高杉晋作の辞世の句だ。
今48歳の僕、振り返ってこれほど波乱万丈の人生になるとは思いもよらなかった。
43歳で小さいながら会社を起業、
決して適職とはいえない社長業を奮闘し、
45歳のさあこれからというときに、脳出血起こし、半身不随の障害者となってしまった。
おかげでやっと新たな事業の立ち上げ、少し軌道に乗りつつあった会社も破産、
無職、無収入に陥ってしまった。
それからというもの日々中枢性疼痛の痺れと闘い続けた。
半身麻痺の体ではもうこれ以上何も出来ない、役に立たない人間になったと思って自暴自棄になり
僕の人生もこれで終わりかな。などと思っていたけれど
脳の再手術の入院中に思いついた日本の技術を海外向けに紹介するデータベースサイト
入院後に作ったこのサイトから派生して、それがいつのまにか
日本のモノづくり企業の海外の紹介と海外販路開拓を支援するなどという大それた事業目的の
NPO法人を立ち上げるまでになった。
いまだに1分1秒痺れはキツく、辛いけど、
高杉晋作の言う通り、自分の人生を振り返って、
辛い人生だと思えば、辛い人生だ。
面白い人生だと思えば、面白い人生だ。
要は心の持ち方次第でどうにでも考えることができる。
心次第でどんなに辛い人生でも面白い人生だと思えば、面白いと思える。
これからどうなるか分からないけれど、自分が出来ることをただひたすらやるだけだ。
こんなに「辛くて・・でも面白い」人生を歩んでいるのだから、
最期の瞬間には、
決して能力のある人間ではなかったけれど、
精いっぱい頑張った人生だった。面白い人生だったと
0.1秒でも良いから、そんなふうに思って逝きたいものだ
どんなに苦しくても最期の瞬間にそんなふうに思えることが最大の幸せではないだろうか。
いつまでもそんな心で生きていきたい。
辛いと思えば辛くなる。
面白いと思えば、面白くなる。
心次第でどうにでもなる。
「面白きこともなき世を面白く 住みなすものは心なりけり」
やっぱりこの句は大好きだな。。
投稿者プロフィール
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京都の某経営コンサルタントに従事
神戸の中堅IT企業にてWEBシステム構築や各種企業向けシステム構築のプロジェクト・マネージャーとして従事
神戸にてIT起業を起業し、代表取締役に就任
その後リーマンショックの影響で業績が急激に低下しに起因し、
血圧上昇と同時に基礎疾患のモヤモヤ病により脳出血発症し、
左半身不随の障害者となり会社は廃業、自己破産して、一時絶望
2020年まで障害者枠で非正規雇用の契約社員にて様々な企業に従事
2021年に再起をかけ、半身不随の身体でも出来るビジネスと踏んで
プロコーチを目指しコーチングノウハウを修行
2022年に、いつの日か個人事業主や企業経営者のコーチや個人のライフコーチとしてコーチングビジネスをするスタートする為、コーチング認定試験に合格し、認定コーチとなり、左半身不随障害者でも可能なあらゆる事業展開予定。
座右の銘は平凡ですが「ネバーギブアップ」です。