これは執念なのかも知れない
人の役に立つ人間でありつづけたい。人から介助を受けやければ生きていけない、施しを受けなければ生きていけないそんな役煮立たずな人間にだけはなりたくない。それはもう執念に近かった。なぜなら2年半前のあのとき、僕はもう何の役にも立たない人間になってしまったと感じた、父親としても夫としても何の役にも立たない人間になってしまった・・と感じたあの辛さを二度と味わいたくない。自分が役に立たない人間と感じることがこれほど辛いことだとは思わなかった。これは味ったことのない人には分かるまい。だから、少しでも役に立つ人間でありたい。もう二度とあの心の辛さを味わいたくない。生きていて、生きているにも関わらず、そして人とのつながりを持つことができているにも関わらず、人の役に立たない人間であるということ、そう感じてしまうということそのことの辛さは計り知れない、少なくともそれは僕にとって生き地獄だ。生きている意味がないに等しいほど辛く苦しく、悲しいことだ。だから、そんな辛さから脱出するため、ただそれだけのために人の役に立つ人間でありたい。そんな僕の気持ちを満足させるためだけに立ち上げた環境技術データベースサイトであ...