独り言

ゆっくり・・で大丈夫

僕は障害者になって変わったこと・・別に役立たずになったわけじゃないただ何事もゆっくりになっただけのこと・・そしてそれ(ゆっくりになったこと)が大して大きな問題じゃないそのことに最近初やっと気づいてきた僕は元来せっかちな性格だったそれは生まれ育った環境の影響もあった僕の父が大阪の船場の繊維関係の会社で丁稚奉公した叩き上げの大阪商人だったこともあり(小さい頃から)日頃から何かにつけてセカされた経験から自然と身に付いた性格だと思う飯を食うことさえ誰にも負けない自信があった(笑)父から「飯を食うのが遅い奴は仕事ができん」と耳にタコができるほど聞かされてきたから・・ちなみに僕の通っていた大阪の高校の近くに餃子専門の王将で30分で10人前食べたら無料になるという店があったけど、、僕は20分で平らげいつも無料にしてもらっていた・・苦笑そんなこんなでせっかちな性格になっていた僕だから左身体半身使えなくなって左側の物事がすぐにできないことに苛立って、かなり苦しんだ・・でも最近、すぐにできなくても大して大きな問題じゃないことに気付き始めてきた若い頃、これからはハイスピーマネジメントの時代だと言われて、何事...
人間について

たとえ見通しがどんなに悲観的であっても、やり続けなければならない

脳卒中後の後遺症の半身不随の回復のためのリハビリ・・これほど報われない苦労は他にはないだろうと僕は思う。。僕は水泳選手でもあったから、トレーニングの効果の実感という経験はある。たとえば簡単な話、腕立て伏せ、スクワット、25mダッシュ50本等々・・いろいろなトレーニングを経験してきた。でもそれらのトレーニングの結果は数日たてば(早ければ翌日には)身体の変化として実感できたものだ。つまりそれまでできていなかった事(水泳なら達成できなかったタイムや泳ぎのフォーム)ができるようになsってきたものだ。。それは苦しいトレーニングのあとの喜びでもあったでもこの脳卒中後のリハビリってやつはいつまでたっても何の回復の実感もない昨日できなかったことは今日もできない。そして、5年後の今もできない・・回復なんて言葉はいつの間にかもう信じていない。それでも僕は毎週通院リハに通っている・・なぜか・・たとえこのリハビリで「回復」できなくても、少なくともこれ以上退化(機能低下)したくないからこれ以上退化(機能低下)すると本当に役立たずな人間になってしまうと思うからだからこの先(回復の)見通しが悲観的であっても、やり続...
人間について

笑いで悲しみや怒りに勝つ

最近思う・・僕は脳出血で半身麻痺になってからというもの心から笑えた記憶がないいつも悲しみ、そして怒りに包まれていたように思うでも悲しんでいる瞬間の僕はとても思考が狭くなってしまっていると思う。思考力が低下しているから悲しみの原因を排除するための知恵も沸かない。。怒っているとき・・怒っているは怒りが僕の人格そのものになってしまい、思考力も停止し、「無知」になっている気がする例えば変な話・・怒りのあまり人を殺してしまうような瞬間ってそんなときには人はまさしく完全に思考力が停止し、無知(バカ)になっていると思うそして怒りが納まってから思考力が働きだし、自分のしたことに後悔し始める・・でも笑うときは、笑えるときは全く逆・・思考力がキチンとあるから「笑う」ことができる笑えるということは、通常の行動とのギャップに「おかしさ」を感じることができるから笑えるのではないかつまり笑うためには思考力が必要になる・・そう考えると笑うことで思考停止状態から脱出でき良いアイデアが湧く結果として何事もうまく行き始め、笑うことで悲しみや怒りに勝つことができるのではないかと思う笑うかどには福来るという諺はまんざら嘘では...
人間について

愛=「欲」が苦しみの根源

僕は障害者になってしまってからというもの、どうすれば障害者となった事に対して苦しんだり、悲しんだりせずに済むのかこの5年はそのことばかり毎日のうように考えてきたと言っても過言ではない。それだけ苦しかったんだろう・・・決して過去形ではないのだが・・その結果、自分なりに辿り着いた結論・・それは・・健常者に戻りたいというどうにもならない「欲」を持っている事が、苦しみの根源だと思うようになったそして自らの様々な「欲」を限りなく断ち切りたいと思ってきた(思っている)そのために努力をしてきたつもり。。それもこれも苦しみから逃れたいから・・僕は愛(男女愛、親子愛も含め)さえも人間の「欲」であり、そんな愛を持つから愛したい、愛されたいと思うからそれがかなわぬときには苦しみを生み憎しみや怒りに変わるだから、愛さえも自分への愛つまり自己への執着であり苦しみや悲しみや怒りの根源だと思うようなった。そんな思いをいつももっているせいか最近の僕は人の持つ「欲」にはかなり敏感になっていると感じている。そういうことを人(友人や知り合いや仕事仲間からも)から感じてしまうときなぜだか切ない思いにかられてしまう。。そんな今...
人間について

痛みとは永遠に闘わなければならないのか・・

今朝も左半身猛烈な痺れと痛みに苦しんだ・・再生可能エネルギーの事業がうまく進み始めているのとは裏腹に・・この身体」だけはどうにもならんし痛みだけはどうにもコントロール不能・・だだいたい痛みと痺れといっても左半身のどの部分が痛いのかさえわからないのだ・・感覚障害のせいだろう・・位置覚まで損傷しているのだ・・左半身は(疼痛でなくとも)外部からの針などで刺された場合でも刺された激痛は感じるが、どこが痛いのか分からないのだ・・例えば指先を刺されても肩に痛みを感じたり、ひどい場合、足に痛みを感じるときさえあるこうなると自分でも、もう訳が分からないこれだけは経験してない人には理解不能だろう今朝も必死でこの訳のわからない痛みで心が折れないようにするにはどうすべきか、必死で考えた結論は・・・痛みを意識しないこと。。意識を他に向けること・・とはいっても痛いものは痛い意識なんて他に向ける余裕なんてない・・このままじゃ心が折れてしまう!それはマズイと疼痛がいくばくか和らぐ抗うつ剤をいつもの2倍服用それでも1時間は痛みと格闘・・やっと1時間半ほどしてようやく落ち着いてきたそんな朝だった・・いつまで続くのだろう...
人間について

最近の老人?は・・

よく「最近の若者は・・」というけれどそのあとにくる言葉の多くは「マナーが悪い」とか「道徳が云々・・」だこのフレーズは古代エジプト時からあるそうだ・・でも僕は最近障害者になってからというもの「最近の老人?(年配者)は・・」と感じている何かというと「最近の若者は・・」「マナーが悪い」のそのまんま・・最近の老人(年配者)は・・「マナーが悪い」と感じているこれは驚くべきことだけど電車なんかに乗って席を譲って頂けるのがそのほとんどがなんと、髪の毛をピンクやグリーンに染めたような若者であり、僕よりあきらかに年上(たぶん10歳くらい)の人には譲ってもらった記憶がないそれより逆に(いつか記事に書いたど)JRの予約切符の受け取りなんかに片手作業で手間取ったりしたときに「もう終わったのか」と迷惑そうに障害者は街に出てくるなといわんばかりに言ってきた人も白髪が混じりの男性(ビジネスマン?)だった始発駅なんかで電車が来たときにドアに並んでるの僕の存在を気付かないかのようにわれ先にと座席に座ろうと駆け込み乗車して座席を陣取る人たちの多くが僕より明らかに(たぶん10歳くらい)年上の人(お年寄り?)の感がする彼らは...
人間について

Challenged People

今、東京から帰ってきた・・さすがにこの身体で2泊の上京は疲れ切った・・何が疲れるかって身体の環境適応能力が極度になくなっていることだ・・例えば、ホテルの部屋ひとつでも健常者のときなら、自宅と違う間取りやベッドの高さやユニットバスの大きさや浴槽の高さや深さでも何ともなかったそれで当たり前のことだったでも今は違うちょっと高さが違うだけで、足はその高さまで「自然に」上がらないだから躓き、転倒しそうになる・・左半身感覚がないからいちいち目で確認しながらどこまで足を上げれば良いか確認しないと上がることができない外出先では一事が万事この調子だからひどく疲れる・・それでも今回は再生可能エネルギーと水の浄化技術の輸出ビジネスをいっしょにやって頂けるパートナーと実のある打合せができたから今は充実した気分ではある・・そのパートナーは米国のユタ州の法人を設立しておりその法人を利用してじ事業を展開することになった日本での法人設立も完了した。こんなか身体でよくここまで持ってこれたものだと我ながら感心しているこの2日間のあいだにそのパートナーと話したことでひとつ面白い事を聞いたそれは現在,欧米では身体障害者のこと...
独り言

復活の狼煙(のろし)

とうとう今週あらたな会社設立登記だ・・事業内容は・・再生可能エネルギー技術の普及支援と日本の水質浄化技術の普及(海外販売)支援だ資本金は・・当然僕にはない・・でなんととある一部上場の会社の会長から法人を譲り受けることができた・・既に今年の売り上げはほぼ80%見込みが立っているという贅沢?さだこんな形であはあるけれども自分の(小さな)会社を破産させてから5年・・身体も半身不随になって自暴自棄になって先が全く見えなかった頃にには予想だにしなかったことだけどそれも、これも僕の周りの支援者のおかげ・・感謝であるでも、まだまだこれからだ決して僕の身体が楽になった訳でもない毎日が苦しいこんな状態でやれるかどうか不安はたくさんあるでもあらたなスタートラインまでは漕ぎつけた幸運としか言いようがない今日の記事は僕の復活ののろしだ今、公式HPも制作中・・完成したら・・ここに公開しようと思う
人間について

許せない・・・・?

昨夜未明3時半頃まで今、食べるためにしている仕事・・(IT系の会社の仕事の一翼のお手伝いをさせてもらっている)その仕事で昨日の16時頃から資料作りを始め結局未明3時半頃までかかった・・健常なころだったら、22時には終わっていただろう作業だったと思うでも、今の僕は片手タイピングでShiftキーなどが使えないそれだけでも2倍から3倍の時間がかかる、その上片手なのでミスタイピングのオンパレードでかなりイライラしながら終わったのが3時半・・それから入浴して就寝・・かなりストレスも溜まり、疲れたのであろう・・悪夢を見て(何を見た具体的には覚えていないけれど)、寝起きは痺れと激痛で気分は最悪・・たぶんこういうのが「鬱」状態なのだろう・・何もかもが許せない!そんな気持ちに襲われた・・許せないこと・・まずは大きなことから・・中国が許せないODAであれだけ援助したにも関わらず、それを軍事転用したあげくに明らかに内政干渉ともいえる、靖国神社参拝批判を外交カードに使って恫喝するえげつないやり方が許せない韓国が許せない明治には自国が統治できなくなったのを助けるためにお願いを聞いて併合した伊藤博文は日本日露戦争...
人間について

愛、こだわり、思い入れ、誇りが苦の根源

今朝、テレビ番組で、年末に安倍首相が靖国神社に電撃参拝したことに対して中国や韓国からの反発に関する討論をしていた。論客の一人に、靖国神社は先の大戦で亡くなった英霊に対して哀悼の意を表すものであり、且つ日本には生きているうちにどんな過ちをしようとも、亡くなった人にはそれがたとえ敵であろうとも哀悼の意を表するという文化がある。だから、中国や韓国の反発は筋違いであり、そんな事を外交カードに使うのは汚いだから、気を使う必要はない等々と怒り心頭という感じで、幕したてていた年輩の方がいた。韓国併合についても、当時自国を統治できなかった韓国が日本にお願いしてきたにも関わらず、今になって侵略だと言いがかりをつけてくるとはけしからん云々、、この人の言うことはよくわかった本当に日本を愛し、日本に誇りを持っておられ、ある意味正しい歴史認識を持っておられると僕は思うでも僕はこの方が熱く語る姿を見て感じた事があるこういう心は愛があり、誇りがあり、ある意味美しいし、正義かもしれない、でもこの日本や(先の大戦で命を落とした英霊)に対する「愛」や「誇り」はほとんどの人間が大な利小なり持つ「こだわり」であり、「愛」「思...