人間について

侮れない人の心の力

プラシーボ効果、プラシーボ(またプラセボという)これは偽薬の事である例えばある病(風邪でも何でも良い)に極端な話、単なる小麦粉を「良く効く風邪薬ですよ」と言って飲ませると本当に症状が良くなるというものであるこのプラシーボ効果以前、ある知り合いの製薬メーカーの人に聞いたのだが60%以上の効果があると言うだから、ある健康食品の効果を試験するのに「60%の以下の人が効果があった」という統計分析結果ではその健康食品の効果性を証明したことにはならないそうな・・60%!この数字に驚いた。このときは、まさか・・と思っていたが今日、何げなく、見つけたサイトの同じようなプラシーボ効果とその実験研究結果が出ていた以下のような文章だった-----------------------------------------------------------------薬に頼った生活をしている人も少なくない現代の生活。効用を期待したり症状を和らげるために服用するわけですが、治療や症状緩和に役に立つのは薬だけではないようです。プラセボ、プラシーボと呼ばれ、本物の治療を行うかのように処方される偽薬というものがあるので...
人間について

うっとおしい寝起きの尖足・・

最、朝の冷え込みがきつい・・この夏は夏で暑さがこの身体にはキツかったがひさしぶりの冷え込み・・ひさしぶり尖足だ・・うっとおしい・・尖足・・足関節が足底のほうへ屈曲した位置に拘縮したものを尖足という歩くとき、踵を地面につけることができない・・こんな感じだまるで鶏の足ような状態・・片麻痺になると起こりやすい症状らしい・・・寒いと筋緊張強くのなるからアキレス健が収縮するのか朝起きてベッドから立ち上がろうとするとこの尖足状態で左足の踵がつかない・・近くのクローゼットのドアノブにつかまりながら右足だけで何とか立ち上がるまだ左足の踵は着いていない、徐々にアキレ健を伸ばす朝起きてから15分ほどはこんなことをしているリビングに移動いしたいけどまだ動けない時間がもったいない・・苛立つ・・脳卒中の後遺症って本当にうっとおしい身体が気候変動に対処できていない・・尖足気味になると歩くとき前に出した足の踵が先に地面に着かずつま先から着地してしまうからつんのめる・・転倒しそうになるたかが歩くことにこんなに苦労するなんてこまったもんだ
人間の生き方

精一杯生きるしかない

なんだかんだと言ったって吠えてみたところで、もがいてみたところで、こんな身体でできる事はたかが知れているそんな事は当の自分が一番分かっているそれでも心の中では吠え続けるだろうそしてもがき続けるだろうやっぱり、父親だし、夫だから強い、頼れる父親を、夫を生きている限りは、せめて演じ続けたいから精一杯この身体で頑張るしかないから
人間について

ギリギリを生きる

僕はたぶん、僕の「ギリギリ」を生きていると思う毎日続く耐えられないと思えるくらいの痛み、痺れ、不自由さの辛さ当初、この痛みと痺れと日々の不自由という辛さが続いていたとき、そして、いつまで続くのかわからない不安の中、、いつまで耐えられるのかわからないと思っていたこの4年間、いつも「もう耐えられない」と思っていいたような気がするいつもギリギリだったような気がする「もう耐えられない」という精神状態にまで来たときそんなどん底の精神状態のときに限って負けん気が出てくるのだ心の中でで「もうだダメだ」と泣き言を言っている自分にもう一人の自分が泣き言を言うなと叱咤する・・そして心が「前」を向く、いや向かせるのだ人間って意外に強いと思うそんなギリギリの状態でもそう簡単には心は崩壊しないものだ心の反発力というか反作用というのか何と言って良いかわからないけれど僕はいつもギリギリの状態になるからこそ、前を向けてきたような気がする痛みや痺れや不自由さの辛さがある意味、バネになっていたような気がする。そのバネで、たまに「無茶」もしたような気がするそれくらいしなければ、ギリギリの状態から脱出できず、本当に心まで崩壊...
独り言

先天性障害と中途障害

ある(自称)限りなく先天性障害者の方が作っていらっしゃるユニバーサルマインド(害者、健常者に限らず子供、高齢者、性別などを超えて・・という意味)というホームページに何気なくたどり着いたそこに書いてあった中途障害と先天性障害の違いについての以下の文章に考えさせられた--------------------------------------------------------------------------------------中途障害とは、人生半ばにしてある日突然、事故や病気により障害者となる、又は更に、徐々に障害が進行する事を言います。ある日突然身体機能が欠落し、その事を受け入れられる様になるには壮絶な精神の葛藤があり、ショック、絶望、混乱、現実逃避、希望、挫折を繰り返します、更に、一般的な障害者観、=弱者、世間から守られる立場になるイメージなども精神的な重圧になります。中途障害者は健常者意識を持ちつつ障害者になります、中途障害者の中で障害を受容しきれない人は、「自分は、ほかの障害者とは違う」との意識が強く、ほかの障害者に対して抑圧的な態度を取ったりする人がいます、これとは反対...
最新環境技術

温度差発電実証試験機製作助成金申請完了!

温度差発電実証試験機製作のための助成金申請が完全に終わった!今日、開発者からやっと申請書類の郵送完了の連絡が来た・・あとは、「運?」を天に任せるしかない人事を尽くして天命を待つ・・心境だ判断するのは財団・・やるだけのことはやった・・開発者からお礼のメールが来たけれどこれもNPOのエンジニアリングスタッフのおかげ・・僕一人では絶対にできなかったこと・・この身体でここまでできたことだけで感謝・・まだ助成金が出ると決まったわけではないけれど何とも言えない充足感があるものだ・・このことを考えるだけでなんとなく痛みや痺れも和らぐような気がするこういう充足感って大事だなって思う人間って心の生き物だなってあらためて思う
人間の生き方

夢や希望も幸せも人の自らの心の中で作るもの

今日 次期アメリカ大統領選に向けたオバマ大統領と共和党のロムニー氏の第2回目のテレビ討論会の様子を見ていた。オバマ大統領は「米製造業の雇用を再び創出する」と約束し、ロムニー氏は「豊な未来を保証する」と約束していた・・でも、二人とも残念ながら、あのケネディ大統領就任演説で有名な「祖国があなたに何をしてくれるかを尋ねてはなりません、あなたが祖国のために何をできるか考えて欲しい」という訴えを超えるものではなかったように思う二人とも「私が大統領になれば政府が国民のために何かをしてあげる、或いは「私が大統領になれば政府が状況を変えてあげる」というものであったように思う僕は国民への「媚び」だと思ったよく日本の政治家も「希望が持てる社会にしたい・しなければならない」というような言葉を使うでも僕は不思議に思う「希望が持てる社会」ってどんな社会?「希望が持てる世の中」ってどんな世の中?僕は思う希望や夢などんな状況であれ、どんな世の中であれ持てるのではないのかなぜなら、希望や夢とは周囲の状況や或いは僕のような身体の状態とは関係なく心の中で持つものと思うから・・現に日本は終戦後の以下のような写真の廃墟の中で...
人間について

橋下市長は器が大きいよ(血族主義人格批判に対する対応)

週刊朝日の橋下市長に対する血族主義的人格批判に対する橋下市長の対応を見ていて、器が大きいと思った・・と同時に心の底では怒り心頭なのだろうと思った僕自身、以前にもこのブログ記事に書いたけど僕の脳出血の原因が遺伝性病気のもやもや病だからといって僕の親の責任を問うた人(ヤツ)がいる僕は未だに許せない当時僕はまだリハビリ病院を退院したばかりで何もできず、怒りのを向ける矛先がなく、以下のようにWEB上に怒りをぶつけたまだ片手タイピングが慣れていない時期だったので誤字だらけだったが・・上記のURLの「田中」を「岡下」置き換えれば全てがわかる僕は未だに許せないこのときの責められていた僕の父母の辛そうな顔が未だに忘れられないから・・僕が半身麻痺の障害者だから何もできないけれどもし僕が五体満足な健常者だったら、怒りのあまり刃傷沙汰になっていたかもしれないと思うこくらいだ。それほどに自らのことの責任を自分親族や血筋(DNA?)のせいにされることは人にとって許せないことだそれにしても、公の紙面であそこまで書かれて、裁判にも打って出ず、冷静沈着な対応をしていた橋下市長には涙が出そうになった・・口達者だけではな...
最新環境技術

低温度差発電のすごさ

昨日、低温度差発電装置の実証試験機の製作への助成金の申請サポートを完了した。この低温度差発電・・僕は本当にスゴイと思っているNPOの仲間にもまだそのスゴさに気付いていないスタッフもいるようだけれど・・何がスゴいかって・・簡単にまとまると・・・1. 60℃のお湯と25℃の水だけで発電ができるこれって・・昔から家庭の屋根にある太陽熱温水器と水道水だけで発電ができるということだ次に・・2. 太陽光発電パネルのような高価な材料を一切使わない 今、脚光を浴びている太陽光発電パネルは高純度の多結晶シリコが必要だから高価である しかも原料とな金属シリコンの83%が中国からの輸入に依存状態・・ だから平均1Kw当た約55万円もする 発電コストが高すぎるのだ 現状発電コストにおいて原発にはかなわない原発の代替に太陽光発電パネルなんかを使ったら、産業界の生産コストが跳ね上がり、工業製品だけでなく、農産物まで物価が急上昇しハイパーインフレになりかねない牛丼も一杯2500円くらいになるかもしれないそして経済が破たん・・これが原発推進派を止められない大きな理由でもこの低温度差発電装置、構造はいたって簡単(特許の...
人間について

執念で生きる

僕は今、生きたいか生きているのではないと思う死ぬ方がずっと楽だ死は苦痛からの永遠の解放だ・・これは絶対に間違いない障害者の苦痛これは絶対に健常者には理解できないだろうスポーツ選手がオリンピックに出場できるまでに頑張った・・よくある美話・・その程度・・苦しくもなんともないではないかだって茶碗を持てるんでしょう?歩けるんでしょう?五体満足なんでしょう眠っているときは痛みも苦痛も無いんでしょう?だったら大した事ない・・僕は苦しいでも生きるだって苦しいからって死ぬことは恥だと思うから・・何が何でも執念で生きる・・どうせ生きるなら、絶対に健常者に負けない生き方をしてやる死ぬ事のほうがずっと楽な中で生きることは僕の執念だ・・昔、武士は負けて生きるは恥と言ったが、僕は障害を負ったからと言って不自由だからといって痛みと痺れが苦しいからと言って死ぬことの方が恥だだから執念で生きるのだ執念で健常者に負けない志を持ち生き抜くのだ執念で障害者でも人の役に立つ人間になるのだ今日も執念で温度差発電の発明者への実証試験機製作の助成金申請のサポートを完了した何事も執念で成すのだ