この記事で公開します。
拙い提案書ですが、片手でなんとか作成した提案書です。
まだ概略レベルの提案書で守秘義務もない状況なので公開したいと思います。
ご覧になりたい方は下記のURLからPDFで確認できます。
(片手ダイビングで書いた提案書なので誤字脱字や一部重複したページがありますがご了承を・・)
http://www.7seas-net.com/pdf/smart-city-nara.pdf
この提案書に書かれていることを実現するためには、
地方自治体にそれなりの本気度が必要だと思っています。
これを提案した際にその議員は大変関心を持っていただき、
関係する部門の責任者をすぐ呼んでくれましたが
僕の感触では、自分の部門にかかわる件については関心を持って
でいただいたり、いっしょに持っていいった最新技術の薄膜太陽光パネル
のサンプルには興味深々でしたが、そのあとどうやればこれが実現できるか
という話にまではなりませんでした。
僕はそれが残念でなりません。
スマートシティなんていうものの構築を実現するためにはこの提案書に紹介している技術
以外にも多岐に渡る技術が必要でしかもそれをコーディネートし、実現のためのステップ
や予算を組んで行かなければなりません。
そのためには相当の労力を使って、必要な技術を持っている企業なり、研究者を
探す必要があります。
これは担当者が「本気」にならないとできないことだと思っています。
何が何でも実現させなければならないという危機感は正直感じることができなかった。
少なくとも僕は何が何でもこういった提案書を作りたいという気持ちと、
障害者でも役に立つ仕事ができるんだということを「何が何でも」証明したいという気持ち
だったので、それこそ片っ端から現存する技術を調べ上げ、みつかったら見ず知らずの企業に
対して体当たりでアプローチしてきた。
自分なりに「必死」だったと思う。
そんな「必死さ」がなければ、スマートシティなんて実現しないと思う。
なぜなら、大規模なインフラ整備から始めなければならないからだ。
それは既存のインフラを一旦ぶっ壊すくらいのことが必要になることを意味する。
これには相当の度胸とリーダーシップが必要だと思う。
でも残念ながらそんな気迫のようなものを感じることはできなかった。
「こんなのができたらいいなぁ」というレベルの反応しか感じられなかった。
「できたらいいなあ」ではなく、「これは何が何でもべきだ」というような言葉が欲しかった。
もちろん僕の提案書が完璧ではなこと承知の上だが、方向性だけは絶対に正しいと思っている。
だから必死でこんな提案書を作ったのだから・・
どうも日本全国、政治家や大企業も含めスマートシティを「本気」で取り組もうと
しているようには僕には思えない。
なぜなら大企業にとっては儲かるイメージがないからだろう。
地方自治体や政府にとっては、実現のステップが明確になっていないからではないだろうか
それともう一つは、本当の危機感がないことが原因ではないだろうか。
「脱原発依存」などといいながら、実際にはすぐに原発をなくすことができない
というのが大方の本音であり、つまり「(すぐに)原発はなくならない」とある意味
タカを括っている人がほとんどだからではないだろうか。
もし今日本にある40数基の原発がすべて停止あるいはつぶれてしまったら、
そんな状況にやらなければきっと誰も再生可能エネルギーを利用したスマートシティ構築に
真剣にならないのではないだろうか。
そんなことを僕は感じている。
それでも僕は、この手の提案を各方面に片っ端からしていくつもりだ。
僕が無理だろうと思ってしまったら、本当に無理になってしまう。
どうせこんな身体ではダイナミックな活動は不可能なことは分かっている。
だからこそ、ダメ元で体当たりで、この身体で、できる限り提案活動はしていきたいと思っている。
そしてこれからも僕は自分が出来る限り、隠れた最新技術の発掘をしていき、見つけた企業や
研究者には体当たりでアプローチしていこうと思っている。
投稿者プロフィール

- 代表
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京都の某経営コンサルタントに従事
神戸の中堅IT企業にてWEBシステム構築や各種企業向けシステム構築のプロジェクト・マネージャーとして従事
神戸にてIT起業を起業し、代表取締役に就任
その後リーマンショックの影響で業績が急激に低下しに起因し、
血圧上昇と同時に基礎疾患のモヤモヤ病により脳出血発症し、
左半身不随の障害者となり会社は廃業、自己破産して、一時絶望
2020年まで障害者枠で非正規雇用の契約社員にて様々な企業に従事
2021年に再起をかけ、半身不随の身体でも出来るビジネスと踏んで
プロコーチを目指しコーチングノウハウを修行
2022年に、いつの日か個人事業主や企業経営者のコーチや個人のライフコーチとしてコーチングビジネスをするスタートする為、コーチング認定試験に合格し、認定コーチとなり、左半身不随障害者でも可能なあらゆる事業展開予定。
座右の銘は平凡ですが「ネバーギブアップ」です。