人間の生き方

人間の生き方

夢がもてる世界を作るより、夢を持つ心をはぐくむことの方が大切

先日、蓮舫議員が、日本を若者が夢の持てる社会にしていきたいと話していた。それは、日本の未来が明るいと感じるような成長戦略の経済対策や福祉政策を指すのだろうでも僕は、夢がもてる世界を作ることより、夢を持つ心をはぐくむことの方が大切ではないかと思う。どういうことかと言うと、どんな苦境でも夢を持つ人間はいる。苦境になると諦める人間もいる。夢とは人間の心の問題であり、世の中がどんなに苦境でも夢を持ち続けることが明るい未来への扉を開く第一歩だと思う。その意味で教育は非常に重要だと思う。それは信じる心、挑戦する心だと思う。今の時代不況とはいえ、戦後直後に比べれば十分過ぎるほど豊かである。戦後直後は日本は焼け野原で、明日をも知れぬ、不確実な日々であったはずだ。でも戦後直後の日本人そんな中で、日本立て直すという夢を持ったではないか。それに比べて、現代の日本は何でもある。まさに豊かである。にも関わらず、将来に悲観してか自殺者が年間3万人もいるというではないか現代人はまさに心が病んでいるのである。子供だけではない。大人も夢を持つ心の訓練が必要だ。そして政治家は自ら夢を持ち、国民に夢を持つことの大切さを身を...
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「国民の遺書」と「総員玉砕せよ」を読み終えて

小林酔よしのりさんの「国民の遺書」と水木しげるさんの「総員玉砕せよ」を立て続けに読みました。切ないというか空しいというか適切な感想の言葉が見つからない自称「保守」を名乗る人たちの言うように大東亜戦争は欧米列強の奴隷的植民地支配からアジアを開放するという「正義の戦争」だったかもしれない先日映画「キャタピラー」で若松監督は戦争に正義の戦争も何もない。人が人を殺しあうだけの悲惨なものだというようなコメントをしていましたが私自身の考えは「正義の戦争」はあると思う。もし僕の家族が辱めを受けたら、僕は片手片足でも日本刀で相手と刺し違えるであろう。これは正義の闘いだ。ただ、しかし先の戦争におけるラバウルのあの追い詰められた状況下で、玉砕以外に選択肢はなかったのかこれだけは感じる。当時の司令部は「皇国日本のための玉砕」「生きて虜囚の辱めを受けず」とい言葉の下に思考停止に陥ったと感じるあまりにも知恵がなかったのではないか
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自殺者の急増に懸念する日本人にとっての心の安らぎとは

信じることによっ心の安らぎが得られる信ずる者は救われる現在の日本は自殺者が毎年3万人を超えるという異常な事態になっているこれはなぜだろうかキリスト教世界では自殺は悪とされている宗教とは.道徳観を教育するものであると思う神様やあの世を信じることによって心の安らぎが得られるのである生きているうちに善行を行えば天国に生きるとか、親兄弟に幸せが訪れるとかそういうことを信じることが大切なのであるしかし、現実はそんなことない。現実はもっと厳しいどんなに善行を行った人でも悲惨な死を迎えたり悲惨な病に犯されることは沢山ある。それだけを見ていると人は打算的になり、道徳感のある行動をできなくなってしまい社会が乱れてしまう。しかし宗教のようなもの信じる心によって心の安らぎが出ることができ、その結果、道徳感を持つことができ、社会の安定につながる。しかし昨今の新興宗教など信仰さえすれば、自分だけは助かるという非常にに利己的な宗教感を持たせることによって資金などを集めたりする主義的な集団が非常に多い。その典型的な新興宗教でそれによって記述をもたらしたものがあのオウム真理教である宗教において神や霊魂のようなものが本...
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失うことを恐れない心

今日テレビを見ていたらある中小企業の社長さんが本業と全く関係のない、基礎研究をやっているという放映を見た。本業自体が非常にに危うい中、すぐに利益を生まない非常にリスクのあることである。もし失敗したらどうどうするのかという問いに対して、その社長は私は戦後の焼け野原のまったく何もないところからやってきました。だから失敗しても怖くないのですと言ってましたつまり失うことが怖くないとおっしゃっていました。私はこれを見て、今の自分に必要なのはこれだと思いました。失うものがなければ、失うことが怖くなければ、前向きにがんばることができる。これほど強いものがない。私も脳卒中以降たくさんの物を失ったゼロから作った自分の会社会社の破産、そして自己破産ほんとうにいろんなものを失った1年半でした。さらに健常者なら当たり前にできる体の機能、その他にも人間としてのプライド、男としてのプライド、父親としてのプライド。そして今僕はもう失うものはないか?失うことを恐れることはないかと問われるとわれると答えはノーである。今1番失いたくないもの、それは家族である。息子であり妻である失うことをする恐れない心難しいなでも以前の自...
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心のパラダイム変換をしよう

僕の心のパラダイム変換脳出血で、障害者となったのは悲劇ではない!これはチャンスだ!精神力を鍛えるまたとないチャンスだ!痛みや痺れに耐える精神力を鍛えるためのまたとないチャンスだ!そして、不自由な体で、生きていく工夫と知恵を創造するまたとないチャンスだ!そうパラダイム変換しよう。
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待つ心

待つというのは苦しいものだいま僕はたくさんのことを待っている。・新しく紹介してもらったNPO法人の機器職場のこと、そして面談の日時の連絡・既に職務経歴書を出している。・今進めている新しい事業の経済産業省への補助金申請の結果・各種助成金の申請の結果この結果によって未来の動き方が全く変わってくる焦る・・焦る気持ちを抑えているベストを尽くしたはずだと信じている。しかし不安になる動きがないと不安になる良い結果でも悪い結果でも良い早く結論が知りたいあせってはいけないそれは自分でもわかっているしかし心をコントロールするのが難しいまた私の尊敬する松下幸之助さんの言葉を今読み返している「時を待つ心」松下幸之助━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━何ごとをなすにも時というものがある。時、、それは人間の力を超えた、目には見えない大自然の力である。いかに望もうとも、春が来なければ桜は咲かぬ。いかにあせろうと、時期がこなければ事は成就せぬ。冬が来れば春は近い。桜は静かにその春を待つ。それはまさに、大自然の恵みを心から信じきった姿といえよう。わるい時がすぎれば、よい時は必ず来る...
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ビジネスにおける執念とこだわり

日本人技術者には日本人の職人には執念があるにもそれはこだわりとは別物であるこだわりはいけないこだわりとは自分の好き嫌いである。こだわりとはいわゆるエゴイズムであるしかし執念とは与えられた目標や目的に対して何が何でも達成するという心であるビジネスにおいてこれを間違えると失敗をする。よくこの商品は「こだわりの逸品」であるという表現をするが私はそれは、間違いであると思っていますたとえば簡単な話ですがラーメン屋さんの大将が自分の作ったラーメンにこだわりを持つということは一見良い事の様に聞こえがちですがそうではありません。そのことによって失敗したラーメン屋さんは星の数ほどありますラーメン屋さんで成功したいのであれば、みんなが本当においしいというラーメンを絶対に作ってやるという「執念」が必要なのである。それを目指して徹底的にスープなり、麺なりを研究して、作らなければならないのであると思う。そして自分のこだわりだけで何十年もかけて作り込んだラーメンを取り出して全く売れなくて倒産していっラーメン屋さんは星の数があります。このように執念とこだわりは全く別物です。ビジネスにおいてこだわりは大敵です。私は経...
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漠然とした不安と根拠のない希望

人間は根拠のない希望で生きることができます。逆に漠然とした不安にかられて死んでしまう人も多々あります。こういった「漠然とした不安」を感じるという人は、とても多くいるのではないでしょうか。はっきりした原因があれば、不安を解消するための対策も取れるのですが、漠然とした不安というのは、これといった原因が思い浮かばないから、とても厄介に感じるのです。 漠然とした不安を感じる根本的な原因は、潜在意識の中に蓄積されたマイナスのイメージだと思います。私達は、自分の潜在意識の中がどうなっているかを直接に自覚することができませんから、信じにくいかもしれませんが、潜在意識に蓄積されたマイナスのイメージが、漠然とした不安の大元の原因だと思います。あの芥川龍之介さんも自殺の動機として「僕の将来に対するぼんやりした不安」と記しています。では、この厄介な「漠然とした不安」を消し去るにはどうすれば良いのでしょうか。これは私なりの解決策ですが、それは根拠のない希望を持つことだと思います。不確実性の世の中における「根拠のない希望」が大切ではないでしょうか人間は「根拠のない希望」を持つことができるものだと思う。でなければ...
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むやみに危機感を煽る報道に憂慮

前回の記事の続きのような話になりますが、今回も不安と希望について書いてみたいと思います。今日は日曜日、朝から各放送局で報道番組をやっていたどうみても不安を煽る報道が非常に多かった。私自身、最近のこの手の政治経済の報道番組を見ると不安な気持ちになる今朝、確かサンデーモーニングだったと思いますが、日本の技術流出に関して大変な問題になりつつある日本の産業の空洞化を問題視したテーマをやっていた。日本企業が海外に移転せざる得ない状況のなかで日本の技術力が危ういと言っていた。韓国を含め他の発展途上国が追い上げてきている。そしてその原因が日本の生産拠点の海外移転による技術輸出であるというような報道していた。このままでは日本は存続が危ういというような報道でした。しかし、私は日本の持つすばらしい技術はそう簡単には海外に真似はできないと思っていますなぜなら日本の技術力の優秀賞優秀さの一つに職人の持つ「匠の技」があるからだ。匠の技はすぐには真似できない。「匠の技」これは10年、20年修行しなければ体得できないものだからだ。僕は倒れる前までは実は日本刀の海外向けのネット販売を行っていました。そんなこともあって...
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国からの奉仕を待つのではなく、あなたが国尽くすのです!

「国からの奉仕を待つのではなく、あなたが国尽くすのです!」この言葉はあの有名なロバートケネディ大統領の演説の有名な一節です。私がこの言葉が大好きです。「国に尽くす」この言葉は戦前の日本のように「天皇に命を捧げる」というような国威発揚のための短絡的な内容ではなく、自らの手で自らの国のつくりあげるのだという精神です。現在メディアはこぞって政府が悪い、政府が悪い、と国政を批判していますが、彼ら国政を担っている国会議員を選んだのは我々なのだ。日本は何故こんなに政治に対する参加意識が薄弱になってしまったのだろう。たとえ自らが選出した国会議員が国政をきちんとできなかったとしてもそれを批判しているというのはおかしい。もしそうであれば自らが行動を起こすべきではないだろうか。そんな事一個人がやったって、何の影響も出ることができないと諦めってしまって良いのだろうか。歴史をみると1個人の発言が大きく国政を大きく動かした事例は沢山ある。60年安保の闘争にしても(正しい闘争であったかどうかは別にして)あの闘争は国政に大きな影響を与えたと思う。若者が本気になって動けば国政を動かすことができるのであるどうしても現状...