日本は、人類はパラダイム大変換をすべきときではないか


今、日本は、いや人類はパラダイム大変換をすべきときではないか

僕はこの2年間で自分の誇り、喜びの価値観の大転換をしました。
否応なく転換させられたというのが真実ですが・・
これをパラダイムの変換というのだろう。
パラダイム転換というのは大変な苦痛を伴います。
少なくとも僕にとっては大きな苦痛でした。
障害者となってしまった今、価値観の大転換をしないと生きていけない。

そのためには自分の持っていた誇りや喜びは一旦一切捨てなければならない。

倒れる前の僕は、体力には自信がありました。水泳部出身なので、持久力には自信があり
一種の自分の誇りでありプライドでもありました。また仕事においてもエンジニアの経験
コンサルタントの経験などいろいろな職歴からバリバリと仕事をこなしている自分に
自画自賛と少しの誇りがありました。
車にしても、
排気量の大きなアメ車の大きな車に乗り、自慢でもありました。(今から考えるとくだらないことだと思えるのですが)

そして「喜び」

フィットネスクラブのプールで思い切り泳いだり、運動をして汗をかいたりする喜び、
お気に入りの車でドライブする喜び

脳出血によって左半身麻痺となり、
そんなささやかな誇りや喜びを全て捨て去ることを余儀なくされました。
もうできない身体なのですから・・

これは辛かった。。

でも、今、不思議なことに新たなな誇りや喜びを持つことができ始めている。
こんな身体でもNPO法人も設立間近だ

不思議なものだ。。

一旦パラダイムの変換ができてしまうと、昔喜びや誇りと思っていたことが実にくだらないことだったことに
気付き始めた。

速く泳げたからといってどうなのだ。
でかい車に乗ったからといってどうなのだ。

乗れなくてもかまやしない
泳げなくてもかまやしない

僕には今それよりも何倍も何十倍もすばらしい喜びや誇りが生まれ始めている
社会貢献、社会に役に立つことができるようになるかもしれないとい喜びと誇りだ。
それに比べれば、健常者の頃の喜びや誇りなんて小さなものだと感じる。
「社会に役立つ人間」であると思えること。
これほどすばらしいものはない。
人と人とのつながりの中で、自分が役に立てる

必要とされている・・という実感を持つことができるのが人間にとって本当の誇りであり喜びではないだろうか。

昔、いろいろな業界の偉人は「お金が儲かることよりもお客様から感謝されることが最もうれしいことである」
と言っているのを聞いていたが、頭では理解できているつもりだったが実感はなかった。

今ようやくその言葉の意味が実感として理解できてきたような気がする。

昨日、ようやく倒れて以来車が来た
破産のため愛車だったアメ車も売った。
来た車はトヨタの燃費の良いごく普通車だ。
乗ってみると、いいじゃない。
過去、なんであんな燃費の悪いアメ車に「誇りのようなもの」を感じていたのか不思議になる。
中古車だがこちらのほうがずっと乗りやすく、エコロジーである。
今はこちらの車のほうが誇りを感じる
パラダイムの変換とはすごいものだと我ながら感心する。
過去の自分のプライドや喜びを捨てる過程は本当に辛かった。
でも捨ててしまうことができると昔誇り⇒プライドに感じていたことが
全く小さなことに見え大したことではなくなってしまうものだ。

今日本経済も世界経済も行き詰っている。それに加えて地球温暖化、食糧枯渇、、資源枯渇

日本も、いや全人類も価値観の大変換、パラダイムの大変換が必要なのではないだろうか。

経済成長は善、とか

景気後退は悪 とか

文明の生成発展は善とか

物質的な豊かさは喜びとか

またスポーツでも何でもどんな分野でも

強さは喜びとか

強さは誇りとか

勝つことは喜びであり誇りであるとか

そういった今までの当たり前だった人間の、人類社会の価値観の大転換、パラダイムの大転換をしなければいけない時期に人類はさしかかってきているのではないだろうか。貨幣経済自体を根本的に見直さなければならないのではないだろうか。

価値観が変われば見え方も変わる。見え方が変わるから感じ方も変わる。感じ方が変わると行動が変わる

怒りが哀れみに変わったり、誇りだったものが取るに足りないものに見えたりする
これは人の心の問題だ。心が変わると人間の行動も変わる。

しかしこれは難しい、

一個人が価値観を変えるなら、自分だけの昔の誇りや喜びやプライドを捨てればよい
しかし、人類や国家となるとそうは問屋が降ろさないだろう。
かなりの混乱を招くであろう。
対立も生まれるであろう。

日本の明治維新大政奉還のような無血革命のように軟着陸できる術はあるのだろうか。
僕には到底わからないが、パラダイムの大転換が必要なことだけは感じる

投稿者プロフィール

代表
京都の某経営コンサルタントに従事
神戸の中堅IT企業にてWEBシステム構築や各種企業向けシステム構築のプロジェクト・マネージャーとして従事
神戸にてIT起業を起業し、代表取締役に就任
その後リーマンショックの影響で業績が急激に低下しに起因し、
血圧上昇と同時に基礎疾患のモヤモヤ病により脳出血発症し、
左半身不随の障害者となり会社は廃業、自己破産して、一時絶望
2020年まで障害者枠で非正規雇用の契約社員にて様々な企業に従事
2021年に再起をかけ、半身不随の身体でも出来るビジネスと踏んで
プロコーチを目指しコーチングノウハウを修行
2022年に、いつの日か個人事業主や企業経営者のコーチや個人のライフコーチとしてコーチングビジネスをするスタートする為、コーチング認定試験に合格し、認定コーチとなり、左半身不随障害者でも可能なあらゆる事業展開予定。
座右の銘は平凡ですが「ネバーギブアップ」です。
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