ロムニー氏の第2回目のテレビ討論会の様子を見ていた。
オバマ大統領は「米製造業の雇用を再び創出する」と約束し、
ロムニー氏は「豊な未来を保証する」と約束していた・・
でも、二人とも残念ながら、
あのケネディ大統領就任演説で有名な
「祖国があなたに何をしてくれるかを尋ねてはなりません、あなたが祖国のために何をできるか考えて欲しい」
[My fellow Americans, ask not what your country can do for you; ask what you can do for your country]
という訴えを超えるものではなかったように思う
二人とも「私が大統領になれば政府が国民のために何かをしてあげる、
或いは「私が大統領になれば政府が状況を変えてあげる」というものであったように思う
僕は国民への「媚び」だと思った
よく日本の政治家も「希望が持てる社会にしたい・しなければならない」というような言葉を使う
でも僕は不思議に思う
「希望が持てる社会」ってどんな社会?
「希望が持てる世の中」ってどんな世の中?
僕は思う
希望や夢などんな状況であれ、どんな世の中であれ
持てるのではないのか
なぜなら、
希望や夢とは周囲の状況や或いは僕のような身体の状態とは関係なく
心の中で持つものと思うから・・
現に日本は終戦後の以下のような写真の廃墟の中でも「希望」を持ち
立ち上がったではないか
<東京大空襲の跡>
もし、状況が悪いから希望が持てないというのなら
戦後の「このような絶望的な状況からは希望を持つことができず」日本は復興しなかったはずではないのだろうか
なのに
現代は以下のような写真の東京なのに多くの人が希望が持てないという・・
インターネットは普及し、食べるものに困ることはまずない
職も探せばな何とかある
こんな僕でも探すことができたんだ
勉強しようと思えば
その気になればインターネットさえあれば何でも勉強できる
こんな僕でさえ、
この3年間で再生可能エネルギーの知識について
ほとんどインターネットだけで勉強し、かなりの知識を得る事が出来たのだ
だから、希望や夢は周囲や世の中の状況とは全く関係ないと思う
希望も夢も自分自身の心の中に持つものだと思う
希望とは心に志を持つこと
それは周囲や世の中がどんな状況であろうと
たとえ身体がどんな状況であろうと
持つことができる
だから政治家が「希望の持てる社会を作る」約束をすることは間違っていると思う
それは国民一人一人の心の中に持つものだと思う
たとえどんな状況であろうと・・
そんな意味であのケネディ大統領の言葉
「祖国があなたに何をしてくれるかを尋ねてはなりません、あなたが祖国のために何をできるか考えて欲しい」
[My fellow Americans, ask not what your country can do for you; ask what you can do for your country]
は国民の心に喝を入れる言葉だと思う
国民自らが希望を持ち自分を信じなさい、
そして諦めるな
ということを言いたかったに違いない
そう考えるとあのオバマ大統領のすごさは
自ら黒人という非常に「悪い状況」にも関わらずアメリカの大統領になったというだけで
前回、アメリカ国民に勇気と「諦めない心」を教えたのではないかと思う
でも今回は残念ながら国民に「媚び」ているようにみえた。
やるべきことはどんな状況でも夢や希望を諦めるな!
というメッセージを発信することではなかったかと思うのである。
夢や希望を持てないことを政府のせいにさせてはいけないと思う
国民自らが自らの心に夢や希望を持ち自分を信じ、
国民自らが国を再生しなければならないことを
伝えるべきではなかったのではないだろうか
僕はあらためて思う・・
希望とは心の中に志を持つこと・・
だから周囲の状況や身体の状態とは関係ない・・
そして
幸せとは
周囲に感謝できる心の状態である事
どんなに経済的に成功しても
周囲に感謝できない心の状態のときは幸せとは言えないと思う
すべては心の問題である
投稿者プロフィール
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京都の某経営コンサルタントに従事
神戸の中堅IT企業にてWEBシステム構築や各種企業向けシステム構築のプロジェクト・マネージャーとして従事
神戸にてIT起業を起業し、代表取締役に就任
その後リーマンショックの影響で業績が急激に低下しに起因し、
血圧上昇と同時に基礎疾患のモヤモヤ病により脳出血発症し、
左半身不随の障害者となり会社は廃業、自己破産して、一時絶望
2020年まで障害者枠で非正規雇用の契約社員にて様々な企業に従事
2021年に再起をかけ、半身不随の身体でも出来るビジネスと踏んで
プロコーチを目指しコーチングノウハウを修行
2022年に、いつの日か個人事業主や企業経営者のコーチや個人のライフコーチとしてコーチングビジネスをするスタートする為、コーチング認定試験に合格し、認定コーチとなり、左半身不随障害者でも可能なあらゆる事業展開予定。
座右の銘は平凡ですが「ネバーギブアップ」です。