今回のテーマは今、まさに論議の的になっている増税についてです
たぶん猛烈な反対意見があることを覚悟の上で書きます
僕は消費税増税には大賛成です。
25年度に8%⇒10%という方針のようだけど
僕の個人的な意見は一気に15%くらいまで上げろ
そして公共投資を徹底的にやれ!
という意見です
たぶんこの時点で僕の意見を受け付けない人がたくさんいるだろうな~(~_~;)
そう思う根拠は・・
それはケインズ経済学は今でも生きていて有効だと思っているからです
増税反対論者は
「増税する前にやることがあるだろう」と言う
つまりムダな支出の削減だ
でも僕は違う
家計にしても、会社の経営にしても
「経費節減は人の(意欲)を失わせる」
と思っている
赤字財政の中で
ムダは敵・・
贅沢は敵・・
それはわかる
正論だと思う
でも
僕の経験上(あくまでも僕の経験上ですが)
企業コンサルティングにおいて
赤字企業のコストダウンコンサルティングで成功した事例は見たことがない
例えば接待交際費の節減をさせようとする
どうなるか
営業マンの意欲喪失になる
他にも出張に新幹線にグリーン車利用OKだったものを
グリーン車利用禁止にする
どうなるか
これも営業マンの意欲喪失になる
それどころか
クロージング(契約成立)確率が大幅に落ちるのだ
なぜか
営業マンはゆったりとしたグリーン車利用することで
クライアントとの交渉方法を考えていたのだ
ゆったりとしたグリーン車でノートPCでクライアントとの
打ち合わせの資料を作成できていたのだ
接待交際費の節減も同じようなことが言える
つまり「ゆとり」が重要なのだと思う
人間、「ゆとり」のない人に限ってムダ使いをするのではないだろうか
競馬・競輪・競艇などのギャンブルに手を出す人に限って
お金の「ゆとり」がない
「ゆとり」のある人は競馬・競輪・競艇などの
ギャンブルに手を出さないし、嵌らない
話が逸れちゃいました
増税の問題に戻ります
大増税をすれば国家予算この「ゆとり」が生まれる
いろんな公共事業が可能になると思う
結果として
経済が活性化する
↓
雇用も生まれる
↓
企業の売上も上がる
法人税も増収になる
という好循環が生まれる
そう
これこそケインズ経済学だ
国家がムダの削減に集中してしまうとどうなるか
前述したような企業の事例と同様・・以下のような感じ
企業の「意欲」が無くなる
↓
結果として企業の売上が下がる
↓
倒産件数が増加する
↓
銀行の負債が増加
↓
貸し渋りの増加
↓
経済の低迷
↓
税収の落ちこみ
↓
福祉財源がなくなる
↓
増々赤字財政になる
↓
ギリシャのような国家破綻
実際に2年前民主党がムダの削減と
称してやった「事業仕分け」の結果どうなったか
多くの公共事業が停止になり、多くの企業が倒産した
そえだけではない
日本のお家芸の技術の進展まで止まってしまいかねない
事態になってきている
僕の知り合いの会社は種子島のロケットのエンジン系の設計会社だった
日本のロケット打ち上げ技術は世界一である
あのNASAよりもだ
その最高の技術の結晶でもあった次世代ロケットGXの開発予算が
「2位じゃだめなんでしょうか」の発言で注目を集めた あのR議員の一言
で中止になった
その結果、友人の会社は仕事を失い、2億近い負債を抱え倒産した
それだけではない何年もかかって蓄積してきた
せ世界一のロケットのエンジン技術がそこで消えた・・
これで良いわけがない
と・・・僕は思う
「ムダ」って・・
何がムダで何がムダでないのかの判断状況や価値基準によって変わってしまうと思う
ある人にとってはムダに見える支出も
別の人にとっては大事な「未来への投資」だったりする
そんなことで僕は大増税して公共投資を大幅に増やすべきだと思っている
いわゆる
だ
そうすれば再生可能エネルギー技術が発展し、完全脱原発も夢ではなくなると思う
そして何よりも再生可能エネルギー関連企業がくさん生まれ、雇用も生まれる
そんな意味でも僕は増税賛成派だ
だから僕は野田首相はよく頑張っていると思っている
もっと書きたいことは山ほどあるけど、
堅い話なのでこれくらいで終わりにします
投稿者プロフィール
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京都の某経営コンサルタントに従事
神戸の中堅IT企業にてWEBシステム構築や各種企業向けシステム構築のプロジェクト・マネージャーとして従事
神戸にてIT起業を起業し、代表取締役に就任
その後リーマンショックの影響で業績が急激に低下しに起因し、
血圧上昇と同時に基礎疾患のモヤモヤ病により脳出血発症し、
左半身不随の障害者となり会社は廃業、自己破産して、一時絶望
2020年まで障害者枠で非正規雇用の契約社員にて様々な企業に従事
2021年に再起をかけ、半身不随の身体でも出来るビジネスと踏んで
プロコーチを目指しコーチングノウハウを修行
2022年に、いつの日か個人事業主や企業経営者のコーチや個人のライフコーチとしてコーチングビジネスをするスタートする為、コーチング認定試験に合格し、認定コーチとなり、左半身不随障害者でも可能なあらゆる事業展開予定。
座右の銘は平凡ですが「ネバーギブアップ」です。