平常心


火事場であれば、誰で慌てる。非常事態なのだからなりふり構わず、
他人の足を踏んでも、まず炎をしなければならない。
他人の助けも借りなければならない。
しかし、それは非常事態だから許されたことである。
やむを得ないことでもある。

しかしあくまでも非常時だから許されたのである。
ことが正常に戻れば、それは許されない。

僕も脳出血を起こし一時はパニック状態だった。
そして助けも求めた。泣きごとを云い、鬱状態にもなった。

しかしもう2年も経っている。
危なっかしいがなんとか杖なしで1キロ近く歩くことができるようになった。
まだ左手は全く動かないが、それでも右手でかなりの速さでタイピングができるようになった。
おかげさまで、言語障害や機能障害は起こっていない。

もう甘えることは許されない。

独り立ちするのはやっぱり勇気がいる。

でもいつまでも甘えることはできない。

息子のためにも強い父親でありたい。

息子は僕の背中を見て育っていくだろう。

だからこそ、もう平常心に戻らなければならない時期ではないだろうか。

投稿者プロフィール

代表
京都の某経営コンサルタントに従事
神戸の中堅IT企業にてWEBシステム構築や各種企業向けシステム構築のプロジェクト・マネージャーとして従事
神戸にてIT起業を起業し、代表取締役に就任
その後リーマンショックの影響で業績が急激に低下しに起因し、
血圧上昇と同時に基礎疾患のモヤモヤ病により脳出血発症し、
左半身不随の障害者となり会社は廃業、自己破産して、一時絶望
2020年まで障害者枠で非正規雇用の契約社員にて様々な企業に従事
2021年に再起をかけ、半身不随の身体でも出来るビジネスと踏んで
プロコーチを目指しコーチングノウハウを修行
2022年に、いつの日か個人事業主や企業経営者のコーチや個人のライフコーチとしてコーチングビジネスをするスタートする為、コーチング認定試験に合格し、認定コーチとなり、左半身不随障害者でも可能なあらゆる事業展開予定。
座右の銘は平凡ですが「ネバーギブアップ」です。
タイトルとURLをコピーしました