また覚悟を持って事に当たれば、イザというときにうろたえることがなく、
冷静に事を進めることができる。ともいわれる。
しかし「覚悟」とは一体何だろうか
死んでも良いという覚悟?」
失敗してもよいという「覚悟?」
周りに批判されてもよいという「覚悟?」
いろいろ考えられるけれども「覚悟」という意味をはっきりと掴めないでいた。
そして僕は、最近こう持っています。
「覚悟」とは
「最悪の事態に陥っても乗り切れる方策を持つことによる自信」
と考えるようにしました。
経営や政治においても、「最悪の状態を想定して準備し事に当たることが大切」
といわれるが、このことではないかと思うようになっています。
昔、経営コンサルティング会社に勤めていたころ。
経営戦略とは
最悪の状態を陥ることを想定し、その事態を打開できる考えられるありとあらゆる
オプションを用意しておくこと。
と習ったことがある。
「最悪の状態を想定する」ということをネガティブ思考、後ろ向きな考えと批判する
人もときどきいるが、最悪の状態を想定し、万が一そうなってしまったとき対応できる
準備をしておくと、「何が起こっても大丈夫」という気持ちになれ「楽観的になれる」
そこには考えに考えた「工夫」が必要になる。
しかしこれは決してネガティブ思考ではなく、最高のポジティブ思考ではないだろうか。
「工夫して乗り切る準備をしておく」ことが最も気持ちを楽観的にさせ。冷静な判断を
できる状態ではないだろうか。
何の根拠もなく「まあなんとかなるだろう」というのは「脳天気」なだけで「楽観論」でも何でもない。
「まあなんとかなるよ」こんなことを言って「俺は楽観主義者だ」という人に限ってイザというとき、慌てふためき、冷静さを欠き、結果としてまさに「どうにもならない状態」にやってしまうのではないだろうか。
今の政府は、マニフェスト耳に聞こえの良いことばかり並べたてているが、
最悪の事態を想定した危機管理はできているんだろうか。
隣国の北朝鮮による攻撃事件に思う・・
ことわざの「転ばぬ先の杖」とはよく言ったもんだ。
僕自身も、脳出血から2年経過し、出血そのものはもう止まり、安定しているようだが、
もやもや血管が消失しているわけはないので、通常血圧でも再出血のリスクは常にある。
災厄は忘れた頃にやってくる・・「準備」をしておかなければならない
と戒める今日この頃です。
僕自身も阪神大震災の被災者でもあった僕なのに、現在心のどこかで油断していると感じる
投稿者プロフィール
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京都の某経営コンサルタントに従事
神戸の中堅IT企業にてWEBシステム構築や各種企業向けシステム構築のプロジェクト・マネージャーとして従事
神戸にてIT起業を起業し、代表取締役に就任
その後リーマンショックの影響で業績が急激に低下しに起因し、
血圧上昇と同時に基礎疾患のモヤモヤ病により脳出血発症し、
左半身不随の障害者となり会社は廃業、自己破産して、一時絶望
2020年まで障害者枠で非正規雇用の契約社員にて様々な企業に従事
2021年に再起をかけ、半身不随の身体でも出来るビジネスと踏んで
プロコーチを目指しコーチングノウハウを修行
2022年に、いつの日か個人事業主や企業経営者のコーチや個人のライフコーチとしてコーチングビジネスをするスタートする為、コーチング認定試験に合格し、認定コーチとなり、左半身不随障害者でも可能なあらゆる事業展開予定。
座右の銘は平凡ですが「ネバーギブアップ」です。