人間について

怒りの感情って

ふと気が付いたんだけど、人が怒るときって、ほとんどの場合、人間に対して怒っていることがほとんどなんじゃないかって気がついたような気がする。なぜなら、例えば車を運転していて、突然割り込みをされたりしたらほとんどの人は残るだろう。そして自分の車にぶつけられたりしたらと激怒するだろう。でもそれは割り込みをした相手が人間だから怒るんじゃないだろうか?もしこれがアフリカのサバンナの平原で車で走っていたりして獣が突然、目の前に割り込んできて車にぶつかって自分の車が壊れたら怒るだろうか?多分、周囲に獣がいることに対して注意していなかった自分が悪かったと反省するのではないだろうか?単純な例だったけど、どんな時にでも、人が怒るときは相手は人間であり、そして、その人間が、自分が期待しているようないわゆる「常識」といった行動から外れた行動によって自分に迷惑をかけられることから、ほとんどの人が怒るんじゃないだろうかそんなふうに考えると、自分がに腹が立つとき相手が人間だと思うから、腹が立つのであるから相手は人間じゃない・・と考えれば怒りの感情も静まるのではないだろうか背景は人間ではなく、獣と思えば、そんな獣を相...
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当たり前・・・苦しいのが当たり前・・一切皆苦

脳出血で障害者となって、もう8年になる。障害者になった当初はこの半身不随という身体障害が辛くて、これから本当にこんな体で生きていけるのだろうかと本当に不安だった。あれから8年、今では左半身が不自由で、辛いのが当たり前街を杖をついて歩いていても、情けないと感じるのが当たり前左手が使えなくて、口を左手の代わりに使うのが当たり前そして毎日が苦しいのが当たり前。いつの間にか、そんなふうに半身不随で苦しんでいるのが当たり前になってしまっている。誰かが言った・・いつかその障害を受け入れることができ、慣れる日が来ると・・慣れるって、どういうことだろうもし、慣れるという意味が障害による苦しみやつらさが無くなってくると言う意味であれば、それは今の僕とは違う。苦しみも辛さも何も変わらないただ、その苦しみや辛さが毎日あることが当たり前になっているだけだ・・そんな風に当たり前になっているという状態だからおそらく周囲の人も気がついていないのであろう僕も今では辛いとか苦しいというようなことは言わなくなった。なぜなら、この8年間、この障害の体で生きてきて他人に(たとえ身内であっても)どんなにつらいとか苦しいとかいっ...
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哀れな人間

人間なんて哀れでつまらないものだと思う.。あくせく働いて一生懸命稼いだとしても、運の悪い人は、一生貧乏に付き纏われるものだし、たとえお金を儲けて、贅沢をしたところで、贅沢には限りがあるものだ。アラブの大金持ちだって寝るときの広さは決まっているものだ。どんなにご馳走を用意したところで、10人前を食べられるものでは無い。金持ちだって普通の人だって毎日同じように仕事をして同じように毎日を繰り返して、そしていつも右往左往しながら、最後には老いぼれて、病気になって死んでしまうものだ人間はなんて哀れなんだろうと思う
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死ぬことは怖くないかも? 少なくとも死ぬ瞬間は

僕は死ぬことは怖くないと思っているだからといって、いつか記事で書いたことがあるけど死にたいと思っているいるわけじゃ無い。ここまで生き抜いた以上、生きたいし、欲望 煩悩?も出てきたようだ。(長生きしたいというのは人間の最大の煩悩だそうな)でも死ぬことは怖くない・・それはかつて自死を覚悟した経験があるからというわけではなくこんな話を聞いたことがあるからだ。その話とは・・人は死ぬ数時間前まで『痛い、苦しい、痛い、苦しい』と言う人はいるでしょうが、いわゆる死、その瞬間に痛みや苦しみなどはないようなのです。僕が知っている医師で、今までに5000人以上の方を看取ってきたという医師から聞いた話ですが、彼によると泣き叫びながら逝った方は一人もいないそうです。また、「ご臨終を迎える患者さんは何日か前から昏睡状態に入っていくので、自分が死ぬことさえわからないのではないかと思います」とのことでした。それよりも、死ぬことの最大の問題は、このような死ぬ瞬間ではなく、その瞬間が来るまでの月日をどう過ごすかにあるのだとか明晰な意識を保ったままの状態で、死が間近に迫ってくるのを受け入れるということは大変な精神的な苦痛...
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全廃・・か

昨日、駐車禁止除外者証の更新のために、近くの警察署に行ってきた。提出しなければならないものは住民票と申請書と。そして、障害者手帳のコピーそして申請書に警察署の人があらためて僕の障害の詳細を書き留めているのを僕は見ていた。そのとき、あらためて「左上肢機能全廃」と書き留めているのを見ていてあらためて、僕の左腕は「全廃」なんだとその文字を見て感じさせられた。何年ぶりかなこの文字を見たのは?障害者手帳を発行してもらう時に障害者何球なのかを決めるときにリハビリ病院の医師に診断してもらい細かな診断書の最終部分に上記のように「左上肢機能全廃」と書かれていたのを見て衝撃を受けたものだ。正直、全廃?と言われてもピンとこなかった。あの元気で器用だった(利き腕だった)左腕が全廃?全廃の「廃」は廃棄の「廃」そんなバカな・・・そんなはずがない・・という気持ちだったことを覚えている。なんとも受け入れがたい言葉には出来ない気持ちだったことを覚えている。そして今回、あらためてこの文字を見て再度、心の中に何か寂しいものが吹き抜けてゆくのが分かった。なぜ?全廃?もう、どうにもならないのだろうか?。当初はリハビリを続ければ...
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女性は強い!強くなってきた

エイリアン2でリプリーがオートローダを駆使して、エイリアンと最後の闘いを挑むシーンこのシーンで、エイリアンに対して、「BITCH!」と罵倒の言葉を叫びながら女だてらにオートローダを運転して、エイリアンと最後の闘いを挑むリプリーを見て、女性は強いな~!と思ったのを覚えている全く怯(ひる)んでないし・・それどころか、COME ON !(かかって来い!)とか言ってるし・・・(@_@;)この映画くらいからじゃないかな映画で、やたらと女性が強くなり始めたのは・・最近じゃあ、現実の世界でも、女性が強くなってきているようだけど・・小池知事が森元総理や都議会議員のオッサン達に対して「BITCH!」「COME ON !」とか叫びながら闘いを挑んだら面白いだろうなぁ・・笑小池知事も全く怯んでないし・・笑
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他人の痛み

人というものは、自分が傷付かない限り、他人の痛みなど絶対に分かるものではない。自分の傷が痛いから、人の傷の痛さも分かるんだ。だから、自分が飢えない限り、他人の飢えには、無関心なのだろう。障害の辛さもおなじだ。分かりもしないのに、分かったような事を言うヤツは大っキライだ。でもさ、「お前の辛さはオレには分からない」とはっきり言ってくれて、そんなヤツが分からないと分かっていても、なんとか分かろうと努力する姿人は、何も言葉が無くても、それだけで嬉しいもんだ。