独り言

相変わらず落ち込むなぁ

左半身麻痺状態になってから約一年半よく「障害受容」などという冷たい言葉聞くが、中途障害の苦しみはそんな生優しいものではない。二度と走れない・・・二度と泳げない・・二度とちょっと重い荷物も持てない・・・サンダルも履けない・・左手でお茶碗も持てない人間としてごく普通の行動ができない・・この苦しみは健常者には絶対に理解できないであろう。例えばラーメン屋に行くとカウンターの上にできたラーメンを置いてくれるでも到底スープ一杯の器は片手では受け取れない。情けない・・こんなことさえできなくなったのか・・日常生活の中で、普通の人間なら何も考えずに当たり前にできることができない。朝起きたとき、麻痺足は硬直している・・必死で立ち上がる。足首が尖足気味になっているので立てない。ゆっくりと痺れを我慢しながら立ち上がる。少し時間を置いて痛みが和らぐと一歩踏み出す。朝から自分の身体との闘いである。24時間こんな具合だから、気持ちの張りというか「負けるもんか」という気持ちを維持し続けなければならない。少しでも気が緩むともうイヤだ・・こんな生き方なら死にたいと言う気持ちがこみ上げてくる。脳卒中の後遺症とは残酷なものだ...
人間について

似非医学にご注意を

「活性酸素」は老化の原因とか癌の原因とか言われているのはご存知でしょう。そしてこの「活性酸素」を除去するためのサプリメントや活性酸素を生み出すストレス解消法などという健康法がまことしやかにメディアを通して伝わっています。そこで活性酸素に関する面白い記事を見つけました。あの船井総合研究所の船井幸雄さんが書かれている一説です。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━活性酸素は0.001秒で消滅するという事実活性酸素とは、通常の酸素にくらべて、化学反応を起こしやすい酸素のことです。生体内で有害な過酸化脂質生成にかかわりますが、そのこと自体は特に問題ではありません。 活性酸素が原因とされる「うその病気」が騒がれ過ぎているために、活性酸素病があたかも存在しているように錯覚されています。それほどまでに、現代の医学、最先端の科学というものは、無力で役に立たないものなのです。              (中略) 医学で病気が治らず、ラチがあかないということで、そこへ出てきたのが活性酸素説でした。また、健康食品を売って儲けようとする人たちが、次から次へと現れ、世はまさに健康食品ブ...
人間の生き方

家族っていいね!

今日、息子が2回目の脳手術を終えて、家内といっしょに退院してきた。約1ヶ月ぶりの親子3人・・いいね家族って晩御飯が美味しい。。ひとりポツンと麻痺した身体で食べる晩飯とは全然違う・・ほんといいね・・家族って・・
人間の生き方

密かに小沢を応援するのは僕だけか・・

小沢さんはすごい。目的のためならどんなに叩かれても頑として動かない。時期が来るまで耐えしのぐ・・良い悪いは別にして政治家はこれくらいでなきゃ今の政治家は歯応えがないこんなこと書いたら猛反発されるかな・・
人間の生き方

睡眠

脳にとって睡眠は重要なものだ。実は脳は睡眠中に最も活発に活動しているそうだ。起きている間に、五感からインプットされた情報を整理し、「自分のもの」にする時間だそうだ。「できるようになる」ために脳細胞が活発に活動し、脳が再配置される時間だそうだ。スポーツをやっていた人なら経験があるだろう。いくらトレーニングしてもできないことがある・そして必死でトレーニングする。いくらトレーニングしてもできない・・するとある朝、突然できるようになっている。そんな経験はないだろうか。前日必死で練習して、その日にはできなかったことが翌朝突然できるようになっている。これは、脳が睡眠中に前日に練習したことを再学習し整理し「自分のもの」にしたのだ。だから「寝る子は育つ」という言葉は医学的は正しい。子供のころに塾などの勉強漬けで睡眠不足ににすることは逆効果なのだ。しかし、今の私には十分な睡眠をとった翌朝はつらい。麻痺足が動かない。ベッドから立ち上がろうとした瞬間、足の筋緊張が急激に強くなるのだ。尖足気味になって、足首が曲がらない。痛い!筋緊張が弱まり、足首が曲がり立てるまでに一時間かかる。半身麻痺になってこの一年半、毎...
人間の生き方

脳卒中の後遺症という病

脳卒中の後遺症の難儀なことは、健常者にはわからないだろうが、朝起きたときから闘いが始まる。いつ終わるとも知れない麻痺との闘いである。東京大学名誉教授 多田富雄さんのエッセイは見事にその苦しさを表現している。。以下は「苦しみが教えてくれたこと」東京大学名誉教授 多田富雄病気など無縁だと思っていた私が、脳梗塞で右半身不随nになってから、まるで病気のデパートのようにいろいろな病気の巣になってしまった。半身麻痺は、体が動かないだけではない。一日中筋肉の緊張が高まって、休んでいても楽ではない。いつも力を入れているようなものだ。それだけではない。私の後遺症には重度の嚥下障害、構音障害が重なっている。物が自由に食えない。水や流動物は飲めない。食事は、私にとって最も苦痛な、危険を伴う儀式である。おかゆは何とか食べられるようになったが、油断すると激しくむせる。ご飯一粒でも気管に入ると肺炎になる危険がある。排除するための咳払いができないのだ。食後は必ず痰と咳に悩まされる。あまり苦しい時には、スポンジのブラシを喉に突っ込んで、強制的に咳を起こさせ、異物を排除する。でないと眠ることさえ出来ない。以前はどうして...
人間の生き方

待つ

ベストを尽くして天命を待つ・・この「待つ」というのが難しい待っている間に何の兆候もないと不安になる。。そして、諦めがちになる、焦る。焦りはいけない。私の障害もそうだ。いつかは、体が、脳が、回復すると信じ続けリハビリを続け待つ。ときどき待ちきれなくなる退院してもう一年半になる、地道にリハビリを続けてきたつもりだ。しかし、回復に兆しさえかんじることができない。ここで諦めてはいけないんだろう。。理性ではそう思うようにしているが、これが難しいもう一生、回復しないのではないだろうかという不安に囚われ始める。そうなると気持ちが前に向かない。気持ちが前に向かないとよい考えも出ない。ビジネスも同じだ。ベストを尽くしたつもりが思うように進んでいるように感じない。焦る・・焦ると余計なことをしてしまう。待つ・・難しいことだな・・民主党の小沢さんに思う。今まで、新進党と立ち上げ、いろいろ動いてきたが、すぐ成果は出なかった。でもヘタに動かず、頑として待つ姿勢を小沢さんには感じる。良いか悪いかは別にして、あの人にについては自身の信念に基づき「待つ」姿勢を感じられる松下幸之助のいった言葉で失敗したところで終わるから...
最新環境技術

日本の省エネ技術の本質

日本の省エネ技術は世界一だと思う。しかしそれは、ハイブリッドエンジンのような画期的な省エネ技術の「発明」がすごいのかというとそうではない。非常に地道な、そして真面目な現場の職人の技の成果です。精密であること・正確であることに妥協が無い日本のエンジニアの職人さんはミクロン単位の精度で加工する技術を持つ「匠の技」である。精巧・且つ正確であること、これが省エネに大きく繋がるのである。精巧でなく不正確な部品を作ったら、、製品にひずみが生じるひずみは、負荷の原因であり、エネルギー損失を生む。例えば、以前私が乗っていたあるアメ車、あるときインパネをはずそうとしてみた。これを一旦はずしたら・・なかなか取り付けられなかった。。なぜかなんと螺子穴が5mm以上ずれているのであるこの状態で無理やり螺子を締めていたのだ。これではこの部分に負荷がかかり続け、経年破損の原因となり、長持ちしない。長持ちしない=買い替え=資源の無駄遣いであるエンジンや駆動系などは特にそうである・精巧で正確であればあるほどエネルギー損失をしない。これこそが、日本の本当の省エネ技術の真価である。精巧且つ正確であることに妥協しないという日...
独り言

今日はヤケに痺れる・・

今日は朝からヤケに左半身が痺れるぜ・・痺れのキツい日は抑うつ状態になり気味・・この中枢性疼痛と言う痺れはなんとかならんもんか・・医学的にはモルヒネも効かないという。。中枢性疼痛でノイローゼになり、自殺する人もいるという。ただなぜか抗うつ剤が稀に効くことがあるという。そこにヒントがあるのではないか・・脳卒中の後遺症と闘い始めてから、感情と脳が連動しているという実感がある。痺れがひどくなると、抑うつ状態にになる。明るいニュースを聞くと痺れが不思議と和らぐ・・心=脳ということを感じる心と脳は分離していない。絶対に同じものだ。これは実感する・・でもこれは脳卒中になってみないとこれはわからないであろう。デカルトの人間の2元論(魂と身は別物と言う考え)以来、多くの人は魂の存在を信じている(霊の存在?)。脳=心で、脳の損傷による痺れや痛みが抗うつ剤で和らぐのなら、そこにヒントはないのか心で病が治癒するというのは本当ではないか。心(脳)が身体細胞に指令を出し治癒させる。。意外と癌治療のヒントになるのかも・・
人間について

命(いのち)

命(いのち)とは・・自由意志命は他の命と「つながり」を持ったときに輝くこれこそ「生きている」ことの証であろう。命が他の命とのつながりを切ったとき、それは死・・命は他の命を食さないと生きていけない。。にもかかわらず命は他の命と「つながり」を持ちたがるそして輝きたがる。これは生命の大きな矛盾だ。。自分の命に命を捧げてくれた生き物たちに感謝。。