今にも逃げ出してしまいたい。だけど逃げることは許されない。誰かに助けてほしいけど、誰もこの辛さを分かってくれない。
誰も分かってくれないのならもういっそ、死んでしまいたい。
もしかしたらそのような極限の考えに至るほど、あなたの心は傷ついているのかもしれません。
死んでしまいたい・・・
とても重く、ショッキングな言葉・・。正直なところを言えば今から17年前、
45歳になるまでの私には無縁の言葉だった。
どこか遠い世界で起きていることであり
自身がその心境を身近に感じる日がくるとは夢にも思ってなかった。
しかし45歳のあの日、有無を言わさず死を意識させられる出来事が突然起った。
仕事中に脳出血で倒れ、気が付いたときには左半身不随の障害者になっていたのです。
左半身の自由を失い、茶碗を満足に持つこともできなくなった
雨の予報を見て傘の準備を迷う人たちの隣で、一人だけ左手足の痺れへの影響に怯えていた
後遺症による、度重なる嘔吐に苦しめられた
心も体もズタボロに削り取られていくような日々の中で、私はあることに気が付きました。
人は体を傷つけられると生きようとするが、心を傷つけられると死のうとする。
皮肉な話かもしれないがが心と体、両方に傷を負ったからこそ辿り着けた答えだ。
45歳の私は間違いなくどん底だった。自分の運命を呪い、後悔し、現代医学の限界を恨み、
「元気そうでよかった」などと
軽々しく言う知人を責めたくなったこともある
しかし不思議と『死にたい』と思うことはなかったのです。むしろ100才まで生きたい・・
いや、生きてやるぞと本気で思っている。
それは私の中にある『このままで終わってたまるか』という反骨心があったからに他ならない。
体は確かに傷つき、不自由になりましたがその逆境こそが私のエネルギーになった。
投稿者プロフィール

- 代表
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京都の某経営コンサルタントに従事
神戸の中堅IT企業にてWEBシステム構築や各種企業向けシステム構築のプロジェクト・マネージャーとして従事
神戸にてIT起業を起業し、代表取締役に就任
その後リーマンショックの影響で業績が急激に低下しに起因し、
血圧上昇と同時に基礎疾患のモヤモヤ病により脳出血発症し、
左半身不随の障害者となり会社は廃業、自己破産して、一時絶望
2020年まで障害者枠で非正規雇用の契約社員にて様々な企業に従事
2021年に再起をかけ、半身不随の身体でも出来るビジネスと踏んで
プロコーチを目指しコーチングノウハウを修行
2022年に、いつの日か個人事業主や企業経営者のコーチや個人のライフコーチとしてコーチングビジネスをするスタートする為、コーチング認定試験に合格し、認定コーチとなり、左半身不随障害者でも可能なあらゆる事業展開予定。
座右の銘は平凡ですが「ネバーギブアップ」です。


