左手よ 本当にもう「さようなら」かい


どう見ても

傷一つない左手よ

本当にもう動かないのかい

器用に動いていたのにな

今見ても血行ひとつ悪そうじゃない

健康そのものそうじゃない

本当に「死んじゃった」のかい

診断書には「廃用」なんて書かれてるけどさ

左手を動かす脳細胞がほんのちょっと死んじゃっただけ

らしい

健康そうな左手を見ていると

今にも動き出しそうなのに・・

左利きだったからな 僕は、、

こんな傷ひとつないのに

もう本当にお別れかい

最先端癌治療が開発されたのとか

って言っているのに

傷一つない骨も折れてない腕ひとつ動かす医療技術

もない

まだまだ「スクラップ行き」は早すぎると思うんだけけど

リハビリ医療って案外進んでないような気がする

癌治療なんて生死に関わるもんだから

治療法を開発されると脚光を浴びる

だからちょっと治療法開発に手を抜かれてるんじゃないか

と感じる

医療者はどこまで真剣に考えてるんだろう

片手一本くらい動かなくたって死ぬわけじゃない

って程度に考えられてるんじゃ・・?

でも実際片手一本動かないだけで日常生活は本当苦労する

もちろん左足も・・

恐ろしいほど行動が制限される。

快活に動いていた頃が懐かしい・・

健康そのものそうな左手を見ていると

やっぱりまだ「お別れ」には早い気がしてならない

あの巨人のな長嶋さんだって

まだバット一つ軽く振ることさえできてない

きっと日本で最高のリハビリ医療を受けているはずだろうに。。

やっぱりそんなに難しいのかな

脳細胞が「死んじゃった」だからね

確かに死んだものを生き返らせる

ことなんて確かにできないと思う

そんなことできたら「脳死した人間(つまり死亡した人間)」

を生き返らせることができることになる

やっぱり無理なのかな

僕はまだ30年くらいは生きると思ってるんだけど

その間ずっとkのまま動かない腕をぶら下がってるだけなんて

なんだか手が可哀そう

動かなくなってまだ3年しか経ってなしけど

左手が動くイメージまでもう忘れてしまった・・

うごかなくなった当初は「イメージ通り」に動かない!

ってもどかしさで苦しんだけど

いまじゃその「動くイメージ」さえ出てこない

たった3年だけどそんなもんなのかなぁ

でもやっぱり「廃用」って書かれるには

まだ早いような気がする・・

そんなことがふと頭をよぎって

なんだか悲しくなって

こんな夜中に目が覚めた。。

やっぱりまだもったいない

まだ諦めるに早いように思う。

いや、まだ絶対諦めちゃいけない

投稿者プロフィール

代表
京都の某経営コンサルタントに従事
神戸の中堅IT企業にてWEBシステム構築や各種企業向けシステム構築のプロジェクト・マネージャーとして従事
神戸にてIT起業を起業し、代表取締役に就任
その後リーマンショックの影響で業績が急激に低下しに起因し、
血圧上昇と同時に基礎疾患のモヤモヤ病により脳出血発症し、
左半身不随の障害者となり会社は廃業、自己破産して、一時絶望
2020年まで障害者枠で非正規雇用の契約社員にて様々な企業に従事
2021年に再起をかけ、半身不随の身体でも出来るビジネスと踏んで
プロコーチを目指しコーチングノウハウを修行
2022年に、いつの日か個人事業主や企業経営者のコーチや個人のライフコーチとしてコーチングビジネスをするスタートする為、コーチング認定試験に合格し、認定コーチとなり、左半身不随障害者でも可能なあらゆる事業展開予定。
座右の銘は平凡ですが「ネバーギブアップ」です。
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