複雑な気分のなでしこジャパンの活躍


昨夜未明、なでしこジャパンスウェーデンに勝ち、決勝進出を決め活躍しているらしい

喜ばしいことである反面、僕はとても複雑な気分なのだ。

なぜならなでしこジャパンの公式サイトのプログラムを製作したのは僕だからだ。

そして僕が脳出血を起こし半身不随という障害者になってしまった直接の原因がこのサイトの
プログラムに対するある大手管理会社からのクレームメールだからだ。

うまく試合結果のデータが出力されないというクレームだったと思う。

このプログラムは実に複雑なプログラムだった。

しかしその代わりどこにも負けないくらいの機能があった。

公式記録から警告・退場データを拾い出し、各選手別の次試合以降の出場停止試合出力できる

そのほかにも戦績表、順位表、選手別各種ランキング表などが自動的に出力される

決してJリーグのWEBサイトにも決して負けないと自負できるようなものだった。

このプログラムのデータベースの設計から製作管理まで全て僕ひとりでやった。

その分並大抵のプレッシャーではなかった。

そしてある日、前の晩夜中遅くまで仕事をしていて疲れて出社した僕が

PCを開いたとき、その管理会社からサイトに関するクレームのメールが入っていた。

頭に血が脳が上った。その瞬間だった。天井が回り始めた。

そのまま僕は事務所の床に崩れ落ちた。

それが僕が障害者になった瞬間だった。

その瞬間、僕の人生は180度変わってしまった。

生死をさまよい

自分の会社の破産

自己破産

無職無収入

障害者の屈辱

そんなものを味わう人生が始まった瞬間だった。

今、そのなでしこジャパンが活躍している。

複雑な気分だ。。。

倒れてから2年半のこれまで出来事が頭をよぎり、思わず涙が出てくる。。

それでも、

なでしこジャパンが活躍することでサイトにアクセスが集中し、

サーバーがダウンしないか心配している自分がいる・・

そんな自分に自分でも笑えてしまう。

自分の「命をかけて」取り組んだサイトというような愛着があるのだろうか。。。

投稿者プロフィール

代表
京都の某経営コンサルタントに従事
神戸の中堅IT企業にてWEBシステム構築や各種企業向けシステム構築のプロジェクト・マネージャーとして従事
神戸にてIT起業を起業し、代表取締役に就任
その後リーマンショックの影響で業績が急激に低下しに起因し、
血圧上昇と同時に基礎疾患のモヤモヤ病により脳出血発症し、
左半身不随の障害者となり会社は廃業、自己破産して、一時絶望
2020年まで障害者枠で非正規雇用の契約社員にて様々な企業に従事
2021年に再起をかけ、半身不随の身体でも出来るビジネスと踏んで
プロコーチを目指しコーチングノウハウを修行
2022年に、いつの日か個人事業主や企業経営者のコーチや個人のライフコーチとしてコーチングビジネスをするスタートする為、コーチング認定試験に合格し、認定コーチとなり、左半身不随障害者でも可能なあらゆる事業展開予定。
座右の銘は平凡ですが「ネバーギブアップ」です。
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