人間について

苦しい時ほど真理について考えてしまう

この土曜日曜は 中枢性疼痛のしびれが本当につらかった。中枢性疼痛のしびれといってもどのように表現すればよいか わからないのですが、住友病院神経内科 のホームページ 説明がありましたので、以下に紹介しておきます 街で身体の不自由な方を見かけたら、単に手足が動かないだけでなく、常にひどい痛みや痺れに耐えている可能性もあると考えてあげてください。<中枢性疼痛> 末梢性の痛みに比べて頻度は低いのですが、より苦痛を伴い、難治性で厄介なのが中枢性の痛みです。脳卒中の病変が直接の原因となって痛みをきたすもので、視床出血や視床梗塞による視床痛のほかに、大脳の出血や梗塞による中枢性疼痛、脳幹病変による中枢性疼痛なども知られています。 痛みを感じとるセンサーは体中至る所に張り巡らされています。その信号は末梢の感覚神経のケーブルを通り、脊髄を経由して脳の視床というところで情報処理され、最後に大脳皮質の感覚中枢で痛みとして感じられると考えられています。普通の痛み、すなわち末梢性の痛みは痛みセンサーの刺激で生じますが、中枢性の痛みの場合は、手足の末梢には痛み刺激が加わらないのに、視床や大脳の感覚神経の情報処理の...
人間について

NPO法人無償譲渡交渉成立!

やったー!某大手企業の持つ某NPO法人を無償で提供してもらえることになった!あとは、定款の変更だけだ!今月末にはNPO 法人活動開だ!
独り言

孫子の兵法で病に勝てるか

戦わずして勝つ。これはご存知の有名な孫の兵法です。その根本は[敵を作らないこと」敵を作らないから無敵なのです。この孫子の兵法をもって打ち勝つことができないものか。人にとって病気は敵である。ということはつまり、病気にならないことが最も最良の方法である。とは言っても病気になってしまったら、その病気と戦うしかない。病気と戦わずして勝つ・・病気とうまく付き合っていくことなんだろう。僕の場合、左半身が麻痺している。麻痺してしまった手足と戦っても仕方ない。いくらがんばっても動かないものは動かない。頑張れば頑張るほど体力的にも精神的にもエネルギーを消耗するだけである。この麻痺した身体と一生付き合っていくしかない。だったら、麻痺した体を味方にして、知恵と工夫をしながら生きていくしかない。敵視しても仕方がない。敵はなぜできてしまうのか 敵とは「自分の行く手を阻むもの」と定義するならば、行く方向を変えればよいではないか!そうすれば「阻むもの」であったものが「阻むもの」ではなくなるではないか!その瞬間に敵だった相手が敵にみえなくなるんじゃないのか結局、自分のなかの心の問題ではないかと思ったりもする。それは妙...
人間について

制約条件は解除の対象

僕が印象に残っている言葉の一つに「制約条件は解除の対象である」という言葉がある。これは昔あるコンサルタント会社に勤めていた頃に教わった言葉だ。物事を進めていく行く際に、あるいは事業を成功させる際に、どうしてもそこにいろんな「制約条件」がが立ちはだかる。人は往々にしてこの「制約条件」を理由にあきらめる「私はそんな強い資金がないからできない」「私にはそんな能力がないからできない」「私は性格的にそんなことはできない」「協力してくれることがないからできない」などなど・・・ありとあらゆる「制約条件」並べたて、自分ができないことを相手に対して、あるいは自分自身に対しても正当化しようととする。他人に対してはできないことを許してもらうするために・・自分に対しては自分を納得させるために・・しかしその「制約条件」こそが解除の対象なのだ!その「制約条件」さえ解除すればうまくいくのでしょう!成功するのでしょう!じゃあその「制約条件」を解除することに力を集中しなさいよ。それだけのことでしょう!この言葉は目からうろこが落ちた言葉だった今、この言葉を改めて何度も思い出す。なぜなら、僕は今半身麻痺で肢体不自由という生...
人間について

知恵を使うようになった。

身体に障害を負ってから、肉体機能が失われた分、以前よりも知恵を使うようなったように思う。嘆いていても、仕方ない知恵を使って工夫して生きるしかない僕がアフリカの獣だったら、肉食獣に食われていただろう。その点人間には知恵とか知識というものがあり、これをフル活用することで体が動かなくても社会生活が可能だ。知恵と知識で、社会に役立つことが可能だ。人間は社会に役立っていることで、その対価としての報酬がもらえる。まあ報酬はもらわなくとも、日々の生活のなかで本当に知恵を使うようになったと思う。よく電車の駅で「駆け込み乗車は危険ですからお止めください」というアナウンスを聞くが、そもそも駆け込みなんて、僕にはできなくなった。その分かなり早く駅に行くようになった。こんな簡単なことから仕事上のことまで、変な言い方だが、自分ができなくなったことを如何にして他人にやってもらうか。ということをを考えるようになった。これって皮肉なことに企業経営をしていた時代にいつも考えていた「人を動かす」ということにつながる。有名カーネギーの「人を動かす」という著書にかかって書かれているどうやれば、人は動いてくれるのか。従業員は、...
人間について

「不安」を払拭するのはやはり志とそれを信じる力かな

最近、「不安」がもたげてくる・・ただ最近の「不安」は仕事に対する不安である。今やろうとしていることが本当にうまくいくのか、社会の役に立つことができるのか逆に迷惑をかけることはないだろうか。正しい行動なのだろうかそんな不安である1年前の不安とは大違いである。でも1年前僕は再出血の不安におびえていた。僕の脳出血は難病であるモヤモヤ病を起因とする脳内出血だった。このモヤモヤ病と言うのは、モヤモヤ血管と呼ばれる超極細の新生血管が脳に出来上がるいわゆる血管の奇形である。これは頚動脈から脳に向かう太い血管が閉塞しているため、脳に血流を維持するために生成されるごく細い血管である。脳血管、あまりにも細いために、中年以降(30歳以降)に血管が年齢と共に脆くなってくると破たんして、出血する可能性が高いのだ。一度出血すると再出血のリスクは非常に高い病気である。通常の高血圧等によるくも膜下出血とは違うのである。出血発症してから10年以内に再出血する可能性は極めて高いそしてさらに、再出時はきわめて重篤になるという。「極めて重要」・・つまり植物人間か死が考えられる。さらに厄介、統計上、血圧と再出血の相関性は見られ...
人間について

最後に残ったのは「志」

パンドラの箱で最後に残ったのは「希望」だった。という伝説がありますが、僕にとって最後に残ったのは、いや、新しく生まれたものが「志」でした。脳出血になり倒れてから、生死をさまよったあげく、障害者になってしまい、それまで築き上げてきたたくさんのものを失いました。零細だったけれども大切にしていた自分の会社、一緒に頑張ってくれた社員の子たち、そして零細企業だったけれどもそれなりにその会社を将来大きくしたいという夢、そしてすこしは自慢だった体力(僕の場合水泳能力とか腕力だとか体の機能)その結果、妻に対し、息子に対し、夫らしいこと、父親らしいことができなくなってしまった一時は精神的に絶望状態でした。でも今、僕は健常者の時には持っていなかった「志」と言えるものが持つことができている。不思議なものだ。この「志」のおかげで僕は今生きる意欲を持つことができている。なぜこのような「志」を持つことができたのか自分でもよくわからない。「志」が「残った」のではなく、新しく生まれた。そしてその「志」に向かって少しずつですが前に歩き始めることができています。脳出血という厄災が「志」を生んだのだろうか。人間には本能的に...
独り言

人生最大の岐路

最近ペットブームであるペットの犬たちは食べる不安何もない決まった時間に食事を与えられ、決まった時間に散歩をし、あとは犬小屋で庭で寝そべっている。しかし犬たちは本当にそれで。喜んでいるんだだろうか。身の危険にさらされながら果てしない原野を駆けめぐっていることの方が、本当は幸せものではないだろうか。人間も、いっさい何の不安もなく危険もなければ、したがって気苦労することもなく、努力する必要もないそんな境遇に憧れるものである。しかしそんな状況で、果たして力強い生きがいが。生まれるのであろうか。次々に困難に直面し、右にしようか左にしようか不安な岐路に立ってこそ、自分の持っているあらゆる力を注ぎ、命をかけて切り抜けて行く。そういう生き方にこそ充実した張りのある人生があるのではないだろうか。私は最近思う私は毎日「真剣勝負」で生きているだろうか。「真剣勝負」とはまさに切れ味鋭い真剣で勝負するということだ。一つでもミスをすれば。相手に斬られ、命落とす。それが「真剣勝負」というものだ。もう一歩も下がることができないそういう状況下においてこそ人間は最大の力を発揮し、本当の知恵が湧いてくるのではないか。私も脳...
最新環境技術

ノーベル化学賞万歳 日本はまだまだこれからだ!

今年もまた、技術分野でノーベル賞受賞者が日本人から二人も出た!これぞ技術立国日本のお家芸だ!日本人の知恵と工夫はまだまだ健在だ!地道にこつこつと知恵と工夫を重ねていく。これこそが技術に対する日本人の精神だと思う。こういうニュースを聞くと勇気が湧いてくる。自分が今やろうとしていることが間違いではないという確信を持つことができたニュースだった。大学の教授でなくとも、日本のエンジニアリング中小企業のには、ノーベル賞に匹敵するような素晴らしい加工技術や、工夫した技術を持っている企業が、きっとたくさんあるに違いない。それを僕は世界に向けて発信していく、そしてそのことが少しでも日本の産業振興の役に立ってくれれば、僕もまだ「役に立つ人間」でいられる。さあ、来週はいよいよ東京へ行く。僕のやろうとしていることをアピールする行脚の旅だ。脳出血で倒れて以来、2年ぶりの東京だこの体できちんとアポイントの相手を回ることができるかどうか、不安いっぱいだが、まあやるしかない。移動スピードは極端に遅いが、何とかなるだろう。ただ、東京のこの人混みが不安だ。人にぶつかって転倒するのが・・・失敗を恐れていても仕方がない。ゆ...
最新環境技術

あらゆる企業に必要な環境技術

現在、少なくも先進国といわれる国々では、企業は環境保全に積極的に取り組むべきであるという流れが、既にできあがっているし、それは義務であり責任である。法律などの規制が厳しくなると企業の競争力が落ちるという発想は、言い換えればその企業の無能さを社会にさらけ出しているのと同じことなのである。 法律の規制をクリアできるかどうかは、企業が抱える技術力、人的資産のバロメータでもある。そしてその企業の社会的な責任に対する意識のバロメータでもある。 その典型的な産業が自動車産業である。世界的規模で業界の再編成、企業の合従連衡が劇的に展開されている。環境に対応できる自動車の開発を可能にしなければ、次の時代を生き残るのは難しいという認識が自動車メーカーにはある。まさにサバイバルである。その中核に環境技術がある。 そうはいっても、我が社は直接、環境と関係しないという企業もあるだろう。しかしそれは誤りである。およそ環境分野に無関係な企業など、あり得ない。今、脚光を浴びているハイブリッドカーや、太陽光発電や、LED電球だけが環境技術ではない。精度の高い加工技術で歪みやエネルギー損失を減少させることも環境技術だ。...