人間について 「ごめんなさい」より「ありがとう」
僕が脳出血で半身不随となり、会社の破産させ、自己破産し自暴自棄になっていたころ、よく「ごめんなさい」という言葉を頻繁に口にしていたように思う。妻に対しては僕がこんな体になってごめんね。稼ぐことができなくなってごめんね。こんな障害者と暮らさなければが長くなってごめんね。息子に対してお父さんがこんな体になってごめんね。いっしょに遊ぶことができなくなってごめんね。でも最近僕は周囲に対してできる限り「ありがとう」と言うようにしている。例えば誰か(上司などに)に叱られたとき、「すみませんでした」「ごめんなさい」という人が多いであろう。でも「ごめんなさい」という言葉は「逃げ」になると思ったのです。「ごめんなさい」という謝罪の言葉はいう方も言われる方もネガティブな気持ちになるものだと思うから。。。だから叱れたときには「ありがとう」というのだ。つまり叱ってくれてありがとう・・という意味で・・「ありがとう」という言葉は人の心を前向きにさせると思う。ただそれだけの言葉で人の心は前向きになれるような気がする。だから妻に対しては僕といっしょに過ごしてくれて「ありがとう」ほとんど収入もないのに家計をやり繰りして...
