左足が麻痺してからというもの、、
階段を降りる時、特に右足を降ろしたとき
残っている左足で身体のバランスがどうしても取れないのだ
健常者の人や普通の人は、お年寄りや障害者は階段は降りるよりも登る方が
大変だろうと思っている人が多いのではないか
実際、、駅なんかではエスカレーターなどは人が多いときや夜遅くなると
下りを止めて登りだけを動かしている事が多々ある
これが困る・・
下りの方が大変だということを理解されていない証拠だと感じる
人間は降りる方がバランスのと取り方が難しいのだ
実際高い山の登山での遭難はとんど下山時だ。
ところが・・
僕でも手擦りなしで降りることができる階段を今日見つけた!
なんと高野山でだ
金剛峰寺の階段だ・・以下の写真のような階段だった
段差は15cmほどであり通常の階段と変わらない
でも
一段の石の幅が約1.5mもある
だから一段上ると数歩歩いて、また一段上がるという
(せっかちな現代人には)まどろっこしい階段だろう
こんな階段をデパートやビルに作ろうものなら、
スペースのムダ、時間のムダ・・等々と
あちこちからクレームが来そうだ
でも
この階段なら僕でも降りることができるのだ
ゆっくりとだけど一段一段のスペースが広いので
右足を降ろしても(残した)力のない左足でもバランスが取り易いからだ
そうだ、このことに限らず、
ゆっくりやればこの身体でもできることはまだたくさんあるのではないか
と思った・・
でも今の現代社会においてはスピードが重要視されているから
そんな悠長なことをしていられない
だから障害を負うと(現代社会では)
(エスカレーターやエレベータなどの)補助機械がどうしても必要になってしまうだけではないか
なんでも、もっとゆっくりやれば良いのだ
よく考えれば、
電車に乗り遅れるといって駆け込み乗車をしたところで
今の時代、東京の山手線やほとんどの都会の私鉄なら10分置きに次の電車が来る
そんなに慌てなくても大きな問題にならないのではないか。。。
そもそも駆け込み乗車をしなければならないほど
ギリギリに出て余裕がない状態にしていることの方が問題ではないのか
僕自身障害を負ってからというもの、どこへいくにも
到着しなければならない時刻の30分前には到着できるくらいに余裕を持つように
心掛けている
こうすればゆっくりしか歩けなくてもなんとかなるもんだ
階段も同じ・・
早く登り降りしなければならないと考えるから一段一段の幅を狭くしてしまう
もっと大きな幅をとっても、
それはそれで、階段はそういうものだという共通認識さえあれば、
大して大きな問題にはならないような気がするが
それは甘いかな。。(^_^;)
投稿者プロフィール

- 代表
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京都の某経営コンサルタントに従事
神戸の中堅IT企業にてWEBシステム構築や各種企業向けシステム構築のプロジェクト・マネージャーとして従事
神戸にてIT起業を起業し、代表取締役に就任
その後リーマンショックの影響で業績が急激に低下しに起因し、
血圧上昇と同時に基礎疾患のモヤモヤ病により脳出血発症し、
左半身不随の障害者となり会社は廃業、自己破産して、一時絶望
2020年まで障害者枠で非正規雇用の契約社員にて様々な企業に従事
2021年に再起をかけ、半身不随の身体でも出来るビジネスと踏んで
プロコーチを目指しコーチングノウハウを修行
2022年に、いつの日か個人事業主や企業経営者のコーチや個人のライフコーチとしてコーチングビジネスをするスタートする為、コーチング認定試験に合格し、認定コーチとなり、左半身不随障害者でも可能なあらゆる事業展開予定。
座右の銘は平凡ですが「ネバーギブアップ」です。