久しぶりに記事を書きます。
ブログ再開です。
というのは最近のいわゆる「働き方改革」という制度?、制度というよりポリコレに過ぎないと少なくとも僕は感じています。
なぜ「働き方改革」に問題意識を持ったかと言うと、以前から問題だと感じていましたが、最近、障害者枠で勤め始めた会社が
この働き方を忠実に実行しているようで、ほとんどの場合、残業は認められず、定時で帰宅しないといけないからなのです。
たとえ、仕事が多少遅れていようが、仕事が中途半端な状態であろうが、定時に帰宅しないと問題行動と捉えられてしまうのです。
僕はIT系の会社を立ち上げる前に勤めていたIT系の会社(このIT系会社から独立して会社を立ち上げた)の社長から
常日頃から
「仕事にはプロ意識を持て!クライアント様から依頼された仕事は徹夜してでも完了して完璧なサービスや製品を納期までに作り上げて納品しろ!
それがプロだ!プロはサービスの対価としてお金を頂くのだから完璧なサービスや製品を納期までに作り上げて納品するのは当たり前だ!
それができなければ、お金(給与)を貰う資格は無い!」
という主旨の言葉を口酸っぱく言われてきたためか、
仕事が中途半端な状態で帰宅することにかなり抵抗があるのです。
時代が違うという人もいるけれど、本当にこれで良いのだろうかと少なくとも僕は疑問にに思っているです。
それで、働き方改革についていろいろ調べてみて分かった事は
日本人は長時間労働で高品質のサービスや製品を作っていただけで、
決して生産性が高いとはいえないという事だそうだ。
だから、労働者を犠牲にしてサービスや製品を作ってきたという事なのだそうだ。
だから短時間でサービスや製品を作れるように生産性向上をする為の働き方改革という事になっている事らしい。
一瞬なるほど!と思いましたが
少し考えると何か違うと感じてきました。
それは・・・
まず、長時間労働は悪なのかという事があります。
考え方によっては長時間労働できる事もスキル(能力)ではないかとも思えるからです。
ちなみに例えば僕は長時間(5~6時間)自動車運転しても眠くならないのです。
これは能力だと思ってます。
あと昼飯は一切食べません。(笑)
なぜなら眠くなるからです。
それは車の運転で眠くなるからだけの理由ではありません。
しかも昼飯はたべなくてもお腹も減りません。減った感じもしないのです。
これは能力かも知れません。(苦笑)
なので、長距離トラック運動手が向いているかもしれない(笑)
まぁ、半身不随の身体障害者に長距離トラック運転手は無理でしょう。
そもそもトラックの運転席に登れないのですから・・・(苦笑)
ちなみに健常者の頃の僕はPCのモニターを何時間見ていても肩こりが無かったのです!
独立前)IT系企業に勤めていた当時の会社の社長は
いつも肩が凝った凝ったと煩かったです。
でも僕は全く肩こりが無かったのです!
8時間どころか、12時間ぶっ通しでモニターを見ていても肩こりが無かったのです!
これは自動車運転も同じです。
長時間(5~6時間)自動車運転しても肩こりは、今でもありません(笑)
これは僕の特殊能力?かも知れません。
あと以下のような疑問が湧いてきました。
・日本人の労働者は低生産性は事実なのか?
・クライアントから依頼された製品やサービスが未完成でも帰宅するのは良い事なのか、
またそんな未完成品に対価を払うクライアントいるだろうか?
そんな事「クライアントから依頼された製品やサービスが未完成でも帰宅する」
ような事をしている事が本当の生産性向上なのだろうか?
そんな未完成サービスや製品ばかりで頻繁に納期を遅らせてくる会社は
信用が落ちクライアントが付かないのではないのか?
たとえ残業してでも素晴らしい製品を作らないと売れないのではないか?
仕事が中途半端な状態で退社すると従業員が達成感は得られないのではないか?
たとえ、定時に帰宅できても仕事に対する満足感を得る事ができないのではないのか?
仕事に対する満足感を得られないと仕事を嫌いにならないか?その結果、会社を辞めくならないか?
ちなみに僕は半身不随の障害者なので早く歩けないし、タイピングも遅い。
だから健常者が例えば1時間でできる事が1時間で終われない。
そこである時、決めた事があります。
それは・・
さまざまなこと健常者が例えば1時間でできる事が1時間で終われないことの原因が身体障害で、
その身体障害が治らないなら健常者の2倍働けば良いじゃないか!
と・・・
つまり8時間で仕事が終われないなら
2倍の16時間働き仕事を終われば良いと決めたのです。
この話をすると、16時間分の給与を経営
者が支払わないかも知れないという人がいました。
でも8時間労働で未完成サービスや未完成製品しかできないなら、
それはは売れないから、16時間分の給与を払ってでも完成したサービスや製品を作り売れたなら、
そちらの方が経営者にとって得ではなのかと思いました。
少なくとも僕が経営者だったら多少給与を多く支払ってでも
完成したサービスや製品を従業員に作らせ、販売できた方が良いと判断すると思います。
つまり時間がかかっても完成度の高いサービスや製品を提供する方が大切ではないのかということです。
急かすことは失敗に繋がらないか?そんなにスピードや効率化が大切なのかとも思うのです。
スピードを出して不具合が出る方が怖いのではないか?効率化するために鍛えて心身が壊れたら、
何も生産できないのではないのか、というような事を考えています。
ウサギと亀の童話のように、たとえ遅くてもゴールする事の方が大切ではないのか?
亀がウサギのように速く走れる為に効率化や生産性向上するためにウサギのように鍛えられるのだろうか?
僕は脳出血による半身不随の身体障害者「亀」だから、
どんなに鍛えても(リハビリしても)健常者「ウサギ」のようにはなれない。
無理して鍛えて(リハビリして) 健常者「ウサギ」のようになろうとすると
身体を壊して何もできなくなるだろう。
そうなると元も子もないではないのか?
少し話は逸れますが、元伊藤忠商事会長・元中国大使 丹羽宇一郎氏が働き方改革に対する苦言を話している以下の記事の話

「仕事には喜びも哀しみも、汗も涙も詰まっています。ときには上司から「このバカ野郎!」と叱責されることもあるでしょう。そうした厳しい経験を通じて自分をコントロールし、相手に意思をはっきり伝える交渉力を身に付ける。失敗もあるでしょうが、成功したときには大きな喜びを手にすることができます。
激しく仕事をした人間は大きく成長します。でも中途半端な仕事をしていたら人は成長しない――だから意欲のある人間は、何時間でも働いたらいいと思います。それは会社のためだけではなく、その人のためでもあるからです。」
この丹羽宇一郎氏の話と共に上述の僕の意見をとある(製造業派遣がメインの)人材派遣会社に勤めている知り合いに話してみたのです。
「それはホワイトカラー労働者の話でしょう!製造業の現場で働いている肉体労働者いわゆるブルーカラーにとっては労働時間短縮は切実な問題なんですよ。労働時間が長くなるとすぐに身体を壊してしまいますよ」
というような事を言われました。
これを言われた時はなるほど!っと思い目から鱗でした。
確かに肉体労働者に労働時間をきちんと守らず長時間労働などさせて、一つ間違えると死の可能性のある訳なのだからです。
その後もよくよく考えてみました。
僕は前述のように長時間(5~6時間)自動車運転しても眠くならないのです。
これは能力だと思ってます。
なぜなら通常の人は短時間?(2~3時間)自動車運転すると眠くなると聞くからです。
トラック運転手もある意味肉体労働者です。
でも、人によっては僕は長時間(5~6時間)自動車運転しても眠くならないのです。
これに気が付くと一律に肉体労働者だからと言って長時間労働が危険とは言えないのではないかと思ったのです。
人の体質や体力によっても、肉体労働の質によっても「限界労働時間」は変わるのではないのでしょうか。
先程の人材派遣会社に勤めている知り合いに元伊藤忠商事会長・元中国大使 丹羽宇一郎氏の記事の一部だけを伝えてしまい
以下のコメントを伝えなかったので、僕の話がホワイトカラーの話だと感じてしまったのかなとも感じています。
つまり、肉体労働者も労働環境、労働内容と労働の質とその労働に携わる人の能力や体質や体力によって「限界労働時間」が変わってしまうのではないかと少なくとも僕は感じています。
もし、そうだとすれば、法律により一律に労働時間を制限すること自体おかしいのではないかと思うようになりました。
元伊藤忠商事会長・元中国大使 丹羽宇一郎氏は次のようにも以下の記事で言っています。

「日本の強みは個人ではなくチームプレーです。一人だけ夜遅くまで残業する部下がいたら、上司が「君、大丈夫か?」と気遣ってあげないといけない。「大丈夫です」と言われても、どう見ても無理をしているようであれば、「いや、それにしても顔色が悪いから今日は帰りなさい」と言ってあげることが大事です。」
ならば、ホワイトカラー、ブルーカラーを分けずに労働環境、労働内容、労働の質、更にはその労働に携わる人によって一日当たりの労働時間を決めていくべきではないかとも考えるようになりました。
しかしこれは難しいなと感じています。
なぜなら法律は一定のルールを示すもので、個別の事情に合わせてルールを決められないからです。
そんなふうに考えると・・
そもそも労働基準法で決められている1日8時間労働の根拠は何かという疑問に辿り着きました。
それで、調べてみると・・
以下のような記事を見つけました。
過去の8時間労働が最も生産性向上したという実験結果から決まったのだ!
でも1890年の実験だからなぁ
132年前の実験なんですよね
労働環境も全く違う
労働内容も質も違う
こんな条件下での結果に基づいた1日当たり8時間労働が生産性を上げるにはベストと言われても現代の労働環境には当てはめられるのっだろうかという思いもあります。
現在のネットもあり、PCもありリモートワークもできる労働環境での最高に生産性高くなる1日当たりの労働時間を実験か何かで考え直すべきではないかと少なくとも僕は感じています。
投稿者プロフィール

- 代表
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京都の某経営コンサルタントに従事
神戸の中堅IT企業にてWEBシステム構築や各種企業向けシステム構築のプロジェクト・マネージャーとして従事
神戸にてIT起業を起業し、代表取締役に就任
その後リーマンショックの影響で業績が急激に低下しに起因し、
血圧上昇と同時に基礎疾患のモヤモヤ病により脳出血発症し、
左半身不随の障害者となり会社は廃業、自己破産して、一時絶望
2020年まで障害者枠で非正規雇用の契約社員にて様々な企業に従事
2021年に再起をかけ、半身不随の身体でも出来るビジネスと踏んで
プロコーチを目指しコーチングノウハウを修行
2022年に、いつの日か個人事業主や企業経営者のコーチや個人のライフコーチとしてコーチングビジネスをするスタートする為、コーチング認定試験に合格し、認定コーチとなり、左半身不随障害者でも可能なあらゆる事業展開予定。
座右の銘は平凡ですが「ネバーギブアップ」です。