リーマンショック以降続いている100年に一度と言われる不況
毎日のように報道される不甲斐無い今の日本の政府
今の日本は閉塞感に覆われているという人が多いけれど
希望のない世の中になったというけれど
本当なのだろうか?
と僕は思っている
やっぱり僕は希望とは世の中の状態ではなく人の心の状態にすぎない
と思う
希望も人の心の中にある
閉そく感も挫折も人の心の中にある
閉塞状態であると思うから閉塞状態になっているだけではないだろうか
未来は明るいと思えば明るくなるのではないだろうか
全ては人の心の問題ではないか
そしていま日本は苦しいと思うのは国民がそう思っているだけではないだろうか
国民自身が閉塞状態だと思い込んでいるのではないか
だから政治家の人は闇雲に「閉塞」言葉を使ってほしくないと思う
政党によっては「閉塞状態を打破し、希望のある社会を作ります」などというスローガン
を掲げる政党もあるがこの言葉自体の世の中は閉塞状態だと言っているような気がしてならない
そんなことを言うから国民が閉塞状態だと思い込んでしまっているのではないだろうか
そもそも世の中に「閉塞状態」なんて存在しないのではないだろうかと思う
閉塞状態とは心がそうなっているだけだと思う
つまり心が閉塞感を感じているだけだと思う
心が閉塞感を持ってしえば、八方ふさがりだと思ってしまえば
本当に八方ふさがりになってしまうものだ。
「ほかに方法がない」と思いこんだ瞬間に新しい方法は絶対に思い浮かばないだろう。
心を絶対にそんな状態にしてはいけないと思う
そして人の心を動かすのは言葉であると思う
ほんの一言で人の心は傷つくし、ほんの一言で勇気を与えられる。
そのことを僕は週に一度のリハビリテーションで担当の理学療法士さんの言葉で痛感している
僕自身左半身麻痺となって3年になるが、毎日の生活では未だにお茶を持ってないし、
ハンガーに洋服をかけるとき、未だに左手が使えないの左手の代わりに口を使ってかける
日々の生活ではほとんど何も回復していないように感じる
それこそ閉塞感を感じてしまう。
ところが週に一度のリハビリテーションに行くとその担当の理学療法士さんは
「先週より確実に良くなっています!」と言ってくれる
リハビリ中も少し練習をして再度歩いていると
必ず「良くなっている!」「良くなっている!」
といってくれる。
そして具体的にどこがどうよくなったかを話してくれる
その言葉だけで僕は回復しているような気がするのだ。
それだけで心の中に希望を持つことができるのだ。
希望を持つことができるから頑張ろうと思う
頑張ろうと思うから一生懸命工夫して歩き方を考えて練習する。
そうすると本当に改善するのだ
これは多分「あまり変わらないですね」のなどと言われたら
いわゆる心が閉塞感を持ってしまい、「もう練習しても無駄だ」
と感じてしまうだろう。
そう感じてしまったら、練習もする気が起こらないだろうし
歩き方を考えることすらしないだろう。
そうなってしまったら本当に麻痺の回復はストップしてしまうのだろう
どんな状況でも心の持ち方で何もかもが変わってしまうのではないだろうか
変えることができるのではないだろうか。
僕も脳出血によって沢山のものを失った。
いや「失った」と考えること自体いけないと最近思っている
「喪失」したと思うから「喪失感」に苦しむのだ。
そうではなく僕はこう思うようにしている
「喪失した」などと考えるのではなく
「白紙からやりなおせることができるようになった」
と考えるようにしている
「破産したことによって会社の借金もチャラになった」
半身麻痺なったことによって背負っていた重いこれまでの仕事から解放され
白紙から新たな仕事に挑戦できるではないか
と思うようにするのだ。
そうすると世の中が不思議と全く違って見えてくる
閉塞感というアニメに出て来るような縦線(笑)は全て消えてしまうものだ。
政治家の人たちは言葉に注意してほしいと思う
メディアの人たちも同じだと思う
「閉塞状態を打破する」という言葉だけでも現状が「閉塞状態」だと
言っているようなものだと思う。
その言葉だけで国民の心に閉塞感を与えてしまうのではないだろうか
かといって能天気な何の具体性もないのに「希望」だけを語っても
きたころには響かないだろう。
希望とは心の中に未来の絵を書くことだと思う
政治家は未来の絵を国民に示すことが仕事ではないだろうか
国民の心に絵を描かせることではないだろうか
未来の絵を描くことなく、ただ目の前に発生した問題に対処しているだけでは
国民は未来の絵を心に描くことはできないだろう。
希望は国民の心の中に持つものだ。
そして閉そく状態とは断じて世の中の状態ではない。心の状態だ。
心が希望を持てば閉塞状態なんてアッと言うのに消えるはずだ。
今回の震災にしても、僕のように「喪失」と考えず「白紙からやり直せる」
と考えることによって全く行動は変わってくるのではないだろうか。
日本の未来の道を開くのは政治家でもなく、現在の経済状況でもなく、
国民一人一人の心が道を開くのではないだろうか
投稿者プロフィール
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京都の某経営コンサルタントに従事
神戸の中堅IT企業にてWEBシステム構築や各種企業向けシステム構築のプロジェクト・マネージャーとして従事
神戸にてIT起業を起業し、代表取締役に就任
その後リーマンショックの影響で業績が急激に低下しに起因し、
血圧上昇と同時に基礎疾患のモヤモヤ病により脳出血発症し、
左半身不随の障害者となり会社は廃業、自己破産して、一時絶望
2020年まで障害者枠で非正規雇用の契約社員にて様々な企業に従事
2021年に再起をかけ、半身不随の身体でも出来るビジネスと踏んで
プロコーチを目指しコーチングノウハウを修行
2022年に、いつの日か個人事業主や企業経営者のコーチや個人のライフコーチとしてコーチングビジネスをするスタートする為、コーチング認定試験に合格し、認定コーチとなり、左半身不随障害者でも可能なあらゆる事業展開予定。
座右の銘は平凡ですが「ネバーギブアップ」です。