人間の生き方 精一杯・・
僕は今、本当に精一杯生きていると思うこれまで生きてきた人生のなかでこれほど精一杯生きたことがあるだろうか左半身麻痺という身体・・左半身は鉛ででできているような重さ・・それはまるで鉛を縛りつけられた奴隷のようだそんな身体を毎日引きずって生きているただ「歩く」ということにこれほどまでに注意深く真剣に歩いたことがかつてあるだろうかちょっと気を緩めると転倒するから・・それに加え、左半身の痛みと痺れとは1日24時間闘っている本当に精一杯生きていると思うもう3年になるけれど・・我ながらよく頑張ってきたなと思う健常者の頃にこれほどまでに一瞬一瞬を精一杯生きていたならもう少しマシな人間になっていただろうに・・今から思うと健常者の頃はある意味、怠惰だったと感じるでも今、精一杯生きているだから何もできなくてこのまま最期を迎えても無念ではあるけれども、後悔はしないだろう人生において無念とは時の運でも「後悔」は努力の跡だと思うたとえ「成果」がでなくても精一杯生き抜くことさえできれば後悔はないと思う無念でも・・
