夏になるとやたらと「水分補給」を推奨する機運があるように思う。
確かに地球温暖化等の影響により最近の夏の気温は高く、熱中症で死亡という記事を多く見かける。
血液がドロドロにならないように水分補給することは、熱中症や脳梗塞を予防になるという
確かに医学的にはそうだろうと思う。反論をしない。正しいと思う。
ただ、ちょっと待てよと思うことがある。
僕の世代より年配の方ならを記憶にないでしょうか。
昔は学校の運動部などでは、たとえばマラソン
のときなど「水分は取るな」「水分を取ると余計にバテる」とよく言われたものだ。
僕も中学時代水泳部だったが夏のシーズンでも筋力トレーニングのための陸上トレーニングはあった。
その時やはり当時の監督は「水分を取るな」としきりに言っていた。
確かバスケットボール部だったと思うが、部員がこっそりと水を飲んでいるの監督に見つかって
思い切り殴られているのを見たことがある。
こういう指導方法は本当に間違いだったのだろうか。
しかし当時、実感として、水分を摂取した方バテる、我慢して水分を摂取しない方がバテない気がした。
僕は思うのですが、人間の体は水分摂取しなければ、水分を摂取しなくても耐えることもできる体に「環境適応」するのではないかと感じています。
もちろん医学的に、血液の中の水分量が減ることで、血流不足になり、熱中症や梗塞が起こるというのは理にかなっているし、熱中症対策や、私の息子のようにモヤモヤ病で血管が異常に細い体質の人間に対して脳梗塞防止対策に水分補給させることは正しいと思います。
しかし、健康体の人がそこまでやる必要があるのだろうか。
もし、水分摂取が十分できないと、熱中症や脳梗塞が起こるのであれば、エジプトなどの砂漠の民などは皆熱中症や脳梗塞で死んでしまうではないか。
しかし実際はそうではない。彼らはその水分のない、しかも灼熱の砂漠という環境に体が適応しているではないか。多分日本人ならあっと言う間に熱中症になってしまうであろう.
そう考えると、現代日本はいわゆる「健康ブーム」で、テレビコマーシャルはサプリメントだらけである。それほどサプリメントを摂取しないとすぐに病気になってしまうんだろうか。
人間にはもっと元来持っている過酷な環境でも生き抜くために体が環境に適応する「生命力」のようなものを持っているのではないだろうか。サプリメント過多は、逆に人間の「生命力」を弱めてしまってはいないだろうか。
もちろん病気で(明らかに不足している)「患者」に、点滴等で補給することまで否定はしていない。
僕自身も、まだまだ歩くのが辛い。車いすなどを使った方がずっと楽のなのだ。
しかし、車いすなどを使ってしまうともう2度と本当にあることができなくなるのではないかと感じている。過酷な環境があるからこそ、人間の体もその脳もその環境に適応しようとして「進化」する
ではないか。そんなことを考えている。だから最近は何かあったら非常に危険だと分かっているが、
杖さえも持たずに出来るだけ何にも頼らずに歩くようにしている。
正直とて怖い。しかし怖いからこそ、脳が必死に働き、回復に向けて「進化?」していくのではないかと思う。
そんなことを考え、杖も持たずによろよろと歩いていたら、案の定一昨日転んでしまい、しかも麻痺している左側から込んでしまい、麻痺した左手では手を付くこともできず、まともに胸が叩きつけられ、露骨にヒビが入ってしまったようだ。
だから今でもちょっと動くと痛い・・・^_^;
でもこういった(痛い)経験をするからこそ脳は「学習」し、対応できるようになるのだろう。
だから僕の片麻痺を回復させる唯一の方法は過酷な環境でのリハビリしかないと思っている。
グルコサミンとかいうサプリメントのコマーシャルを見てそんなことを考えていた。
本当に必要なのだろうか サプリメント・・
投稿者プロフィール

- 代表
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京都の某経営コンサルタントに従事
神戸の中堅IT企業にてWEBシステム構築や各種企業向けシステム構築のプロジェクト・マネージャーとして従事
神戸にてIT起業を起業し、代表取締役に就任
その後リーマンショックの影響で業績が急激に低下しに起因し、
血圧上昇と同時に基礎疾患のモヤモヤ病により脳出血発症し、
左半身不随の障害者となり会社は廃業、自己破産して、一時絶望
2020年まで障害者枠で非正規雇用の契約社員にて様々な企業に従事
2021年に再起をかけ、半身不随の身体でも出来るビジネスと踏んで
プロコーチを目指しコーチングノウハウを修行
2022年に、いつの日か個人事業主や企業経営者のコーチや個人のライフコーチとしてコーチングビジネスをするスタートする為、コーチング認定試験に合格し、認定コーチとなり、左半身不随障害者でも可能なあらゆる事業展開予定。
座右の銘は平凡ですが「ネバーギブアップ」です。