自分を信じなきゃ人生じゃない


人生は、甘いものではない。厳しいものだ。
油断したら突き落とされ、どん底から抜け出せなくなってしまうと思う。

いつ僕のように脳卒中で障害者になるか分からない。

僕だって今回の震災のようにいつ被災するかわからない

世の中は不確実性に満ちている。

いつなんどき、どん底に突き落とされるか分からない。

薄氷の上を歩いているようなものだと思う。

そんな時、最も大切なことは自分の価値を信じ、

どんなに強く打ちのめされてもこらえて前に進み続けることではないだろうか

自分の価値を信じること

これほど大切なことは無いと思う。

今回の僕の石巻への強行は自分のやろうとしていること
そして自分の価値を信じているからこそ、左半身の痺れと痛みを堪え、この身体で2000キロもの距離を超える強行移動をして、設備確認に行くことができたのだと感じる。

だから痺れがどんなにキツくでも、どんなに身体が痛くても頭がボーっとするくらいフラフラに疲れているにも
関わらず、辛いとは一切思わなかった。

自分を信じていなければ、きっと途中でギブアップしていただろう。

やっぱり自分を信じなきゃ人生じゃなと思う。

自分の価値を信じなきゃ人生じゃないと思う。

今回の石巻行きが終わってから、求職のためにハローワークに行った。
残念ながらNPO法人の活動はボランティア的なもので今のところ、一切収入もなく交通費なども、皆自腹であるから、自分の食い扶持は別途自分で稼がなければならないからだ。

今回ハローワークに行って感じたことだが、

就職氷河期なんてウソだと思った。

求人なんていくらでもあるじゃないか。

障害者向けの求人票を紹介されたが、健常者向けの普通の求人についても調べてみた。

驚いたことに山のように求人があるではないか!

もし僕が健常者なら、絶対に応募して職につくことができる自信もあるような求人ばかりだった。

こんな状況で就職難だなんて求職側に問題があるとしか思えない。

「求人が少ない」とか「就職難」などと言うのは自分たちに自信がないからではないのだろうかと思った。

要するに自分の価値を信じることができていないだけではないのか。

「価値」とは「能力や資格」のことではない。

自分の力を信じて、必死で仕事に取り組むことができる能力のことだと思う。

そんなことができる人間であれば、どの企業も採用するのではないだろうか。

要するに「意欲」の問題だ。

「意欲」がなければ、どんなに勉強ができても、能力があっても、それを発揮することはできない。

逆に「意欲」さえあれば、現状の能力が低くても、それを自ら高めることができる。

そして新たな知恵も湧いてきて、創造力のある前向きな仕事ができるものと思う。

意欲は自分の価値を信じることができないと出てくるものではないと思う。

就職難だとか、企業の採用が非正規社員ばかりだなどと、まるで企業を悪者のように言っている連中がいるが、

それは自分に「意欲」がないだけではないのか。それを企業側から見透かされているから、採用されない
だけなのではないか

そして意欲が出ない理由を環境のせいにしているのではないだろうか

意欲とはどんな状況(苦境)であれ、自分の心の中にもつことができるものだ!

自分の心の問題を人のせいにしているだけではないのか。

そんなことでは、あっと言う間にどん底に突き落とされ、

2度と這い上がれなくなってしまうのではないか。

寝ても覚めてもそのことばかり必死で考えるような意欲さえあればどんなことだってできる。

僕は今回石巻まで強行できたのも自分の心の中の意欲がそうさせたのだと感じている。

今回の石巻強行によって、こんな半身不随の体でも自分自身に本気の意欲さえあれば何でもできるという

自信をもつことができた。

それだけでも僕にとっては大きな収穫である。

障害者でも「役に立つ人間」になれそうな気がしている。

そして自分の価値を信じなきゃ人生じゃないと思う。

投稿者プロフィール

代表
京都の某経営コンサルタントに従事
神戸の中堅IT企業にてWEBシステム構築や各種企業向けシステム構築のプロジェクト・マネージャーとして従事
神戸にてIT起業を起業し、代表取締役に就任
その後リーマンショックの影響で業績が急激に低下しに起因し、
血圧上昇と同時に基礎疾患のモヤモヤ病により脳出血発症し、
左半身不随の障害者となり会社は廃業、自己破産して、一時絶望
2020年まで障害者枠で非正規雇用の契約社員にて様々な企業に従事
2021年に再起をかけ、半身不随の身体でも出来るビジネスと踏んで
プロコーチを目指しコーチングノウハウを修行
2022年に、いつの日か個人事業主や企業経営者のコーチや個人のライフコーチとしてコーチングビジネスをするスタートする為、コーチング認定試験に合格し、認定コーチとなり、左半身不随障害者でも可能なあらゆる事業展開予定。
座右の銘は平凡ですが「ネバーギブアップ」です。
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