僕は半身麻痺になった。
左手は「全廃」で全く使い物にならない。
ごはんを食べるときお茶碗も持てない。
ナイフとフォークの食事は不可能だ。
歩くのも杖が必要で遅い。
これらは確かに不自由だ。これも辛いといえば辛い。
でも僕にはもう一つ辛いことがある
視床痛という痛みと痺れだ。
左半身は常に一皮めくれて風にさらされているような痛みと痺れだ。
手足が不自由で動かないのとどっちが辛いか
僕は断然視床痛の方が辛い。
だって不自由は「工夫」でどうにでもなる
でもこの視床痛の痛みと痺れはどうにもならない
気が変になりそうになる。
確かに四肢とも非常に短く大変な「不自由さ」だろうと思う。
でも乙武さんには僕のような四六時中の痛みはあるのだろうか
もし無いのなら、
(本当のところは分からないけれど)僕は乙武さんの方が楽なのではないかと思うのだ。
「痛み」というものだけは第三者には外見からは全く分からない。
だからどんなに激痛に苦しんでいても「大丈夫か」という声さえもかけてくれる人もいない。
手足から出血でもしていたら別だろうけど・・
こんなとき、ひとり孤独に闘っていると感じる・・
誰も気付いてくれない・・これは強烈に寂しい
人ごみの中にいるのに孤独を感じる瞬間だ。
投稿者プロフィール

- 代表
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京都の某経営コンサルタントに従事
神戸の中堅IT企業にてWEBシステム構築や各種企業向けシステム構築のプロジェクト・マネージャーとして従事
神戸にてIT起業を起業し、代表取締役に就任
その後リーマンショックの影響で業績が急激に低下しに起因し、
血圧上昇と同時に基礎疾患のモヤモヤ病により脳出血発症し、
左半身不随の障害者となり会社は廃業、自己破産して、一時絶望
2020年まで障害者枠で非正規雇用の契約社員にて様々な企業に従事
2021年に再起をかけ、半身不随の身体でも出来るビジネスと踏んで
プロコーチを目指しコーチングノウハウを修行
2022年に、いつの日か個人事業主や企業経営者のコーチや個人のライフコーチとしてコーチングビジネスをするスタートする為、コーチング認定試験に合格し、認定コーチとなり、左半身不随障害者でも可能なあらゆる事業展開予定。
座右の銘は平凡ですが「ネバーギブアップ」です。