感覚障害って・・
理解されないだろうな・・
理解されてないだろうなって
医者にも
って思っている
運動障害は手足が随意運動(思った通りに動かない事)ができていなから
おかしな動きであることは一目でわかる
でも感覚障害は見えないから医師にも、何がどのように感じないのかわからないだろう。
患者側も適切に症状を説明することはとても難しい
だって僕自身、自分が感覚障害だって知ったこと自体、
半身麻痺が発症し、リハビリ病院に半年入院して退院したあとなんだから・・
ずっと左半身に違和感があった、発症当初は左腕がどこに存在するのかすら分からなかった
自分の眼で見てはじめて左腕がどこにあるのかが分かるような状態だった。。
僕がこれが半身麻痺というものだと思っていた。
でも退院後、他の(脳卒中の)半身麻痺の患者さんの話を聞いていたら
どうも自分は違うようだと気が付いてはじめて
自分が感覚障害というものだと知ったくらいである
自分も医師も充分理解できていないからリハビリ方法もどうしてよいかわからない
というのが現状ではないかと感じている
でも理解してもらえないのは表現不足の自分の責任でもある
とも思っている。
重度の感覚障害・・こいつは厄介である、
そして「感覚」というものを失った事に気付いたときには気持ちが自失する・・
僕なりの表現だけど(他の人は違うかもしれないけど)
やっと表現方法を見つけた
それは。。
まるで左半身全体に厚さ5cmくらいの電気の着物を
着せられているような状態といえば、多少は想像できるだろうか。
例えば。。
厚さ5cm(そんな分厚いオーバーコートなんて)ものオーバ-コート
そんな分厚いオーバーコートなんて南極越冬隊とか
エベレスト登山隊くらいなら着るかも知れない
そんな分厚い、しかも電気でできた(というのはピリピリ痺れているという意味で)
オーバ-コート左半身だけに着せられていると思えば良い
厚さ5cmである
外部から指で少し突かれたくらいでは突かれたことさえわからない
全く感じないわけではない
それでも尖った棒のようなもので力いっぱい突かれれば感じる
調度こんな感じである。
だから・
人ゴミを歩いていて人に左肩がぶつかっても
ぶつかったこと自体は「感じない」のだ
でも「ぶつかったこと」によって身体が右側に動く
でもなぜ急に身体が右側に動いたのかが分からない
確かに力(F)左側からかかったに違いないのだ
でもそれが
左肩がぶつかったからなのか
左腰を誰かに押されたのかさえも分からない
感覚に障害があるとは本当に面倒な身体である。。
先日も上京時、ドトールコーヒーショップに入って朝食をを取った
ご存じののようにセルフサービスである
ショップの店員さんは僕が半身麻痺であることに気付き
オーダーしたサンドイッチとコーヒーの置いたトレーをテーブルまで運んでくれた
ここまでは良かった
ところが机の上に置かれたトレーが僕の左側に位置していた
そして少し(2CMほど)机からはみでていた・・
僕は椅子に座るため背負っていたリュックを下ろそうとしたとき左腕が
机からはみ出ていたトレーに触れたらしいでもそれくらいの刺激では僕は何も感じない
だって5CMの厚さの電気の服を着ているような状態なのだから
何も感じないから、
そのまま座ろうか何かで振り向いた
その瞬間。触れていた左腕が動いたのであろう
トレーを完全にひっくり返してしまった・・
コーヒーカップは宙を飛び、床に落ち割れてしまった、
そしてあたり一面の床にコーヒーが飛び散った!
それでも自分がひっくり返した事にさえ、
しばらく(ほんの数秒だけど)気付かないのだ。。
こんな狭い飲食店なんかにいくと
自宅でテーブルとか家具の間が狭かったりすると
(ぶつかってもわからないので)
こんなトラブルは日常茶飯事である
特に家電やPCの配線に左半身のどこかをひっかけて(ひっかても何も気付かないのだから)
家電やPCをひっくりかえしてしまうようなことも日常茶飯事である
重度の感覚障害の身体・・
本当に迷惑なトラブルメーカーな身体であると同時に
トラぶったときは、この情けない身体に自失するのだ・・
情けない・・と
投稿者プロフィール

- 代表
-
京都の某経営コンサルタントに従事
神戸の中堅IT企業にてWEBシステム構築や各種企業向けシステム構築のプロジェクト・マネージャーとして従事
神戸にてIT起業を起業し、代表取締役に就任
その後リーマンショックの影響で業績が急激に低下しに起因し、
血圧上昇と同時に基礎疾患のモヤモヤ病により脳出血発症し、
左半身不随の障害者となり会社は廃業、自己破産して、一時絶望
2020年まで障害者枠で非正規雇用の契約社員にて様々な企業に従事
2021年に再起をかけ、半身不随の身体でも出来るビジネスと踏んで
プロコーチを目指しコーチングノウハウを修行
2022年に、いつの日か個人事業主や企業経営者のコーチや個人のライフコーチとしてコーチングビジネスをするスタートする為、コーチング認定試験に合格し、認定コーチとなり、左半身不随障害者でも可能なあらゆる事業展開予定。
座右の銘は平凡ですが「ネバーギブアップ」です。