
自己犠牲と絆と自分
かつて、三島由紀夫は、男の美学は「自己犠牲」であると言ったという・・自己犠牲、、素晴らしい響きの言葉であると思うこの言葉に僕自身が引っかかるものがある人は自己犠牲の精神を見せ付けられると、その人に着いて行こうと感じるものだと思う。その人との間に「絆」も生まれると思う自己犠牲はなにも、男だけの美学ではないと思う。女性だって、子供に対しては自己犠牲の精神を発揮する事があるではないか。そんな意味では自己犠牲とは人間としての生き方の美学ではないだろうか。特に、男たるものいつかは一家の主となる。家族に対して自己犠牲の精神を覚悟をしなければならないときではないだろうか。自己犠牲の姿勢の見える父親であれば、自己犠牲の姿勢の見える夫であれば、妻も子供も着いて行こうという気持ちになるであろう。企業経営者にしても同じだと思う。僕はこれまで自己犠牲の姿勢のある社長と全く逆の自己防衛がありありと見える社長の下で仕事をした経験がある。自己犠牲の姿勢のあった社長は、経営が苦しく、社員に給与が払うのが難しいとき、自らは給与を取らず、しかも、闇金にお金を借りてまで給与を払ってくれた。当時、その社長の髪の毛が、みるみる...