僕は山本周五郎氏の小説に出てくる
「きわみ」という言葉に惹かれる
きわみとは・・
これだけはどうしてもゆずれない
ここからは一歩も引けない
これは絶対許すことができない
こうしたギリギリのいわば崖っぷちの状況である
そんな状況における
人間の心理と行動を描く作品が山本周五郎氏の小説には多々ある
そしてそれは権威や権力¥才能をの持つ
いわば「強者」のきわみではなく、
下町のごく普通の人間で才能もなく、
日々の生活にも困るような
そういう
「どうしようもない人間」
いわば弱者たちが
きわみというぎりぎりの選択が必要になったときの
決断のとき
何を思い、どう行動するのかを描く
決して英雄や成功者の物語ではない
だから僕は惹かれる
そこに「どうしようもない人間」であっても、
その人間の持つ「本当の姿」が見えてくる
人間は
「本当のきわみ」経験するかしないか、
そしてそこで如何に決断するかによって人生が変わる
そこには人間の激情だけであり、
決して論理的な思考ではないと思う
激情こそが人生を変えることのできるものであり、
激情の生まれない人生は何も変わらない
そのためにも「きわみ」のようなギリギリの状況が
人間には必要なのかもしれない
僕はそう思う。
投稿者プロフィール

- 代表
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京都の某経営コンサルタントに従事
神戸の中堅IT企業にてWEBシステム構築や各種企業向けシステム構築のプロジェクト・マネージャーとして従事
神戸にてIT起業を起業し、代表取締役に就任
その後リーマンショックの影響で業績が急激に低下しに起因し、
血圧上昇と同時に基礎疾患のモヤモヤ病により脳出血発症し、
左半身不随の障害者となり会社は廃業、自己破産して、一時絶望
2020年まで障害者枠で非正規雇用の契約社員にて様々な企業に従事
2021年に再起をかけ、半身不随の身体でも出来るビジネスと踏んで
プロコーチを目指しコーチングノウハウを修行
2022年に、いつの日か個人事業主や企業経営者のコーチや個人のライフコーチとしてコーチングビジネスをするスタートする為、コーチング認定試験に合格し、認定コーチとなり、左半身不随障害者でも可能なあらゆる事業展開予定。
座右の銘は平凡ですが「ネバーギブアップ」です。


