二酸化炭素固定化技術


藻類の光合成作用で二酸化炭素を吸収する

微生物の持つ光合成作用を利用して二酸化炭素を固定化する方法が研究されている。研究の焦点は大きく4つある。光合成能力の高い微生物を探し出すこと。微生物を大量に増殖するシステムを開発すること。さらに、これらの微生物を効率よく働かせるため、太陽光をうまく集めるシステムを開発すること。最後に、二酸化炭素を吸収し、大量に増えた微生物をうまく再利用すること、である。

 火力発電所から放出される二酸化炭素を微生物を使って吸収させ、固定化するプロジェクトを、RITE(財団法人・地球環境産業技術研究機構)が進めている。日立製作所石川島播磨重工業住友重機械工業三菱重工業大成建設日立造船旭硝子、出光興産、住友化学工業などの民間企業のほかに、四国工業技術研究所(独立行政法人産業技術総合研究所四国センター、以下同じ)、東京大学山形大学などが加わっている。

 このプロジェクトでは、森林よりも10倍の光合成能力のある藻類も発見されたが、火力発電所の放出する二酸化炭素を吸収するというレベルには不十分だった。

 大阪大学は火力発電所の排ガスに含まれる二酸化炭素、窒素酸化物の両方を、藻類を使って吸収する技術を開発した。この藻類は光合成作用と同時に窒素酸化物を栄養源として取り込む働きを持っている。実験では排ガスに含まれる二酸化炭素や窒素酸化物の約7割を吸収したという。もっとも、藻類をきちんと働かせるためには、火力発電所の約半分の敷地面積が必要になるという。理想と現実の溝は深い。

投稿者プロフィール

代表
京都の某経営コンサルタントに従事
神戸の中堅IT企業にてWEBシステム構築や各種企業向けシステム構築のプロジェクト・マネージャーとして従事
神戸にてIT起業を起業し、代表取締役に就任
その後リーマンショックの影響で業績が急激に低下しに起因し、
血圧上昇と同時に基礎疾患のモヤモヤ病により脳出血発症し、
左半身不随の障害者となり会社は廃業、自己破産して、一時絶望
2020年まで障害者枠で非正規雇用の契約社員にて様々な企業に従事
2021年に再起をかけ、半身不随の身体でも出来るビジネスと踏んで
プロコーチを目指しコーチングノウハウを修行
2022年に、いつの日か個人事業主や企業経営者のコーチや個人のライフコーチとしてコーチングビジネスをするスタートする為、コーチング認定試験に合格し、認定コーチとなり、左半身不随障害者でも可能なあらゆる事業展開予定。
座右の銘は平凡ですが「ネバーギブアップ」です。
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