粛々と物事を行うということ。


結果がすぐにでなくても、粛々と物事を行い続けるということは、

実に苦しいものである。

僕は半身麻痺なってからほぼ3年になるが、

未だに週1回のリハビリを続けている。

これだけリハビリを続けても大して効果が

出ているとは感じない、、、、

でも僕は半身麻痺になったとき誓った。

45歳で45年かかって出来上がった脳機能

が破壊され損傷したのだから、あともう45年リハビリを頑張ろうと・・

そうすればそのころには90歳だけど元に近い身体機能を

取り戻すことができるはずだということを信じようと・・

そんな思いでこの3年間リハビリを続けてきたけれど、

さすがに3年間でほとんどの身体機能の向上を感じない状態では

「もうダメかな」と心が折れそうになってしまう。

それでも気を取り直してリハビリを続けてきた。

そんな経験から僕は昔よりずっと忍耐強くなったような気がする。

結果がすぐにでなくても粛々とやるべきことをやり続ける。

そんなことが昔よりできるようになった気がする。

今のNPO法人の活動においても同じだ。

何かの行動を起こした時、結果が出ない。

1週間たっても2週間たっても何の反応もない。

そんな状況の時でも粛々とやるべきことをやり続けることが

できているような気がする。

そうしていると不思議と1ヶ月ぐらい後に突然物事が

良い方向に動き出すということを実感することができ始めている。

よく政治家が「やるべきことを粛々と行うだけです」などと

言っているけれど、言葉で言うこと簡単なものではないと思う。

けれど・・

本当に「粛々とやるべきことをやり続ける」ことが

できれば結果は必ず出るという確信を持つことができるようになったように思う。

だから3年前誓ったように、あと43年間リハビリを頑張ろう。

そして90歳になったとき、ほとんど身体機能取り戻し、

シニア国体の水泳に出場するのだ。

ここであらためて、これからも文句も言わず心も折れないように

粛々とリハビリを続けるということを誓いたいと思う。

投稿者プロフィール

代表
京都の某経営コンサルタントに従事
神戸の中堅IT企業にてWEBシステム構築や各種企業向けシステム構築のプロジェクト・マネージャーとして従事
神戸にてIT起業を起業し、代表取締役に就任
その後リーマンショックの影響で業績が急激に低下しに起因し、
血圧上昇と同時に基礎疾患のモヤモヤ病により脳出血発症し、
左半身不随の障害者となり会社は廃業、自己破産して、一時絶望
2020年まで障害者枠で非正規雇用の契約社員にて様々な企業に従事
2021年に再起をかけ、半身不随の身体でも出来るビジネスと踏んで
プロコーチを目指しコーチングノウハウを修行
2022年に、いつの日か個人事業主や企業経営者のコーチや個人のライフコーチとしてコーチングビジネスをするスタートする為、コーチング認定試験に合格し、認定コーチとなり、左半身不随障害者でも可能なあらゆる事業展開予定。
座右の銘は平凡ですが「ネバーギブアップ」です。
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