心のきしみ
心が軋む音が聞こえる・・左半身が痛む度に・・不自由で悔しい思いをする度に・・これができるならこれもできるだろう・・という常識が(他人も自分も含めて)通用しないことに愕然とする度に・・戸惑う度に・・心が軋み壊れそうになるのがわかるその軋みに「負けてたまるか」という接着剤で補修する・・補修してもすぐにまた、様々な思わぬ立ち塞がる壁に戸惑い、憂いまた心の軋む音が聞こえ始める・・そんなことを毎日繰り返してもう4年いつかはこんな風になってしまう気がしていたかもしれないだって人間だから・・人間ならいつかは老い、病に倒れ、床に臥せ死を迎えるそれが少し早かっただけ・・ただそれだけのこと・・だとしたら、いつこの命が消えるのか、もう二度と身体は元に戻らないのかそんなことに憂うともなく、不安を感じることもなくたとえ障害を抱えていようともただ、ただ、生きている今この瞬間を心を落ち着け、歩みたいそうすれば、そうできれば心の軋みもなくなろうに・・