経済の報道番組を見ると不安な気持ちになる
今朝、確かサンデーモーニングだったと思いますが、日本の技術流出に関して大変な問題になりつつある
日本の産業の空洞化を問題視したテーマをやっていた。
日本企業が海外に移転せざる得ない状況のなかで日本の技術力が危ういと言っていた。
韓国を含め他の発展途上国が追い上げてきている。そしてその原因が日本の生産拠点の海外移転による
技術輸出であるというような報道していた。このままでは日本は存続が危ういというような報道でした。
しかし、私は日本の持つすばらしい技術はそう簡単には海外に真似はできないと思っています
なぜなら日本の技術力の優秀賞優秀さの一つに職人の持つ「匠の技」があるからだ。
匠の技はすぐには真似できない。
「匠の技」これは10年、20年修行しなければ体得できないものだからだ。
僕は倒れる前までは実は日本刀の海外向けのネット販売を行っていました。
そんなこともあって刀匠になるのにどれほど辛い修行をしなければならないか知っています。
刀匠の修行は当然優れた刀匠の弟子に入るわけですが、
これがなんと修行中は無報酬なのです。
ですから修行をしながら別にアルバイトなどをして仕事をしなければいけないのである
日本刀に限らず匠の技を体得するためには長い年月を費やして治療が必要です。
ですからマネをするためにも同じだけの年月が必要になるのです。
私はIT業界に入って痛切に感じたことなんですか、このIT業界と言うのは非常に簡単に模倣されやすい
業界なのです。ですからどこかがうまくいったいうウェブサイトがあればそれを模倣するのは
簡単です。ホリエモンなどの例にもあるように短期間で莫大な収益を上げる企業になる可能性があります。しかし短期間で拡大できるということは他の人でも短期間でできるということです。
長い年月をかけて続けられなければ作ることの出来ないノウハウであれば、競合他社も同じだけの
年月を必要とするのです。
しかし工夫に工夫を重ねて出来上がった出来上がったプラントや製造ラインを海外の拠点に
移転することには反対です。
これはマネができてしまいます。必死の思いで工夫に工夫を重ねたラインであっても中身の構造を真似することは簡単です。
その意味では、今の日本の技術も流出というものは決して日本人の「工夫力」が流出しているわけではないと思っています。
日本の技術力と言うのは職人さんの妥協のない執念や「工夫力」が支えているものだと感じています。
それがある限りは将来日本がそう簡単に追い越されてしまうとは少なくとも私は思っていません。
サンデーモーニングでもさんざん技術流出に対して危機感をあおり不安をあおっていました。
しかし最後に元毎日新聞の編集委員の岸井さんが一言「そうは言っても匠の技はそう簡単には真似できませんよ」とポロっととおっしゃっていました。
私は岸井さんのの発言はいつも素晴らしいなと思っています。ネガティブな発言が非常に少ない方だと思います
私はこのような内容を報道各社はもっと深め報道すべきだと思います。
それは視聴する視聴者に希望を与えることになるからです。
不安ばかりをあおり立てる報道は国民の希望を失わせているような気がしています。
もちろん危機感を持たないことはいけないことだと思います。
現実を知らせるあるいは国家権力の監視役としてジャーナリストは危機的な状況を国民に伝えることは大切なことだと思います。しかし国民が希望を持もつことができるような情報を収集し、
伝えることも重要な役割ではないかと感じました。
なぜジャーナリストやニュースは危機や人の不幸ばかりを取り上げるのだろう。
きっとその方がセンセーショナルで、視聴率が上がるからでしょう。
ということは、視聴者自身がそういう報道を望んでいるということになるでのであろう。
人間とは元来人の不幸を知りたがり、そのことによってまだ不幸に襲われていない自分に
優越感を感じるのかもしれない。
複雑な気分である
いずれにしてもメディアが国民の不安をあおり閉塞感を増強させているような気がする
このような時期だからこそメディアが国民に希望や勇気を与えるような情報収集し、報道すべきではないだろうかと思った午前中でした。
「工夫力」を駆使した生産ラインの安易な海外移転は反対です。
投稿者プロフィール
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京都の某経営コンサルタントに従事
神戸の中堅IT企業にてWEBシステム構築や各種企業向けシステム構築のプロジェクト・マネージャーとして従事
神戸にてIT起業を起業し、代表取締役に就任
その後リーマンショックの影響で業績が急激に低下しに起因し、
血圧上昇と同時に基礎疾患のモヤモヤ病により脳出血発症し、
左半身不随の障害者となり会社は廃業、自己破産して、一時絶望
2020年まで障害者枠で非正規雇用の契約社員にて様々な企業に従事
2021年に再起をかけ、半身不随の身体でも出来るビジネスと踏んで
プロコーチを目指しコーチングノウハウを修行
2022年に、いつの日か個人事業主や企業経営者のコーチや個人のライフコーチとしてコーチングビジネスをするスタートする為、コーチング認定試験に合格し、認定コーチとなり、左半身不随障害者でも可能なあらゆる事業展開予定。
座右の銘は平凡ですが「ネバーギブアップ」です。