そこは2年前脳出血を発症してから約6カ月近く入院したリハビリテーション専門病院だ。
週に一度の診察は院長にしてもらう。
そこで先週、石巻まで行ってきたことを話すとびっくりしていた。
「よくその体で行ったな!健常者でも今の石巻には行こうとは思わへんぞ」
そこで石巻に行った理由の(供給している飲料水化設備の稼働状況の確認のために行った)話をした。
その話をしていると突然「その移動式飲料水化設備は西宮みたいな各種地方自治体が持っておき常時稼働できる
状態にしておかなあかんな、阪神大震災の時も水の確保は大変だった」
と阪神大震災の時のことを思い出すように言ったあと
「ところでその設備はこの病院の隣にある池の水でも飲料水にできるの?」
と聞かれた。
僕は「もちろん可能です海水よりも簡単です」と答えた。
それから診察が終わって理学療法士さんにリハビりを受けに行く途中に突然その院長に呼び止められ
「さっきの設備何トン処理できるって言ってたっけ」
と聞いてきた。
「1日100トンです」と答えた。
すると
「ちょっとその設備のことを詳しく今度教えてくれへんか。会社のことも、、お金のこともあるしな」
と言ってきた。
お金のこともあるしな?・・・
ん?
もしかしたらこの病院に導入しようと思っているのかもしれない。
いや間違いなくそうだ。
でなければお金の話なんかするはずがない。
確かにこの病院の病棟の脇に大きな池がある。
しかもこの病院は六甲の山手にあるから万が一災害などで水道のライフラインが被害を受けたとき、
水にはかなり困ると思われる。
次回の診察の際にはこの設備の資料とこの設備を作っている会社のパンフレットを持っていこう。
まったく予期しない展開だ。
海外どころか日本国内で十分必要としているところがあるのだ。
GW明けには九州にある最先端の太陽光発電パネルの技術を持つ会社と最新型の世界初の風力発電設備を開発している会社を訪問する。
これらの会社もまだまだ日本国内でも十分認知されていないと思う。
海外進出などしなくても国内マーケットでで必要としている優秀な技術を持つモノ作り企業が沢山あるのだ。
このNPO法人の活動は国内でも十分通用する活動ではないかと感じた。
思わぬ展開とそして思わぬ気付きを与えられた一日だった。
投稿者プロフィール
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京都の某経営コンサルタントに従事
神戸の中堅IT企業にてWEBシステム構築や各種企業向けシステム構築のプロジェクト・マネージャーとして従事
神戸にてIT起業を起業し、代表取締役に就任
その後リーマンショックの影響で業績が急激に低下しに起因し、
血圧上昇と同時に基礎疾患のモヤモヤ病により脳出血発症し、
左半身不随の障害者となり会社は廃業、自己破産して、一時絶望
2020年まで障害者枠で非正規雇用の契約社員にて様々な企業に従事
2021年に再起をかけ、半身不随の身体でも出来るビジネスと踏んで
プロコーチを目指しコーチングノウハウを修行
2022年に、いつの日か個人事業主や企業経営者のコーチや個人のライフコーチとしてコーチングビジネスをするスタートする為、コーチング認定試験に合格し、認定コーチとなり、左半身不随障害者でも可能なあらゆる事業展開予定。
座右の銘は平凡ですが「ネバーギブアップ」です。