年末に安倍首相が靖国神社に
電撃参拝したことに対して
中国や韓国からの反発に関する討論をしていた。
論客の一人に、
英霊に対して哀悼の意を表すものであり、
且つ
日本には生きているうちに
どんな過ちをしようとも、
亡くなった人には
それがたとえ敵であろうとも
哀悼の意を表するという文化がある。
だから、
中国や韓国の反発は筋違いであり、
そんな事を外交カードに使うのは汚い
だから、気を使う必要はない等々と
怒り心頭という感じで、
幕したてていた年輩の方がいた。
韓国併合についても、
当時自国を統治できなかった韓国が
日本にお願いしてきたにも関わらず、
今になって侵略だと言いがかりを
つけてくるとはけしからん云々、、
この人の言うことはよくわかった
本当に日本を愛し、
日本に誇りを持っておられ、あ
る意味正しい歴史認識を持っておられると僕は思う
でも僕は
この方が熱く語る姿を見て感じた事がある
こういう心は
愛があり、
誇りがあり、
ある意味美しいし、
正義かもしれない、
でも
この日本や
(先の大戦で命を落とした英霊)
に対する「愛」や「誇り」は
ほとんどの人間が
大な利小なり持つ「こだわり」であり、
「愛」「思い入れ」「誇り」
というようなものではないだろうか
この「愛」とか
「こだわり」とか
「誇り」とか
「思い入れ」といった心こそが、
「執着と」であり、
それを損なわれると
怒りや悲しみや憎しみに変わり、
そして最後には自らの苦しみとなり、
悲劇さえ生む
そう考えると
愛やこだわりや思い入れといった
執着は
最終的には
自分自身(自己)への執着であり、
そんなものがあるから、
怒りや悲しみが生まれ、
いつしか、
憎しみとなり悲劇を生む。
そんなものさえなければ
怒りも悲しみも憎しみも起こらず、
悲劇も起こらない
そう考えると
年末の安倍首相の靖国神社参拝は
安倍首相のこだわりであり、
思い入れだったのだろう。
あるいはそういうこだわりや思い入れまたは
日本への愛を持つ人々への配慮だったのかもしれない。
でも、
そんなこだわりや思い入れや愛さえなければ
中国や韓国が反発するのは目に見えているのだから、
客観的に考えれば関係改善のためには
産廃する必要のなかった事ではないか
そこに人間という生き物の難しさがあると思う。
僕自身、
健常な身体に対する
こだわりや思い入れがあるからこそ
苦しみを味わうとうことが
最近ようやくわかってきた気がする
「愛や「こだわり」や「思い入れ」「誇り」
といった心は
一見尊く、美しいように思えるけど、
こんな心こそが、自我であり、
苦しみの根源なのだと思う
そんな事を考えている
なぜ僕はそんなことを考えるのか
なぜなら「理解されないこと」(無理解)に
いちいち怒り、悲しんでいたら
残念ながら今の人間の世の中、
障害者や難病患者は生きていけない
と思うからかもしれない。
(無理解)理解されないならそれでいい
無理解によって苦しい思いをしたからといって
怒ったところで・・
悲しんだところで・・
余計に惨めになるだけなのだ
そんな無理解はスルーしないと生きていけない
無理解は我慢・・
いや我慢がいけない
我慢は苦である
だから「自我」なんていらないと感じる
「自我」さえなければ我慢すらしなくてよい
「誇り」なんて持ちたくないと思う
愛も持ちたくない・・いらない・・
そんなものを持つから苦しむ
それ実感だ・・
自我というとわかりにくいけれど
プライド(誇り)といえば良いのかもしれない
生きとし生けるものの中で
プライド(誇り)のために死ぬことができるのも人間のみ、
プライド(誇り)というと玉砕的なイメージがあるけれど
簡単に言うと自尊心のために死を選ぶのも人間のみ
典型的な事象がいじめにより自尊心を傷付けることで
人は死を選ぶ
小学生でさえも自尊心を傷つけられると死を選ぶのだ
それもこれも「自我」のゆえん
また逆に自尊心があるからそ、
頑張ることができるというのも人間だ
いわゆる「悔しさをバネにする」という場合だ
自我っていうのは難しいヤツだ・・
投稿者プロフィール

- 代表
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京都の某経営コンサルタントに従事
神戸の中堅IT企業にてWEBシステム構築や各種企業向けシステム構築のプロジェクト・マネージャーとして従事
神戸にてIT起業を起業し、代表取締役に就任
その後リーマンショックの影響で業績が急激に低下しに起因し、
血圧上昇と同時に基礎疾患のモヤモヤ病により脳出血発症し、
左半身不随の障害者となり会社は廃業、自己破産して、一時絶望
2020年まで障害者枠で非正規雇用の契約社員にて様々な企業に従事
2021年に再起をかけ、半身不随の身体でも出来るビジネスと踏んで
プロコーチを目指しコーチングノウハウを修行
2022年に、いつの日か個人事業主や企業経営者のコーチや個人のライフコーチとしてコーチングビジネスをするスタートする為、コーチング認定試験に合格し、認定コーチとなり、左半身不随障害者でも可能なあらゆる事業展開予定。
座右の銘は平凡ですが「ネバーギブアップ」です。