今こそ日本のモノづくり企業は、自社技術を積極的に海外へ情報発信すべきときです!
私はこれまで健常者の頃、My-Japanというサイトを作り、これまで日本の伝統工芸品などの伝統技術の世界への紹介と伝統工芸品の販売をして参りました。
その中で、気付いたことがあります。
いま世界が日本の技術にたいして、いかに注目されているかということです。
「メイド・イン・ジャパン」
これだけで世界のブランドなのです。それだけで信頼と信用があるのです。
これを築いてきたのは、モノづくりをする方々の情熱と絶え間ない努力のたまものです。
そして現在、地球温暖化などの大規模な環境変動や、地震などによる自然災害の問題解決にたいして、 世界が今、最も注目しているのは日本の環境・防災技術です。
世界中の関連企業や関係者が、インターネット上で日本の技術情報を探し回っています。
しかし 海外での日本の技術ニーズが高い半面、日本企業の海外への情報発信意識は、かなり低いことが否めません。
特に日本のエンジニアリング企業は様々な背景を理由に、日本の技術力を求める巨大な海外マーケットに進出できていないのが現状です。
海外取引にたいする「未知」から来る恐怖感、取引の縦割りルールに関する日本固有の縛りなど様々な理由があることを理解しています。
また、まさか自社の技術を世界発信なんてという視点も、次の一手に打って出られない体質へ導いている要因と考えます。
いま、日本のエンジニアリング企業にとって、最大のチャンスが到来しています。
冷え切った国内マーケットの回復を待つ日々の忍耐を、海外ニーズに応える新しい出発点に立つパワーに切り替えるときが、明日ではなく、まさに今日なのです。
そこで私は海外からのニーズをダイレクトに伝えるため、 このサイトを技術系サイトへと大幅にリメイクしました。
海外への最新技術や製品を紹介する本格的なウェブサイトです。
2010年2月20日に立ち上げ以降充分な広告が成されているわけでもない、にもかかわらず2週間で、既に一日500アクセスを超えています。
海外の目が、日本のエンジニアリング企業に向けられていることを実証できたものであると自負しております。
先述のように、海外との直接取引は、経験もないしリスクも高いと言われるかも知れません。
でもニーズさえわかれば、望まれれば、期待されれば、智恵と勇気が沸いてきます。
そもそもこのような日本産業のアピールは、日本政府主導で世界へアピールする仕掛け作りをして産業振興しなければいけないと感じています。
確かに「ぬるい公的機関」でこのようなサービスを行っているところはあります。
機能していますか?
役立っていますか?
メーカーが頭を下げてお願いに上がらなければならない組織に、また逼迫した現状を、気概を持って対応することから外れた感性しか持ち合わせていない組織とリンクしても、進展は望めません。
ほんの一例ですが、中国や台湾に日本の新幹線が導入されました。
新幹線は素晴らしい日本のエコ技術の塊であると感動しています。
世界最高の省エネ輸送技術ではないでしょうか。
使用されているさまざまな部品は、もちろん日本のエンジニアリングの結晶だと思います。
また逆にハイブリッドエンジンのような画期的な省エネ技術の「発明」がすごいのかというと、そうではないかも知れません。
日本の技術力のすごさは、アインシュタインの相対性理論のような全く新しい「発明力」「発見力」ではなく、 小さな歯車1つにたいしても、製品公差に甘えない、精密さと正確さであると考えます。
これは物作りにたいする基本的な姿勢であり、職人さんの持つ感性と「匠の技」であるとも言えます。
先日打ち上げた火星探査機のイカロスの宇宙帆の厚さは、7.5ミクロンです。
世界初の「宇宙ヨット」は、この技術があればこそ可能となった日本のプライドです。
そこで私はこのサイトをパートナー会社だった株式会社606(http://www.kobe606.jp/)に引継ぎ、改修委託し、
日本の伝統工芸品紹介販売サイトから現代の日本技術紹介・ビジネス間マッチングサイトにリメイクし再スタートしました。
http://my-japan.jp/
私は日本人として、微力ですが、このサイトで日本の産業振興に少しでも役立てればと考えております。
投稿者プロフィール
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京都の某経営コンサルタントに従事
神戸の中堅IT企業にてWEBシステム構築や各種企業向けシステム構築のプロジェクト・マネージャーとして従事
神戸にてIT起業を起業し、代表取締役に就任
その後リーマンショックの影響で業績が急激に低下しに起因し、
血圧上昇と同時に基礎疾患のモヤモヤ病により脳出血発症し、
左半身不随の障害者となり会社は廃業、自己破産して、一時絶望
2020年まで障害者枠で非正規雇用の契約社員にて様々な企業に従事
2021年に再起をかけ、半身不随の身体でも出来るビジネスと踏んで
プロコーチを目指しコーチングノウハウを修行
2022年に、いつの日か個人事業主や企業経営者のコーチや個人のライフコーチとしてコーチングビジネスをするスタートする為、コーチング認定試験に合格し、認定コーチとなり、左半身不随障害者でも可能なあらゆる事業展開予定。
座右の銘は平凡ですが「ネバーギブアップ」です。