苦しい状況が続いた。
そんなリアリティを無くしてしまった僕の感覚に
リアリティを取り戻したものがある。
それは7歳の僕の息子の言魂だった。
僕の息子は人一倍声が良く通り声が大きいのだ。
小学校の地元の警察による防犯教室でも
クラスで一番声の大きい子供として選ばれ
悪い人に連れて行かれそうになったときに
「やめて~!誰か助けて~!」と叫ぶ練習をするための
代表になったほどでかい声なのだ(苦笑)
そのでかい声で「ただいま~!」
それだけの言葉だった。
それだけで僕に生気を取り戻されてくれた。
そして早速、僕に玩具を買ってもらうことをねだろうと
あの手この手で、子供なりに話しかけてくるのだ。
大きな声で・・(笑)
そんな息子の「声」が耳に入るとその声が僕を父親として
必要としてくれていると感じさせてくれた。
その声が僕にリアリティを戻してくれたのだ。
人は言葉で元気づけられ、言葉で傷つく。
そして「声」で人ともつながりを感じ、他人の元気な声での「声掛け」で
自分も元気が出る。
言魂という言葉があるけれど、決して霊的なものではなく、
「人の声」がそして人も言葉が脳を刺激し、
活性化させ人間を元気づける能力があるのだと思う。
愛する人の言魂、
そして息子の言魂に感謝!
それにしても思うのだが、
菅首相にはそんな国民を元気づけるような言魂がないように感じる。
震災復興というこんな時こそ一国のリーダーには国民を元気づけるような
言魂が必要なのではないだろうか。
この人のような・・
戦後の日本で最も愛され、
しかし最も憎まれた総理大臣だったかもしれないけれど
僕は子供のとき、この人の強烈な言魂を聞いて
話している内容は分からないけれどなんだかとても惹きつけられた記憶がある。
この人のような強烈な言魂が国民の元気にするのではないだろうか。
言葉の大切さというものを実感するからこそ、
まじめだけではなく
くそ真面目にうつむき加減で目の光がなく
「できることはできる出来ないことは出来ないと正直に言う」
などと言っていないで、もっとでかい声で国民の心に響く言魂を飛ばしてほしいと思う
投稿者プロフィール
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京都の某経営コンサルタントに従事
神戸の中堅IT企業にてWEBシステム構築や各種企業向けシステム構築のプロジェクト・マネージャーとして従事
神戸にてIT起業を起業し、代表取締役に就任
その後リーマンショックの影響で業績が急激に低下しに起因し、
血圧上昇と同時に基礎疾患のモヤモヤ病により脳出血発症し、
左半身不随の障害者となり会社は廃業、自己破産して、一時絶望
2020年まで障害者枠で非正規雇用の契約社員にて様々な企業に従事
2021年に再起をかけ、半身不随の身体でも出来るビジネスと踏んで
プロコーチを目指しコーチングノウハウを修行
2022年に、いつの日か個人事業主や企業経営者のコーチや個人のライフコーチとしてコーチングビジネスをするスタートする為、コーチング認定試験に合格し、認定コーチとなり、左半身不随障害者でも可能なあらゆる事業展開予定。
座右の銘は平凡ですが「ネバーギブアップ」です。