人間について 障害を負って最も怖かったこと・・
僕が脳出血による半身不随という運動障害と重度の感覚障害からくる難治性の疼痛(視床痛)という「障害」を負って最も怖いと感じたこと・・それは、「いつまで続くかわからない」不自由と痛みと痺れの「いつまで続くかわからない・・」というフレーズだ・・正直それは恐怖だった・・どんな病気にしろ、怪我にしろ「終わり」はある癌でさえも最悪「死」という形で終わりを告げ(死を悲しむかどうかは別にして)そこで少なくとも「苦痛」は「終える」たとえ「終わり」が死だったとしても「苦痛の終わり」には違いないでもこの半身不随という障害ってやつは、「死」という形でも終わるかどうかさえも分からない少なくとも「半身不随という障害」が起因で死を宣告され、死ぬことはほとんどないだろうもちろん寿命を迎えて、結局癌や心不全や再脳出血で死を迎えることはある確かにそのときは僕の「苦痛」は終わる・・でもそんなのいつ来るかわからない・・要するに「死ぬまで」または「残りの半生」この不自由と痛みと痺れ続くのだ死ぬまで続く・・生きている限り続く・・この言葉は当事者にとっては「永久」と限りなく等しい響きであるこの世は諸行無常というそしてすべの事象は移...
