人間の生き方

与えられた生を生き抜く

人間、どんなに経済的に裕福でも、どんなに才能があり、いろいろな高い地位を得られたとしてもいつかは必ず、老い、病に伏し、死を迎える。ではなぜ人間は生きるのか何のために生きるのか僕は脳出血で半身不随になって以降、苦しみの連続だった。少なくとも僕にとって最大の苦しみの連続だった。そしてその苦しみは今でも続いている決して消えることはない。二度と使えない左手二度と走れない足、二度と泳げなくなった身体必死で築き上げた会社も失った。それだけではない。無職無収入という将来への恐怖何かあったときに動けない恐怖そして今でも続く左半身の痛みと痺れなぜ僕はこれほどまでに苦しまなければならないのか。この3年間何度も自問自答した。この僕の何が悪かったのか。。とでも何も悪いことなんてなかったことに気が付いた。それは決して僕が善人という意味ではなく、生きとし生けるものすべてが、その所業にかかわらず必ず老い、病に伏し、死を迎えるということだ。そして僕にもそれが訪れただけのことなのだ。それでも人間は生きなければならないのだ。それが人間なのだ。そんな誰しも避けることができない苦しみを乗り越え生きることが人間には課せられてい...
人間の生き方

プライド

脳出血で、実に多くのものを失った。一時は自暴自棄にもなったけれど、でもプライドだけまだう失いたくない。 人としての男としての夫としてのそして父としての だからこそ人にやっかいになり、助けてもらわなければ生きていけないような人間にだけはなりたくない。そんなプライドだけはどんなに身体が苦しくとも失いたくない。決して大きなことなどできなくても良い。障害者でも人並みに役に立つ人間でありたい。人はお互いに支え合って生きている。そうやって人間社会は成り立っている自分も誰かを支えたい。そして、障害者でもそれができる事を証明したい。そんなプライドだけが後遺症の不自由さや身体の痛みにも耐えさせ、今の自分を支えている。だたそんなプライドだけが僕の生きる力かもしれない。
人間の生き方

心で生きる

僕は今日突然あることに気がついた。僕の体は脳出血により不自由になったけれども、身体で充分に生きることはできなくても、僕は充分に心で生きることができるということだ。僕はこうやって右手だけだけれどもキーボードを使い、言葉を駆使して自分の気持ちを人に伝えることができるではないかということだ。もちろんしゃべることもできる。それだけで充分だ。つまりそれができるということは人と心を通わすことができるということだ。体が不自由でもそれだけで充分ではないかということに突然気がついた。僕が生きて行くために必要なことは人とのつながりつまり「絆」であると思う。そしてその「人とのつながり」を作るためには気持ちを伝える必要がある。僕はそれができるじゃないか。つまり人と心を通わせてことができる能力が残っているではないか。それだけで充分だ。人は気持ちで動くものだ。だとしたらきちんと心を通わせ気持ちを伝えることができれば身体が不自由であっても思う存分やりたいこともできるのではないか。自分の思いをしっかりと心を通わせ伝えることさえできれば、自分の身体でできないことでもできるのではないか。それが「心で生きる」ということだと...
人間について

楽しめることを楽しもう!

これからの人生、体は不自由だけれど、今の身体で楽しめることを楽しもうと決めた。できなくなったことはたくさんあるけれど、よく考えればこの身体でも楽しめることもあるじゃないか。できなくなったことをできないと嘆いていても心が損なだけ。この身体でできることをやり、楽しめることを楽しもう。スポーツはできないけれど、読書良し、映画鑑賞良し、飲み会良し仕事なら、得意なIT技術を駆使した資料作成の仕事でやりがいを作ればそれで良いじゃないか。身体を使って走り回るような仕事はもうできないけれど、やれることをやろう。やれないことをやろうとしても苦しむだけこの身体で楽しめることを思いっきり楽しもう。それで良いじゃないか。それで良いじゃないか。
独り言

ステップアップ

一昨日メガソーラープロジェクトの核となる企業の社長から連絡があった。K電力がこのメガソーラープロジェクトで発電した電力の買取をS県の当プロジェクトの有識者会議上でOKしたということだ。僕が最も懸念していた電力会社の買取拒否がこれで払拭された。前々から僕は下記の新聞記事を読んでこのプロジェクトの肝は電力会社の買取拒否姿勢どう乗り越えるかだと感じていた。気にしていた新聞記事は下記の通り、 <北海道新聞8月13日朝刊掲載記事> ------------------------------------------------------------------電力会社に義務づける 「再生エネルギー特別措置法」が施行されても、風力発電の新たな買い取りをしない方針であ ることが12日明らかになった。電力の安定供給のため同社が独自に定めた風力発電の買い 取り上限(風力発電連系可能量)である36万キロワットが既に満杯のためで、同法の下でも 新規の買い取り拒否は例外規定で認められるとしている。 同法成立を前提に、通信大手の ソフトバンク(東京)が留萌管内苫前町で国内最大級の風力発電を計画するなど、 道内...
人間について

本当の強さ、強い心とは

僕がいちばん大切にしている言葉は、あのマハトマガンジーの有名な言葉このブログの冒頭にも書いてある以下の言葉です弱い者ほど相手を許すことができない、許すということは強さの証だこの言葉を僕は最も大切にしています。僕は脳出血で半身不随になってからというもの僕を襲った脳出血という病が許せない。と感じていたころもある。僕が障害者になってからというもの、(このブログの記事にはほとんど書いていませんが)僕の周りでは僕の病気が原因で様々な(僕にとって)許しがたいことがたくさん起こりました。僕の心の中が怒りと憎悪でいっぱいになったこともたくさんありました。そのせいで涙に明け暮れた日々もありました。でもそれは、今考えると僕の「弱さ」でしかなかったのだと思っています。人間は「攻撃」することよりも「許す」ことの方がずっとずっと精神的エネルギーを必要とすると思う。相手を攻撃したりに憎んだりする方が実は「許す」ことよりずっと楽なのだと思う。だから「許すことができる」人間は強いのだと思う。「相手を許す」ということは、決して相手を認めたり、受け入れたわけではない。相手に屈したわけではない。「許せないと思える相手の行為...
独り言

稼いでみせる!

僕に脳出血をお越し、障害者にさせたもやもや病今年遺伝病であることが明確になった。京都大学医学部が病感受性遺伝子の特定とその機能についての発見をしたのだ。遺伝子を特定できた限り、遺伝子治療により遺伝は防止できる。息子には既に遺伝しているから根治は不可能だ。しかし孫への遺伝は防止できる!僕のようなこんな苦しみをは僕だけで十分だ。遺伝子治療はまだ保険がき効かない。自由診療だ。1回300万円近くかかる。ヘタをすると数千万かかるだろう。でも僕は孫への遺伝は絶対させない。だから稼ぐ!こんな身体でも稼ぐ、障害者だから・・などと言ってられるか!健常者に負けないくらい稼ぐんだ。
独り言

かならず乗り越えてみせる

脳出血になってからこの3年辛く苦しかったけれど、自分の運命を何度恨んだことだろう何度涙したことだろうでもかならず乗り越えてみせる来月が勝負の月
独り言

弱い心

人に対しても自分の運命に対しても恨むのは怒るのは許せないのは心が弱い証拠すべてを許し乗り越えることができたとき本当に強い人間になれるのだろう。そんな強い人間になることができるなら死をも恐れることはない。
人間について

与えられた運命

誰も恨まない誰も憎まない何にも悲しまない自分に起こった何にも怒らない、悲しまない出会う人出会う出来事出会う苦しみ出会う怒り出会う悲しみこれは与えられた運命乗る超えるのは自分だけ信じるのも自分だけ