人間について

Co2悪者扱いと脱炭素社会という言葉の違和感

何かといえば、CO2排出するものはいけない CO2削減!こんな言葉がテレビなどのメディアを通して耳に入ってくる。世はまさにCo2こそ天下の大悪人であるという風潮だ。しかしちょっと待てよ・・先日ノーベル化学賞を受賞した鈴木章・北海道大学名誉教授の下記のコメントが元々化学屋だった僕の心にひっかかった。「科学や技術の進歩がなければ人類の将来はない。石油はまだ枯渇しないが、有限であることに変わりはない。化石燃料に変わるエネルギーとして原子力が注目されているが、最終的には炭酸ガス(二酸化炭素)だ。炭素は物質の骨格となる元素でもある。近い将来にはかなり難しいが、炭酸ガスを炭素の資源にまで戻すことを考えねばならない」これを聞いた瞬間「そうだ、炭素は物質の骨格となる元素でもあり、更にCo2は生命の根源ではないか。」と思った。小学生のときに習った「植物の光合成」を考えてみればわかる。光合成とは下記のような物質の変化を起こす。         光         ↓二酸化炭素 + 水 → 植物の成長 + 酸素植物は日光が当たると二酸化炭素を取り込んで葉緑体の中でデンプンを作り、生物はそれを使って生きている...
独り言

Wikileaksは「つながり 」を切ってしまう

昨夜、NHKでWikileaksの特集をしていました。こんなウエブサイトがあるんだと驚きましたが、僕は非常に問題を感じました。ウィキペディアよりWikileaks(ウィキリークス)について--------------------------------Wikileaks(ウィキリークス)は、匿名による政府や、企業、宗教に関わる機密情報を公開するウェブサイトである。投稿者の匿名性を維持し、機密情報から投稿者が特定されないようにする努力がなされている。2006年12月に準備が開始され、それから一年以内に120万を超える機密文書をデータベースに収集した。Wikileaksの運営には、MediaWikiに変更を加えたソフトウェアを用いているそうです---------------------------------先日は アメリカのアフガニスタン攻撃に関する40万点に及ぶ軍事機密文書が公開されたそうで、アメリカ政府は現地のアメリカ人を危機にさらす危険なウェブサイトだと、極めて警戒しているそうです。Wikileaksの運営者であるジュリアン・アサジン氏(41歳)によると、現在のメディアは国家権力の...
独り言

モヤモヤ病の遺伝子が発見された!

モヤモヤ病の遺伝子が東北大学で発見されたそうだ。<モヤモヤ病>発症遺伝子を発見 東北大大学院研究グループ喜んで良いのか、複雑な気持ちだ。僕は既にモヤモヤ病で脳出血を起こしてしまっている。そして後遺症に苦しんでいる。今更遺伝子が発見されたからといって・・・既に息子にも遺伝してしまっている。。息子にはつらい脳血管バイパス手術もさせた。遺伝子が発見されたからといってどうなるのだ。複雑な気持ちだ。今回の脳出血によって多くのものを失ったが、健常者では得ることができない多くのものをいることができたと感じている。今はもうそんなに不幸だとは思っていない。ただ唯一、息子のこれ以上のモヤモヤ血管増加とウィルス動脈輪の閉塞の進行が、遺伝子の発見によって食い止められる方法は見つかるのであれば、嬉しいが・・将来息子が中年(30歳くらい)以降になったときに僕と同じような目には合わせたくない。そして、孫への遺伝を食い止める方法が好きに使って欲しいものだ。
起業・ビジネス

日本の町工場の技術力にとって本当は円高は驚異ではない

富士通がとうとう海外からの部品調達を止めた。なぜか。それは部品の制度の問題である。メイド・イン・ジャパンに勝る精度の部品はないからである。もうコストではない。「価値」が重要なのである。「価値」とは品質である。いくらコストが安くても「価値」のない製品は必要ないのである。極端な話、いくらコストが安くとも中国製の毒入餃子は誰も買わないのである。まして、今の「価値」現在の通貨で評価されている。以前の記事にも書きましたが、現在の通貨は、本来の通貨に役割を果たすことができていない。貨幣経済は崩壊に近い状態である。資本主義経済が始まって以来、これほど通貨に対する信用がなくなったことは無いのではないだろうか「価値」を評価するのはもう通貨にはできないと感じる。「価値」を評価するのは人間である。これほどまでに通貨に対する信用をなくさせてしまったのは、マネーゲームにいそしんで金融機関(リーマンブラザーズの筆頭に先進諸国の銀行)の責任である。日本の銀行にも大きな責任がある。彼ら自身、日本の中小企業の技術力の「価値(新規性・将来性)」を評価する能力するがないのであるだから本当に優秀な技術を持つ中小企業に対して、...
人間について

人間の感覚のすごさとそれをフル活用できる日本人

人間の感覚のすごさとそれをフル活用できる日本人今日は週に1回のリハビリテーションだった。そこで僕はこんなことを言った「左の麻痺足と右の健常足を比較すると不思議なんですよね」「階段をのぼるとき健常の右足は階段の段差(通常約15センチ)をきっちりと把握して、目で見てもいないのに階段の距離をきちん測定しているかのように階段に触れることもなく、きちんと一段ずつ足が登っていくんですよね。それに比べて左足は目で見ていないと次の段に足が置ける高さまで持ち上がっているか増どうかが分からないのですがね。だから階段をのぼるときはいつも左足を見てみながらでないと階段を登ることができないんですよ」多分、健常者の皆さんであれば考えたこともないでしょうが、階段をのぼるときに階段を目で見ずにかけ登ったりかけ降りたりできるのはすごいことなんです。考えてみたらすごいと思いませんか?足に目がついているわけでもなくセンサーが付いているわけでもないのですよ。そうしたら、理学療法さんがこんな話をしてくれました。「人間の感覚というものはすごいもので、数段階段を登ると足は、その段差の高さと距離感を把握してしまうんですよ。昔の日本人...
エコロジー

日本人こそ日本の職人技を大切にすべき(和包丁)

以下の動画は私がまだ元気な頃、自分会社セブンシーズネットで和包丁を世界へ販売するために自分で撮影し、日本の和包丁がどのような製造工程で作られているのかを世界へ知ってもらうためにYoutubeにアップした動画です。堺の和包丁の鋼付け工程堺の和包丁の型断ち工程種子島の包丁の工程(種子島の包丁は日本の包丁作りの起源なのです。古くは平安時代源頼朝に追われ島流しにされた平清盛の孫行盛の子が京から、各種職人たちも呼び入れたことから刃物職人が種子島その技を伝承したのです。さらに種子島は砂鉄の宝庫であったということも鉄加工の技術を発展させた一因だったと言われています) 鋼の本包丁1本2万円弱である。もちろん高いものは20万近くするものもあります。1本を作るのに職人さんが述べ24時間ち近くかけて動画のような工程で汗水たらして作り込んでいくのである。それがたったの2万円弱である。僕はこれを見たときこれだけの労力をかけて作った包丁にしては安すぎると思った。こんな値段で販売するのは職人さんに失礼だと感じました。今の主婦は、いやファミレスなどの厨房の料理をする人(あえて「料理人」とは言いません)はほとんどステン...
独り言

2年ぶりの東京  東京タワー ありがとう わが人生

感慨深い・・今、東京のホテルからノートPCでブログを書いている脳出血で倒れてから初めての東京だ。まさかもう一度と東京に仕事来ることができるとは思っていなかった。しかもひとりで・・・今宿泊しているホテルの部屋から東京タワーが綺麗に見える。。思わず写真をと撮ってしまった。(一眼レフじゃないからうまく取れなかった・・)二度と来ることはない。と思っていた。一生在宅だと覚悟していた。東京タワーを見ているだけで熱いものがこみ上げてきた。お久しぶりまた会えたね。二度と会えると思っていなかったけど・・ありがとう・・わが人生