「希望と勇気」こそ不可能を可能にする人間の行動と知恵の源泉だ


絶望のような状況の中で希望を持つ

そんな事どうやってできるんだろうか

家もなくし、愛する家族もなくし、仕事もなくしお金もない。

「希望を持ってください」というけれど、

そんな状況の中で希望なんて持てやしない。

どうやって持てとい言うんだ!

持てるわけがないじゃないか!

確かにそう思う。

でも僕の父親は言った

過去振り返ってみて、あの第二次世界大戦終戦

あのときは日本全国が焼け野原だったという。

もちろん仕事もない。愛する人は皆空襲で死んでしまい

多くの若者が戦地で死んでしまった。

物資もなく、食料もなく何もなかったという。

それでも日本人は希望を持っていた。。。と

なぜ希望が持てたのだろう。

僕は思います。

それは日本人が皆自分たち日本人を「信じた」からではないかと・・

自分を信じるところから希望は生まれるのではないか。

この「信じる」という行為には何の根拠もない。

希望を持つことに、

自分を信じることに

根拠など必要としない

人の心の中でそう思うだけなのだから。。。

世の中に完全な確実性も未来の希望を約束できる根拠なんて、どこにも一切存在しない。

だってこの世の中自体が不確実性に満ちているのだから・・
 
そんな不確実性に満ちているこの世の中でも希望を持つ事ができるのが人間だと思う。

それ(心に希望を持つ事)こそが、人間の行動を変える源泉であり、原動力ではないか

そこから生き抜くための知恵が生まれ、

苦境を切り抜ける力になるのではないか。

そう信じたい。

希望の持てない状況など存在しない。

そして希望の持てない身体など存在しない(これは僕の経験から)

どんな環境であっても、どん身体であっても人間は希望を持つことができる。

なぜなら希望とは世の中の状況や身体の状況ではなく、人の心の中で持つものだから・・

状況や身体が持つものではないのだから・・

根拠などなくてもよい

自分を信じ人の心の中に希望と勇気が芽生えたとき

それに何の根拠も無かったとしても

そこから知恵が生まれ、行動につながり、

苦境を切り抜けることを可能にすることができるのではないだろうか。

不可能を可能にするということとはそういうことではないだろうか。

そしてこれは人間にしかできないことではないだろうか。
そして日本人にこそ、そういう力があるのではないかと信じたい。

だからこそ今回の被災者の方々に言いたい。
「頑張れ」などとはいえません。
だっもう既に頑張っておられるのだから

「頑張れ」などとそんな命令口調で言える立場ではない

でも

「希望を持ってほしい」とお願いしたい。

「自分を信じてほしい、周りの仲間(全国の日本人更には世界中の人間)を信じてほしい」

これは「命令口調」ではありません。

お願いです。

そこからきっと復興の手がかりが見つかり、知恵が芽生え、そして行動につながり、

現在の苦境を必ず脱出できると信じているから・・

投稿者プロフィール

代表
京都の某経営コンサルタントに従事
神戸の中堅IT企業にてWEBシステム構築や各種企業向けシステム構築のプロジェクト・マネージャーとして従事
神戸にてIT起業を起業し、代表取締役に就任
その後リーマンショックの影響で業績が急激に低下しに起因し、
血圧上昇と同時に基礎疾患のモヤモヤ病により脳出血発症し、
左半身不随の障害者となり会社は廃業、自己破産して、一時絶望
2020年まで障害者枠で非正規雇用の契約社員にて様々な企業に従事
2021年に再起をかけ、半身不随の身体でも出来るビジネスと踏んで
プロコーチを目指しコーチングノウハウを修行
2022年に、いつの日か個人事業主や企業経営者のコーチや個人のライフコーチとしてコーチングビジネスをするスタートする為、コーチング認定試験に合格し、認定コーチとなり、左半身不随障害者でも可能なあらゆる事業展開予定。
座右の銘は平凡ですが「ネバーギブアップ」です。
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