起業・ビジネス 一発逆転の発想は心の隙間を生む
人は、苦境に立つと一発逆転を願うものである。特に起業家の場合、必ずひどく苦しい時期が必ず来る。金融機関から大きな借入金を背負い、売上が思うように上がらない。こういうとき人は焦る。一発逆転したいと思う。ここに心の隙間できる。詐欺師(本当は詐欺師ではないのだが)はここ付け込んでくる。ウマい話に心が傾いて、のめり込む。。世の中そんなにウマい話があるわけがないのである。地道に人に役立つことを続けていれば世間は必ず評価してくれる。かといって、営業や広告をするなと言っているわけではない企業にとって営業活動は最重要課題である。社長は会社の最大の営業マンである。自身の信ずるところをアピールし続けるべきである。ただ、焦りは禁物である。ウマい話には気をつなければいけない。焦るな、地道な努力に勝るパワーはない。一発逆転・・苦境が続くと人間であるからこそういう思いに至るのも致し方ないしかしこれは煩悩の1つであり、心の隙間を生む危険な心である
