という確信をした。
今日、九州から以前の記事でも紹介した
超大型蓄電池(新型レドックスフローバッテリー)
を開発している会社の社長が神戸に来られて僕に合いたいとの事で面談した。
先日も以下の記事の一番目のテーマで紹介したけど
http://ameblo.jp/ecoshun/entry-11077130736.html、
この会社・・3年前に始めてご訪問させて頂いたときには
資本金1000万以下の中小(零細といっても良いくらいの)の
ベンチャー企業に過ぎなかった
つい先日も記事にしたけど、驚くほど成長していた!
実際にお話を聞くと更に驚いた
なんと、
今月、さらに大手金融機関グループから増資を受け、
資本金が3億になるというではないか!
それだけではない
なんと
経産省(国)まで蓄電池の普及支援をしていたのだ
今の固定買取価格では、
蓄電池(基本的に蓄電池は高価)の導入をすると採算が合わない。
でも、
再生可能エネルギーの最大の弱点である「出力が不安定」
だから稼働率が悪く、いくら出力の大きいメガソーラーであっても、
トータル発電量となると比べると不安定であり
原発や火力発電にはかなわない。
しかし
その不安定さを解決するのが蓄電池である
しかも大型の蓄電池が必要
なぜなら、
不安定な再生可能エネルギーにより発電した電力であっても、
一旦蓄電池に蓄電してしまう事で、
安定的に出力できるからだ。
しかし、
大型蓄電池となるとコストが高い上に危険なのだ。
最近、コマーシャルをし始めた
東京電力が特許を持ち、日本ガイシが
製造するNASバッテリーは
以前、火災事故を何度か繰り返しているが、
未だ原因不明だ。
それもそのはず、
NASバッテリーは水と極端に反応し易く、発火し易い
ナトリウムを使う上に蓄電池を維持するためには
常時300℃もの高温をかけなければならない。
これだけでもエネルギーがかる上
ナトリウムを使う恐ろしさは
ナトリウム漏れ事故のように
非常に扱いが難しい事でも分かっている
ナトリウムは水に反応すると爆発するほど
化学反応が激しく扱いは危険だ
(参照:高速増殖炉「もんじゅ」の事故に関する記事)
http://www.geocities.jp/tobosaku/kouza/fbr2.html
NASバッテリーの火災事故も
もんじゅの事故のように
どこからかナトリウムが漏れていて
水に触れ発火したと考えられる
と少なくとも僕は考える
(ナトリウムが水に触れるなんて充分考えられるからだ)
でもこのレドックスフロー蓄電池は
ある価数の違うだけのバナジウム電解液が
両極に存在するだけだからこの電解液も
ナトリウムほどの危険はない
万が一両極の電解液が混ざっても
同じバナジウム電解液だから
価数が変わるだけで何も起こらない。
しかも・・
常温維持できるのだ
上述のようにNASバッテリーは300℃もの温度を
維持しなければならない
この温度の維持だけでも
別途火力発電所でも必要になるのではないか?・・
更にこのレドックスフロー蓄電池の寿命は
世界の実績では18年で3%の劣化だそうで、
事実上なんと30年能力維持できるという
そんな蓄電池が間もなく実用段階だという
しかもこれまでの課題だったコスト(高コストだった)
も3分の1近くにできる技術(エネルギー密度を上げることによるコストダウン)
が出来上がったという。
その会社が既に大手金融機関や大手商社から
3億もの出資されている
これならいける
今日も僕との面談のあと
東南アジアの某外国に
このレドックスフロー蓄電池を活用した発電所
の建設をするために渡航するそうだ。
この予算も目が飛び出るほどの大型プロジェクトである
これが成功すれば
本格的に日本も導入の機運が高まることは
間違いないと思う
再生可能エネルギー発電施設には
そのイニシャルコストの50%を補助するという
制度まで作っているというではないか
これは国(経産省)が
再生可能エネルギー発電には蓄電池の必要性を感じ
再生可能エネルギー普及のための制度を
作っていたことにはならないか?
これなら
各種再生可能エネルギーによる発電も普及し
再生可能エネルギー発電だけでも
充分電力を賄えると思う
しかも・・・
原発のように
一極集中ではなく
地産地消型の発電システム
が出来上がる
その日は近いと確信した。。
原発推進派の方には悪いけど
充分に技術を調査もせずに
再生可能エネルギーは不安定で
使い物にならない(稼働率の悪さをいつも突いていた)
などと某文学者出身の政治家さんも
けなしまくっていたけれど
日本人の技術力を過少評価していたんじゃない?
と言いたい・・
最後に・・
この会社3年後に東証に上場予定(ほぼ確実らしい)
今のうちに5000万くらい出資しておこうかな・・
投稿者プロフィール

- 代表
-
京都の某経営コンサルタントに従事
神戸の中堅IT企業にてWEBシステム構築や各種企業向けシステム構築のプロジェクト・マネージャーとして従事
神戸にてIT起業を起業し、代表取締役に就任
その後リーマンショックの影響で業績が急激に低下しに起因し、
血圧上昇と同時に基礎疾患のモヤモヤ病により脳出血発症し、
左半身不随の障害者となり会社は廃業、自己破産して、一時絶望
2020年まで障害者枠で非正規雇用の契約社員にて様々な企業に従事
2021年に再起をかけ、半身不随の身体でも出来るビジネスと踏んで
プロコーチを目指しコーチングノウハウを修行
2022年に、いつの日か個人事業主や企業経営者のコーチや個人のライフコーチとしてコーチングビジネスをするスタートする為、コーチング認定試験に合格し、認定コーチとなり、左半身不随障害者でも可能なあらゆる事業展開予定。
座右の銘は平凡ですが「ネバーギブアップ」です。