脳卒中の後遺症が他の病気と違うのはいつまでも過去の出来事にならないことである。
30台まで患った私の心臓病は手術で完治、発作時は苦しかったけど、
心臓カテーテル手術も死ぬほど痛くて、苦しかったけど、無事成功して「過去」になりました。
今までのどんな病気も「過去」になっています。
ただ、今回の脳卒中の後遺症は「過去」にはならない。
家内は脳出血発症時の急性期病院で頭痛と嘔吐で苦しんでいた時期、
これからどうなるのか不安に苛まれていたときが一番苦しかった
と過去を振り返るように言う。
今私は、かなり自立できてきている。でも私にとってはこの病気は何も「過去」のものではない
今、この瞬間も思うように手足が動かない、しゃがめない、走れない。
この苦しみは、現在進行形である。
心が今の自分を何とか受け入れられるようになっだけである。
今でも、元気な頃の自分を思い出すと、時々胸苦しくなる。。
でもそんな素振りは一切家族には見せない。
所詮わかってもらえないからである。
周囲の人にとって私の脳卒中は過去の出来事になっているようだ。
今、私が杖で歩いていることが「普通」になっているようだ、
でも私にとってはこれは「普通」でもなんでもない。
毎日24時間四六時中いつか回復できないかと考えている。
今、正に現在進行形なのである。。
今この瞬間も左手は使えないで、右手だけでタイプしている。
投稿者プロフィール
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京都の某経営コンサルタントに従事
神戸の中堅IT企業にてWEBシステム構築や各種企業向けシステム構築のプロジェクト・マネージャーとして従事
神戸にてIT起業を起業し、代表取締役に就任
その後リーマンショックの影響で業績が急激に低下しに起因し、
血圧上昇と同時に基礎疾患のモヤモヤ病により脳出血発症し、
左半身不随の障害者となり会社は廃業、自己破産して、一時絶望
2020年まで障害者枠で非正規雇用の契約社員にて様々な企業に従事
2021年に再起をかけ、半身不随の身体でも出来るビジネスと踏んで
プロコーチを目指しコーチングノウハウを修行
2022年に、いつの日か個人事業主や企業経営者のコーチや個人のライフコーチとしてコーチングビジネスをするスタートする為、コーチング認定試験に合格し、認定コーチとなり、左半身不随障害者でも可能なあらゆる事業展開予定。
座右の銘は平凡ですが「ネバーギブアップ」です。