自ら命を絶つことは本当に悪なのか


先日、僕がこの記事の標題のような人騒がせな記事を書いてしまったので

 

その償いにと思い、この記事を書きました。

 

通常、「私、死にたいんです」と言ったとしても、

 

周囲の人が「自殺なんかしちゃいけない」っていう

 

反応になることがほとんどでしょう。

 

それでは

 

「なんで死んじゃいけないの?」

 

「自分分で死を選ぶことはそんなにいけないことなの? 」

 

と考えるような人もいるでしょう。

 

現代社会では

 

四人に一人が自殺を考えたことがあるらしいのです。

 

このような時代に

 

「いけないからいけない」

 

「みんながそう言っているからいけない」

 

といったような理由で「自殺はいけない」となることが

 

ほとんどなのでしょうけれど、、、、

 

このような殺すとか自殺と言う話になると

 

どうしても宗教的な思想が絡んできてしまうものだと思います。

 

だからといって

 

聖書に書かれているからダメだ

 

とか

 

崇拝者が言っているからダメだ

 

といったようなことを言ったとしても、

 

現在の日本のような

 

宗教的思想が薄くなってきている状態では

 

そのようなことを信頼することはできない人が

 

ほとんどではないでしょうか?

 

例えば

 

「なぜ自殺してはいけないのか、宗教的な考え方を抜きにして回答してください」

 

と問うた際に、

 

正確に答えられる人はどれほどいるでしょうか?

 

このような自殺のことを考えるために、

 

まずは歴史的な時代ごとに自殺について考えてみたいと思います。

 

例えば第二次世界大戦の頃、日本で軍隊に入っていた若者達は

 

「お国のために死になさい」

 

と言われ、神風特攻隊に入って自爆したり

 

爆弾を抱えて敵地に乗り込んで自爆したり

 

といったようなことをしていたわけです。

 

これはいわば国が自殺を推奨していたということになるのではないでしょうか

 

たった70年間まではそのような社会だったわけです。

 

そしてさらに遡ると江戸時代までは切腹という文化があったのです。

 

この切腹という文化は歳が何らかのお上に問題になるようなことを

 

武士が起こしてしまった場合、責任を取って死ぬことをもって

 

償うということなのです。

 

もしくは敗軍の将軍が敵に捉えられてしまい

 

その敵に恥ずかしめられてまで生き続けていることは

 

末代まで未来永劫の恥であるということで

 

切腹によって自殺を選ぶということもあったようです。

 

現在でも自殺した彼ら切腹は素晴らしいと言う

 

いわゆる切腹によるの自殺は素晴らしいと言う評価もあると思います。

 

年末になると忠臣蔵赤穂浪士のドラマはいつも放映されています。

 

彼ら赤穂浪士も全員見事に切腹をして自殺をしたからこそ

 

現在でも赤穂浪士は素晴らしいと語り継がれているのです

 

このような評価が現在でもあるのは

 

現在でも自殺した彼らは素晴らしいと言う

 

いわゆる自殺は素晴らしいという評価が

 

未だにこの世の中にあると言うことになるのではないか

 

そのような世の中で自殺はダメだと言っても

 

全く説得力がないのではないでしょうか?

現在、自殺者は年間3万人を超える

 

今だからこそ

 

このあたりのことをしっかりと考える必要があると思うのです。

投稿者プロフィール

岡下俊介
岡下俊介代表
京都の某経営コンサルタントに従事
神戸の中堅IT企業にてWEBシステム構築や各種企業向けシステム構築のプロジェクト・マネージャーとして従事
神戸にてIT起業を起業し、代表取締役に就任
その後リーマンショックの影響で業績が急激に低下しに起因し、
血圧上昇と同時に基礎疾患のモヤモヤ病により脳出血発症し、
左半身不随の障害者となり会社は廃業、自己破産して、一時絶望
2020年まで障害者枠で非正規雇用の契約社員にて様々な企業に従事
2021年に再起をかけ、半身不随の身体でも出来るビジネスと踏んで
プロコーチを目指しコーチングノウハウを修行
2022年に、いつの日か個人事業主や企業経営者のコーチや個人のライフコーチとしてコーチングビジネスをするスタートする為、コーチング認定試験に合格し、認定コーチとなり、左半身不随障害者でも可能なあらゆる事業展開予定。
座右の銘は平凡ですが「ネバーギブアップ」です。
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