障害者になって得たものと失ったもの。
3年前半身不随になった当初、
全てのモノを失ってしまったように思えた。
確かに・・
それまで積み上げてきた多くのモノを失った。
多くの身体の機能も失った。
そして何もできない人間になってしまったと思った。
でも。。それは違った。
多くの失ったモノ以上にかけがえのないモノをいつのまにか得ていた。
確かに生きることそのものに苦しんだ。
でもそのことが結果として、僕に生きる意味を教えてくれたように思う。
今まで全く気付かなかった「生きる意味」というもの
苦しみの中で「人間はなぜ生きるのか」という問いを何度も繰り返したように思う。
そして3年た経ってやっと僕なりに結論が出てきたように思う。
それは健常者の頃の僕には絶対に気付けなかったことだと思う。
人間が生きる意味・・
僕は今確信している。
人は人と繋がるために人は生きているのだ・・
と・・
人とのつながりが切れたら死んだも同じ。
たとえ巨万の富を得ようとに人とのつながりの無い状態は言いている意味がないと思う。
たとえ障害者になろうともたくさんの人との繋がりを保つことができていれば
その人生は輝いているといえると思う。
人とのつながりを感じているときが本当に喜びの瞬間だと感じている
そしてその人との繋がりを保つために必要なこと・・
それは
思いやり・・
感謝・・
自分は周りの皆に生かしてもらっているという感謝の思い
そういいったものが人との繋がりを強くし生き生きとした
人生を送ることができる最大の力になるということ
いまそんな風に自分なりにやっと悟ることができ始めたように思う。
そのことに気付いたことが障害者になって得た最大のご褒美だと今感じている。
いろんなモノを失ったけど、この気づきに勝るものはないと少なくとも僕は今、思っている
投稿者プロフィール

- 代表
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京都の某経営コンサルタントに従事
神戸の中堅IT企業にてWEBシステム構築や各種企業向けシステム構築のプロジェクト・マネージャーとして従事
神戸にてIT起業を起業し、代表取締役に就任
その後リーマンショックの影響で業績が急激に低下しに起因し、
血圧上昇と同時に基礎疾患のモヤモヤ病により脳出血発症し、
左半身不随の障害者となり会社は廃業、自己破産して、一時絶望
2020年まで障害者枠で非正規雇用の契約社員にて様々な企業に従事
2021年に再起をかけ、半身不随の身体でも出来るビジネスと踏んで
プロコーチを目指しコーチングノウハウを修行
2022年に、いつの日か個人事業主や企業経営者のコーチや個人のライフコーチとしてコーチングビジネスをするスタートする為、コーチング認定試験に合格し、認定コーチとなり、左半身不随障害者でも可能なあらゆる事業展開予定。
座右の銘は平凡ですが「ネバーギブアップ」です。